身の回りによく足を組む人はいませんか? 隣に座った異性が足を組んで座るのを見て、妙に気になってしまったという経験がある人もいるかもしれません。足の動きは時に顔の表情以上に、人の心理がよくあらわれているもの。足の仕草を見れば、気になる相手の本心が見えるかもしれませんよ。この記事では、足の組み方にどんな心理が隠されているのか見ていきましょう。
足を組む人の心理とは?
足を組むという行為には、さまざまな心理が隠されています。恋愛感情が含まれていることもあれば、ネガティブな気持ちから足を組んでいることも…。身の回りの人が、どのパターンに当てはまるのかチェックしてみましょう。
1:リラックスしている
足を組んでいる人は、相手に対して安心感を持っていることが考えられます。友人や家族など心を許した相手の前では、くつろいだ姿勢で会話をすることが多いもの。足を組んだり、頬杖をついたりしながら話をするのは、それだけ距離が近い関係性ということができます。反対に、目上の人と話す時や仕事などのかしこまった場面では、足を組む人は少ないはず。足を組んで話すのは、それだけ相手に心を許しているサインかもしれません。
2:足を組むのが癖になっている
ただ単に、足を組むのが癖になっているパターンもあります。相手への好意やシチュエーションは関係なく、無意識に足を組んでいることが多いでしょう。本人にとって座る時に足を組むのが当たり前になっているので、特別な意味はありません。足を組んで座る行為に安心感を抱いているのかもしれませんね。
3:脚を強調して魅力をアピールしている
中には、気になる異性の前であえて足を組む人も。足はセクシーさや力強さを表す部位でもあります。恋愛面で、気になる異性をドキッとさせたいという心理から、足を組んでアピールしている可能性も。足に手を置いたり、脚のラインが強調されるような服装をして、足に視線を向けさせようとしているのかもしれません。
4:相手を拒絶している
足を組む行為には、相手への拒絶感が隠されていることもあります。なぜなら、足を組むと足を揃えるよりも足が前に出るため、その分相手との間に距離が作れるからです。また、足をキュッと組んで動かないのは、相手に心を開きたくないという気持ちがあらわれていることも。相手に対して緊張していたり、萎縮しているなど、その場に居心地の悪さを感じている時にも見られる仕草です。
足を組む男女の特徴
日常生活で足を組む人はよく見られますが、男女による違いはあるのでしょうか? ここでは、足を組む男女によく見られる特徴を見ていきましょう。
足を組む男性の特徴
男性は、自分を大きく見せたい時に足を組む傾向があります。例えば、相手に恋愛感情を抱いている場合や交渉の場面では、強くてたくましい自分を見せたいために、足を組むことが多いです。特に恋愛面で、男性が足を組みながら饒舌になっているのは、相手に好意がある可能性が高いでしょう。より自分を魅力的に見せたいという気持ちが、足を組む仕草にあらわれているのです。
足を組む女性の特徴
足を組む女性には、様々なパターンが考えられます。一つ目は、自分の魅力をアピールしていることです。髪をかきあげたり、相手の目をじっと見つめるなど、好きな人をドキッとさせる恋愛テクニックの一つとして、足を組んでいることが考えられます。隣の席に座った時に、女性らしさをアピールするためにさりげなく脚に手を置くことも。足を組む仕草がサマになる人は、セクシーな印象がありますね。
また、緊張しやすく警戒心が強い女性も足を組むことがあります。この場合、相手に対して苦手意識を持っており、早くその場から離れたいと感じているのでしょう。肩に力が入っていたり、相手と距離をとりたがっている様子が見られたら、こちらのパターンである可能性が高いです。
足の動きや仕草にあらわれる心理
足を組む以外に、足の動きや仕草にも様々な心理が隠されています。足の仕草が表す心理を知っておけば、相手の気持ちが想像しやすくなるはず。日常生活でよく見られる仕草をピックアップしたので、チェックしてみましょう。
1:しょっちゅう足を組み替える
足を何度も組み替える行為は、気持ちがそわそわとして、落ち着きがない時にすることが多いです。何かしら不安なことがあったり、退屈で気が散っていると、足を組み替える回数が増えることも。この場から逃げたいという気持ちが、足元の仕草にあらわれているようです。
2:貧乏ゆすりをする
食事の時や会話をしている時に、相手が貧乏ゆすりをしていると気になりますよね。貧乏ゆすりをするのは、ストレスやイライラを感じている時にすることが多いもの。問題を解決するために考え事をしている時や気持ちが焦っている時などにしてしまいがちです。心にあまり余裕がない状態であるとも言えるでしょう。無意識に貧乏ゆすりをして、周囲に不快感を与えないように注意しましょう。
3:相手につま先を向ける
相手につま先を向けるのは、好意のサイン。好意を持っている相手には、無意識のうちに体の向きやつま先を向ける傾向があるとされています。相手のことがもっと知りたい、仲良くなりたいと思っていると、ついつい距離が近くなるものです。反対に、相手がつま先や体をこちらに向けていない場合は、警戒心を持っている可能性も。もし、相手がこちらを向いていれば、少なくとも自分に関心を抱いていると捉えていいでしょう。
最後に
この記事では、足を組む男女の心理や特徴などを見ていきました。足を組む仕草には、自分の魅力をアピールしたいという気持ちがあらわれているケースもあれば、逆に相手を警戒しているケースも見られます。相手の本心を知りたい、と思った時には、表情だけでなく足の動きにも注目してみてくださいね。
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