サウナラバーが好きなイメージの「水風呂」だけど実際どうなの?
サウナ好きが利用しているイメージが多い「水風呂」。せっかく温まった身体を冷やすのってどうなの? と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、バスリエ株式会社が実施した「水風呂に関する」調査結果によると、実は水風呂は上手に活用することで身体に嬉しいコトが多いよう。水風呂利用者が水風呂を利用する目的って? 実際に利用した際に感じる効果は? など今回は水風呂未経験者の方もついつい始めたくなってしまうしれない「水風呂」についてご紹介していきます。
■「水風呂」が苦手な理由はやはり「冷たさ」
まず、普段「水風呂には入らない」という人はどうして入らないのかについて見ていきましょう。「水風呂に入らない理由は?」の質問に対し、圧倒的に多いのが“冷たい”の50%。やはり「水風呂」に慣れていない場合や初めて入る場合などは冷たくてわざわざ入りたくないと思う人も多そう。
続いて多かったのが、“身体に負担がかかる”の30%。確かにサウナ後や温泉後に水風呂といった流れは急激な温度差があるためちょっと身体的にツライな、という人もいるかもしれません。
■しかし水風呂経験者は9割もいる!?
全体で見ると9割以上もの人が水風呂に入った経験があるという結果に。前の質問からでも「水風呂は冷たくて苦手…」という人も多いようですが、1度は水風呂を経験していることがあるよう。
男女別に見ると男性が96%、女性は84%で男性のほうがやや水風呂経験率が高いという結果に。
「水風呂」好きが期待する効果は「美容効果」も?
想像以上に水風呂の経験者は多いことがわかりましたが、水風呂好きな人は一体どのような理由で水風呂に入っているのでしょうか? 一緒にみていきましょう。
■水風呂に入る目的は「疲労回復」が1位に。美容効果目的の女性も
水風呂に入る理由としては全体・男女別ともに疲労回復・リラックスが1位・2位という結果に。美容効果としては男女で差が大きく、男性はたったの3%でしたが、女性は18%と美容目的として入る人も。
水風呂には自律神経を整える効果があるとのことで、睡眠の質改善にも繋がるみたいですが、その点はあまり知られていないのか、睡眠の質改善を目的として入るひとは全体でも3%と、非常に少ない結果に。
■実際に感じる効果は「リラックス」「疲労回復」
実際に感じた効果はリラックス・疲労回復と続き、多くの人が主に目的としている効果はしっかりと得られているということがわかりました。
「水風呂」に入るにはやっぱりサウナ? 家でも同じような効果を得られないの?
調査結果から「リラックス」や「疲労回復」の効果が期待できる「水風呂」。やはり水風呂に入るとしたらサウナなのでしょうか? また「水風呂」の嬉しい効果を、家でも簡単にできる方法はあるのか? についても見ていきましょう。
■「水風呂」はどこで入る?
水風呂に入る場所・場面としては、サウナがトップで40%。やはりサウナとセットで入るという人が多いようですね。ただサウナに続く銭湯・温浴施設も34%ということでサウナとそれほど開きがありません。ちなみに、家で水風呂を溜める、または家で水シャワーを浴びる、というひとも合わせて16%いて、一部の人は家で水風呂を行っているということがわかりました。
■自宅で「温冷交代浴」を実践している人はほぼいない
ちなみに、「水風呂」と同じような効果を期待できる「温冷交代浴」を自宅で実践しているかについては、圧倒的にしていないという人が多く、全体ではしている人は13%、男女別に見て男性17%・女性約10%で男性の方が若干高いという結果に。やはり浴槽が2つあるというご自宅はそうそうないので難しいと思われがちですが、お湯を溜めた浴槽+冷たいシャワーを使いことで無理のない範囲で実践することができるようです。
自宅でできる「温冷交代浴」のやり方
水風呂に慣れていないけど、今回の調査結果をみて「疲労回復につながるなら入ってみたいな」「でもサウナで始めるのは少しハードルは高いし」という方には自宅でもできる「温冷交代浴」から始めてみるのもの良いかもしれません。
本調査主体の「バスリエ株式会社」が運営する「お風呂レシピ。」にて、自宅でできる温冷交代浴の方法が紹介されていたのご紹介します。特別に用意しなくてはいけないものもないため、これなら簡単に始めることができそうです。
「自宅でできる温冷交代浴の方法」の詳細はこちら
いかがでしたか? 「サウナ好きのためのもの」というイメージの「水風呂」も経験者の話を聞くと疲労回復効果やリラックス効果、さらには美容効果までたくさんの嬉しい効果もあることがわかりました。サウナに行くには少しハードルが高いという方は、ぜひ自宅で簡単にできる「温冷交代浴」から♡
アンケートの詳細はこちら
【調査概要】
調査期間:2021年10月~2022年9月
調査主体:バスリエ株式会社
調査手法:インターネット
調査エリア:全国
調査対象者:水風呂に関心の高い男女200名
有効回答数:200名