結婚式の招待状が届いたら？返信ハガキの書き方やマナーを紹介【専門家監修】

仲の良い知人から届いた、結婚式の招待状。返信の仕方にも、マナーがあるのをご存知ですか？大人として、新郎新婦に失礼な印象を与えることなく、スマートに返信したいですよね。返信ハガキの基本的な書き方や欠席する場合のマナーについて紹介します。

ウエディング

目次Contents

1 結婚式の招待状には、どんなことが書かれている？
2 結婚式の招待状返信の書き方
3 結婚式の招待状の返信マナー
4 WEB招待状
5 最後に

結婚式の招待状には、どんなことが書かれている？

仲の良い知人から届いた、結婚式の招待状。招待されてうれしく思う一方で、返信のマナーが気になる人もいるかもしれませんね。本記事では、招待状を提出する時期の目安や、大人として失敗しない様に基本的な返信ハガキのマナーなどを紹介していきます。

「結婚式の招待状」とは、新郎新婦から送られてくる結婚式の出席を伺うハガキのこと。書かれている内容は、結婚式当日の会場場所や時間の詳細や出席確認だけでなく、アレルギー有無の項目や、メッセージ欄などもあります。

結婚式の招待状返信の書き方

まず、返信ハガキに記入する場合は、黒のボールペンや、万年筆で記入するのが基本的なマナーです。鉛筆やシャープペンシル、消せるボールペンは失礼にあたるので控えましょう。

書き方

返信ハガキの裏面には、結婚式の出席や名前、住所、アレルギー項目、メッセージを書くスペースがあります。それぞれ、「御住所」「御芳名」と書かれていますが、自分に向けられた敬称である「御」「芳」を二重線で消して下さい。二重線は、出来るだけ定規を使いましょう。

宛先の名前の下には、「行」「宛」と書かれている場合がほとんどです。こちらも二重線で消して、「様」と書き直します。

出席の場合は、前に「喜んで」、後に「させて頂きます」と書き足すと丁寧な印象を与えます。

アレルギー情報は明確に

返信ハガキには、アレルギーを記入する欄がある場合がほとんどです。空欄のままでもほとんど問題はありませんが、人によっては確認が入るケースもあるので、二重の手間を相手にかけないためにも「特にありません。ご確認ありがとうございます。」などと一言添えると親切な印象を与えます。

アレルギーがある人は、「この食材はOKだけど、こちらはNG」など、何のアレルギーなのかを細かく記してくださいね。

妊娠中や授乳中の人、また車を運転する必要がある人やアルコールが苦手な人は「アルコール類は控えさせて頂きます」と伝えておくと、当日の確認の手間が省けるので良いでしょう。

友人の場合は、イラストで装飾するのもあり

結婚式招待状の返信ハガキにシールやイラストで装飾する「返信ハガキアート」をする人が、ここ最近増えています。友人や職場の仲の良い同僚など、親しい相手宛であれば、デコレーションしてみるのはいかがでしょう？

イラストを描く場合は、お祝いにふさわしいデザインで。相手の好きなキャラクターや、映画などをモチーフにしたイラストなども素敵ですね。

なお、稀に返信ハガキの宛先が、新郎新婦のどちらかの親になってる場合があります。その場合は、親御さんが確認をする可能性が高いので、派手な装飾は控えた方が無難です。

結婚式の招待状の返信マナー

続いて、返信ハガキの提出のタイミングや、結婚式を欠席する場合について紹介します。

いつまでに返信ハガキを出すべきか？

返信ハガキの締め切り日は記載されている場合がほとんどですが、理想は招待状が届いてから「2～3日」以内に返事をするのがベターです。なぜなら、新郎新婦は返信ハガキを受け取ってから披露宴の席次を決めたり、料理や引き出物の注文数を決定していくから。そうしたことを考慮すると、出来るだけ早く提出した方が親切ですよね。

もちろん、締め切り日に間に合えばいいのですが、あまりにもギリギリだと相手に気を揉ませてしまうことも…。時には、締め切り日を過ぎてから返信する方もいらっしゃいますが、新郎新婦にとっては気持ちの良いものではないので、そうしたことはないようにしましょう。