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「ツンデレ」の意味とは?
まずは、「ツンデレ」の意味について確認してみましょう。
つん‐でれ
女性の性格や行動の傾向の一つ。普段はつんつんと無愛想な女性が、特定の男性と二人きりになると、でれっと甘えてくるさま。または、普段は無愛想な女性が、時折甘えた行動をとるさま。アニメなどのキャラクターの性格設定として多く用いられる。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
「ツンデレ」とは、もともとは漫画やアニメの登場人物についていう言葉。ツンツンしている女性が恋人だけには甘えたり、無愛想な女性がときおり甘えた行動をするさまをあらわすそうです。
ですが近年では、現実の男性・女性のふるまいを指していうことも多くなりました。
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【100人に聞いた】あなたの周りに「ツンデレ男子」はいますか?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人にまわりに「ツンデレ男子」はいる? と質問したところ、はい… 15.1%・いいえ… 84.9%との結果になりました。
今回のアンケートでは「いいえ」と回答した女性が8割以上。実際に自分の身の回りに「ツンデレ男子」がいる女性は少数派のようです。ですが、どこでどんな出会いがあるかはわかりません。これからの新たな出会いに備えて「ツンデレ男子」の情報を増やしておきましょう。
【行動編】「ツンデレ男子」の特徴とは
では、実際に「ツンデレ男子」にどのような特徴があるのか確認していきましょう。まずは、行動編です。相手のことをよく知らなくても行動を見ていれば分かることもあるかもしれませんね。
◆ギャップがある
男性のギャップに胸キュンする女性も多いはず。普段はツンツンしていても、たまにみせるデレデレの優しさがクセになってしまうことが。
「LINEでは絵文字などもなく割と塩対応なのに会うと人懐っこい」(20代・千葉県)
「人前ではそっけなく知らない人のようにふるまうが、ふたりきりになると親しく話しかけてくる。間柄を周りに知られたくないタイプ」(30代・東京都)
「無愛想なのに気遣いのバランスが大きい」(30代・東京都)
「普段は当たりの強めなクール男子なのに、ふたりきりの時は姫と呼んできたりするところ」(30代・新潟県)
「人前ではからかってきたり冷たい感じだが、ふたりになると甘える」(20代・大阪府)
◆感情を出さない
「ツンデレ男子」は人前であまり感情を出さないことも特徴のひとつです。そのため、周囲からは「少し感じが悪い」「愛想のない人」と思われることもあるかもしれません。冷たいわけではなく、感情を出さないだけだと気づいてもらえるのに時間がかかりそう。
「思ったことなどをあまり表に出さない」(30代・埼玉県)
「感情を隠している」(30代・茨城県)
◆口下手
シャイで照れ屋が故に、口下手でコミュニケーションが難しいと感じることも。慣れるまでは言葉数が少ないかもしれませんので、人見知りが溶けるまで見守ってあげるのが優しさかも。
「上手く言語化できない。シャイ」(30代・愛知県)
「言葉のアプローチが苦手」(30代・新潟県)
【性格編】「ツンデレ男子」の特徴とは
つづいては、性格編です。「ツンデレ男子」を見抜くことを難しいと感じる女性も。相手の気持ちを確認する前に「もしかしたら自分には脈がないかも…」と思い込まないように、性格の特徴を知っておくと便利でしょう。
◆強がり
「ツンデレ男子」は一匹狼的な立ち位置の人が多いので、ついプライドが高くなりがちなことも。人には見せない裏の顔を知ったときにはギャップに驚いてしまうかも。
「いつも偉そうだったり強がったりしてるけれど、弱ったときや甘えたいときに甘えてくる」(30代・鹿児島県)
「シャイでつよがり」(30代・富山県)
◆優しい
はじめは冷たい印象が強くても、一緒に過ごす時間が増えると優しいと感じることが増えてくるでしょう。ポイントは、いつもみんなに優しいわけではなく、いざというときにその優しさが発揮されるところ。周りをよく見ているので、気配り上手なのも魅力のひとつ。
「ぶっきらぼうだけど優しい」(30代・大阪府)
「普段は興味ないと言っているが差し入れをしてくれる」(30代・静岡県)
◆恥ずかしがり
わざと冷たくあしらってしまったり、興味がないような反応をしてしまうのも「ツンデレ男子」の性格です。恥ずかしがり屋なので、上手く反応することが苦手なのでしょう。
「思ったことが言えない」(20代・愛媛県)
「恥ずかしがり屋」(30代・山口県)
「ツンデレ男子」と上手に付き合う方法は?
「ツンデレ男子」の特徴が分かったところで、「ツンデレ男子」と上手に付き合うための5つの方法をピックアップしてみました。その魅力を十分に理解して、円満交際するためのポイントを確認してみましょう。
◆気にしすぎない
「ツンデレ男子」にとって、少し冷たい言動をしてしまうのは日常茶飯事。毎回そのひとつひとつを気にしていたら、一緒にいることが楽しいと思えなくなってしまいます。あまり深く考えないことがベストなのです。
「あまり気にしすぎない」(30代・静岡県)
「ツンツンしていてもそれが彼の個性だと思ってあまり気にせず受け入れてみると案外デレてくれたりする」(30代・新潟県)
「ツンの部分で自分が凹まないようにする」(30代・福岡県)
「ツンのときに腹が立つと思うので可愛くないなと思いつつ口に出さないようにする。口に出すと喧嘩になるから」(30代・滋賀県)
「ツンとしていても嫌われていると不安にならないこと」(20代・大阪府)
「ツンのときの言動を真に受けすぎない、ツンで返さない」(30代・岡山県)
◆自分が大人になる
自分の方が落ち着いていて大人である、と自分自身に言い聞かせましょう。向こうの態度に流されて一喜一憂せず、どっしり構える気持ちの余裕を兼ね揃えていると◎!
「自分が手のひらで転がす」(20代・広島県)
「親のような対応をする」(20代・長野県)
「面白い人と思って見守ること」(30代・静岡県)
「素直になれない性分だろうから野良猫を餌付けしているくらいの感覚でいる」(30代・神奈川県)
「自分の心を広く持つこと。ツンデレだと心に余裕がないときに腹が立ってしまいそうだから」(30代・兵庫県)
◆相手のことを知る
相手の性格を理解して、その言動の裏にはどのような思いが込められているのかを察することを意識してみるのもGOOD! 気持ちの寄り添い合いが、ふたりの気持ちを強く結びつけるのです。
「本心を見極める」(20代・東京都)
「相手の気持ちを考える」(20代・山口県)
「相手の気持ちを察すること。ツンデレは素直になったりそうじゃないときがある」(30代・兵庫県)
「相手の性格を理解する」(30代・大阪府)
「相手の裏を読み取る力が必要」(30代・千葉県)
◆コミュニケーションを大切にする
「なんでこんなに素っ気ない反応なのだろう」と不安な気持ちになったときは、今の自分の気持ちをしっかり伝えることが大切です。相手も「そう思わせてしまったのか」と反省したり、次から言葉選びをしっかりしてくれるようになるかもしれません。
「気持ちを言葉で伝える」(20代・北海道)
「質問をよくする」(30代・埼玉県)
「よくコミュニケーションをとる」(30代・大阪府)
「素直に感謝や嬉しい気持ちを伝える」(30代・東京都)
「困ったことはふたりだけのときにそれとなく伝えた方が何とかなりやすい」(30代・東京都)
◆距離感を大切にする
いくら信頼関係が築き上げられているとはいえ、相手と適度な距離感を保つことは必須。「親しき中にも礼儀あり」という言葉もあるように、必要最低限のマナーを守りましょう。
「しつこくせず程よい距離感を保つ」(20代・京都府)
「適度な距離感」(30代・静岡県)
「適度に距離を取ること」(30代・熊本県)
「少しでも気持ちを伝えてもらえるように、あえて追いすぎないことだと思う」(20代・埼玉県)
最後に
「ツンデレ男子」はツンのクールな一面とデレの甘えん坊なギャップが魅力のひとつ。ツンの部分が多すぎると、「私には興味がないのかな」と不安になってしまうかもしれませんが、あまり真に受けてはいけません。デレの部分がしっかり確認できれば、そこで愛情を感じることができるので、「ツンデレ」は相手の個性だと思って大きな心で受け止めてあげましょう。まずは、多くコミュニケーションを取ることからはじめて、相手の本質を見極めてみるのが一番です。
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