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【100人に聞いた】「結婚の挨拶」をした経験がある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
結婚の挨拶をした経験のアンケートでは、40.3%の方が「はい」、59.7%の方が「いいえ」と回答。
全体の4割の方が結婚の挨拶をしたと回答しましたが、ご家族とのお付き合いの仕方はカップルによって異なります。そのため、改めてきちんとした挨拶をすることはなかったというケースもあるかもしれません。また、実家が遠方になると、なかなか時間を確保することが難しいことも。
まずは、その中でも、実際に結婚の挨拶をした方から伺った手土産について紹介します。
「結婚の挨拶」の際の手土産は何を選んだ?
お菓子
お菓子を手土産として持って行った、という回答が多く寄せられました。個包装になっているものも多く、かつ焼き菓子なら比較的日持ちもするので、手軽な手土産のひとつと言えそう。
「GODIVAのチョコ」(30代・長野県)
「TOKYOチューリップローズ」(30代・東京都)
「バウムクーヘン」(20代・富山県)
「六花亭のマルセイバターサンド」(20代・茨城県)
「銀座のデパ地下で、人気のお煎餅を持参しました。美味しくて賞味期限が長く、一口サイズで食べやすい大きさだったのが決め手でした」(30代・岐阜県)
「とらやの羊羹のセット」(30代・千葉県)
「萩の月」(30代・宮城県)
「八つ橋」(30代・東京都)
地元の食べ物
パートナーと出身地が異なる方は、出身地の名菓などを持って行ったという意見もありました。出身地のものを持参することで、話題のきっかけにもできそうですよね。
「地元で美味しいと評判の洋菓子を持っていった」(30代・神奈川県)
「地元のお菓子」(20代・福岡県)
「地元の銘菓」(30代・神奈川県)
お酒
ご両親やご家族が苦手でなければ、お酒もおすすめの手土産。焼酎や日本酒、ワインなど種類が様々あるので、ご家族の好みをリサーチして選ぶとなお喜ばれるかもしれません。
「私の地元の名産品のお酒」(30代・東京都)
「お酒」(30代・神奈川県)
「ワイン」(20代・千葉県)
「結婚の挨拶」の際の手土産を選ぶポイントは?
万人受けするもの
定番で誰がもらっても喜ばれるものを選ぶという回答が多く寄せられました。どのようなものでももらったら気持ちとして嬉しいかもしれませんが、無難な手土産なら失敗することも少なそう。
「好き嫌いがあまりなく見栄えがいい」(20代・兵庫県)
「誰がもらっても嬉しい無難なものを選ぶ」(20代・大阪府)
「事前に当たり障りのないスイーツをネットで検索しておく」(30代・千葉県)
「誰でも食べれそうな焼き菓子」(30代・愛知県)
「定番や王道」(30代・神奈川県)
「伝統的でハズレのないお菓子などの消え物」(30代・千葉県)
出身地のもの
地元の名産品などを手土産にするのもおすすめ。贈る側も馴染みがあるものは説明がしやすく、話題のひとつとして地元の紹介にも繋がります。
「実家で有名なお菓子」(30代・滋賀県)
「出身地のお土産」(20代・大阪府)
「地元のお菓子など通常買えないもの」(30代・埼玉県)
「地元の美味しいもの」(20代・大阪府)
「地元の名産品」(30代・東京都)
好みのもの
苦手なものだったら贈って困らせてしまうことも。パートナーから聞いてもらうのもいいですし、好き嫌いやアレルギーの有無を事前に伺っておきましょう。
「ご両親が好むもの」(30代・新潟県)
「相手が好きなものであるかどうか、場にふさわしいものであるかどうか」(30代・東京都)
「先に好きそうなものをリサーチしておく」(30代・愛知県)
「アレルギーのないもの」(30代・神奈川県)
高すぎず安すぎないもの
結婚の挨拶という大切な場面なので、チープな印象になりすぎず、かつご家族に気を使わせない価格帯を選ぶことも大切。手土産には贈り物らしい価格帯のものを選びましょう。
「安すぎるものは選ばない」(20代・兵庫県)
「上等なもの」(30代・茨城県)
「値段が高過ぎず、低すぎもしない価格帯で、両親が好きなもの」(30代・広島県)
「高すぎないもの」(20代・埼玉県)
見栄えの良いもの
結婚の挨拶で持って行く手土産なので、それなりの見栄えの良さや上品さを意識して選ぶことも大切です。
「見栄えがいいもの」(30代・大阪府)
「見栄えの良さと味」(20代・富山県)
「特別感があるもの」(20代・広島県)
おすすめできるもの
食べ物で確実に美味しいことがわかっているものなら、自信をもって勧められますよね。自分自身が勧めることができるものという観点も意見のひとつとして挙げられました。
「自分がおいしいと思えるもの」(30代・長野県)
「自分がもらって嬉しいものをあげる」(30代・東京都)
「好きなものを持ってく」(30代・鹿児島県)
有名なもの
有名なブランドのものは、贈り物として定番の人気があるものが多くあります。品もありつつ見栄えがいいものが多いので、失敗しにくい手土産と言えそう。
「ある程度有名な物を選ぶ」(30代・福岡県)
「有名ブランドの手土産を持っていく」(30代・京都府)
「流行っているおしゃれな物」(30代・東京都)
日持ちするもの
生菓子などは数日間しか持ちませんが、焼き菓子やお酒なら日持ちに余裕があるので、相手のご家族も消費するのにあまり困らないはず。
「賞味期限」(30代・石川県)
「日持ちすること」(20代・兵庫県)
「賞味期限が長く、食べやすいもの」(30代・岐阜県)
手軽なもの
たとえばホールのケーキなどは切る作業が必要になってきます。その点、個包装なら手軽に食べられるので、手間が少なく簡単に食べられることがメリット。
「手軽なもの」(20代・埼玉県)
「個包装で食べやすい。日持ちする。両親以外の人も食べれるもの」(30代・大阪府)
【番外編】「結婚の挨拶」の手土産失敗談も…
東京出身の彼と、新幹線に乗って私(彼女)の実家のある広島へ結婚の挨拶へ行くことに。
実家に到着し「これ、ほんの気持ちですが……」と彼が両親に差し出した手土産がまさかの広島銘菓である「もみじ饅頭」。
実は挨拶へ向かう当日、朝寝坊をしてしまった彼は広島駅で手土産を購入。東京から挨拶に来たというのに、手土産が地元の名菓……。
「お気遣いありがとう!」と言いつつも戸惑っている母と、無言の父。
彼を問い詰めたら「朝寝坊して東京でお土産買う時間なくて、広島に着いてから買い物した。Aちゃんが前に買ってきてくれておいしかったから、もみじ饅頭にした!」とのこと。
結婚の挨拶へ行くというのに当日に寝坊することや、天然と言えそうな手土産のセレクトなど、第三者からすると笑える話ともいえますが、ご両親によっては心配に感じてしまうこともあるかもしれません。
当日に寝坊をしないことはもちろん、手土産でなにを持っていくかなどの計画や準備をふたりでしておくことも大切です。
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最後に
結婚の挨拶は大切なイベントのひとつです。そんなときの手土産は喜んでもらいたいですし、失敗したくないもの。
贈り物は気持ちといっても、手土産としてふさわしくないものは印象が悪くなってしまうことがあるかもしれません。
今回のアンケート結果にあったように、事前にご家族の好みやアレルギーの有無などを確認しておき、どのようなものが適切かを検討するなど2人で協力して準備をしっかりしておきましょう。
TOP画像/(c)Adobe Stock