結婚してはいけない男図鑑 #67「さしすせそ言葉」しか使わない男
結婚すると“ダメ夫”になるタイプの男性を、メンタル心理カウンセラーの並木まきが紹介! 今回お届けする「結婚してはいけない男」はこちら!
分類:お調子者目(もく)薄っペラペラ科
男子を喜ばせるのに有効だとされている「さしすせそ言葉」。諸説あるものの、基本は「さすが!」「知らなかった」「すごい」「センスがある」「そうですね」を使っておけば、男子を喜ばせることができるという恋愛セオリーです。ちなみにこの「元祖さしすせそ」は、営業トークとしても有効だと言われているために、最近ではモテ狙いの男性が女性に対して使う機会も増えているんですって〜…。
というわけで、今回はこの「さしすせそ男」が主役です。先日、まさに筆者がこのパターンの“さしすせそ君”からの鬼LINEに遭いまして、これがもう中身のない薄っぺらい会話すぎて本気で疲れました。この“さしすせそ君”はバツ2で婚活中とのことで、筆者は婚活相談を受けていたのですが「このLINEのクセを直さないと厳しいかもね…」と優しさ溢れるアドバイスをした次第です。
この彼はもしかすると“恋愛マニュアル君”なのかもしれないけれど、基本に忠実な“さしすせそ”のLINEだけを連打してくるから、本当に会話がつまらない。それでいて本人いわく「僕、コミュニケーション上手って言われるんですよね〜!」とアピールしていたので、なんだかなぁ… と脱力するしかありませんでした…。
こういう人に悪い人はいないと思う(いや、思いたいだけかも)のですが、とにかく退屈。そして薄っぺらい。そして不必要にマニュアルこだわる。こんな男性を夫に選べば、退屈で薄っぺらい結婚生活が待っているのは間違いありません。なんだかとっても切ないですよね。
夫婦になるなら本音でトークし合える人が一番ですよ。マニュアル通りの「さしすせそ」だけ使って「僕ってコミュニケーション上手♡」と浮かれてしまうような男性は、申し訳ないけれど自己評価とは真逆の“コミュニケーション下手”と言っていいでしょう。
やたら「さしすせそ言葉」ばかり使って心のこもっていないコミュニケーションを好む男性は、土壇場になると自分では何も考えずにマニュアルにだけ頼り、妻に丸投げする姿も目に浮かびます。良くも悪くも、きちんと自分の頭で考えた言葉を発する男性を選んだほうが、地に足のついた結婚生活を送れるのは間違いありません…!
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次回も、女性たちの心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ダメ男ならぬ“ダメ夫”になる可能性が高いタイプの男性を分類します。お楽しみに!
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。