“肉食女子×肉食男子”こんな2人が出会ったら?
30歳、アラサーのリコさん(仮名)は、超肉食OL! 大人な恋愛を楽しみながら婚活を進めているというリコさんが出会ったのは“肉食男子”。
同じタイプの肉食同士が出会ったらどうなるのか? 実体験を交えて聞いてみましょう!
肉食の恋愛模様をお届け!
「好きなものは男と酒♡ 婚活に励むアラサーのリコです。
今日は、以前知り合いのアートイベントで出会った5歳下の肉食男子・レンくん(仮名)との恋愛模様をちょこっと教えちゃいます! 筋骨隆々で私好みのレンくん。どストライクの獲物は逃しませんよ♡」
肉食に重要なのはアイコンタクト!
「まず、相手が肉食かどうかを見極めるポイントは、目! 目の前を通る前から通り過ぎるまで、じっとアイコンタクトを送ってきたら、肉食確定です♡
私が出会ったレンくんは、すれ違いざまに私をじっと見てアイコンタクトを送ってきましたよ。肉食の私も負けじとマスク越しにスマイルを送ったら、さすが! すぐにこちらに来て挨拶をしてくれました」
肉食の誘い方はストレート!
「アイコンタクトで意思疎通が取れたら、早速誘いに入るスピーディな肉食。肉食男子の誘い方は積極的だけど単純。デートにこぎつける自信があるから、相手の好みを聞いて、初対面でも遠慮なしに誘ってくるパターンが圧倒的!
レンくんも同じで“アート”という共通の趣味をネタに、『どんなアーティストが好き?』『最近どんな展示に行った?』などと積極的に好みを聞き出してきました。
ここで“デートに誘わせるのが得意”な肉食女子として『○○が好き』『○○に行ってみたいな〜』と“デートに誘われやすいワード”を連発すると、狙い通り『それならこの展示が面白そうなんだよね。ここの美術館はレストランも最高だから今度の週末一緒に行こうよ!』とさらっとディナー付きのプランで誘ってきました」
肉食はデートまでに相手を探る!
「約束をしたとしても、デート当日までぼーっとする時間はないわよ! さりげなくレンくんの好みを聞きながら、こちらの好みもアピール。
食やお酒の好みなど基本的な話題はもちろん、私がいつも使う手は、好きな女性の見た目やタイプをさりげなく聞き出すこと。そうすると、デート当日の服装やメイクに迷うことはないし、間違いもないでしょ♪」
肉食は話題も行動ももたつかない!
「肉食男子はデート当日もスマートにこなしてくれるのが魅力。知識が豊富で自信があるから話題が尽きることはないし、話の膨らませ方もとっても上手。レストランでのジェントル行動は当たり前。私は食の好みをデート前にさりげなくアピールしていたのもあり、万事が順調。
事前に『お酒好き』と話をしていたからか、帰り道にはさらっとバーに誘ってくれたレンくん。肉食男子は、おしゃれで女の子が喜びそうな店をいっぱい知っていて、エスコートも文句無し」
即日ベッドインはアリかナシか?
「ただ肉食男子のお決まりは、ムードたっぷりのバーに行った後、ホテルに誘うコース。肉食女子の中にはその流れでベッドインする人もいるかもしれないけれど、私は相手に本気であればあるほどそれはナシ!
ベッドに入った瞬間に男性は女性を自分の所有物と勘違いしちゃうことがあるから、ワンナイトで関係が終了なんてこともあり得るから。そうなると、それまでは頻繁にあった連絡が急激に減って、また彼の心を取り戻すのは難しいもの。
私の場合は、ちょっぴり大胆なボディタッチ…、例えば、腕掴みやタクシー内での肩もたれ、別れ際のハグまではOKにしても、ベッドインは先延ばし♡ とはいえ焦らしすぎはNG! 彼に『私はあなたに本気よ』という心が伝わるくらいには行動して、いよいよ彼に告白をしてもらってからベッドインが自分なりのセオリー」
告白は“させる”のが肉食女子流?
「ベッドインが待てなければ自分から告白をしてもいいけれど、私は相手に告白をさせるのが得意♡
初対面の時点で相手が私に魅力を感じているのは事実。さりげなく『告白はきちんとされたい派』『付き合った人としかベッドインしたくない』という明確なボーダーラインを伝えて、真摯に向き合ってもらいましょう。こういう話をすると大体男性からは『大胆さと真面目さのギャップがいい』と魅力を感じてもらえて、ますます虜にすることができますよ♪」
肉食は引き際も潔い!
「誘い方に迷いのない肉食。終わり方もスッキリと潔いのが特徴です。
2度目のデートでレンくんに告白をしてもらってカップルとなった私たち。似たもの同士が故にぶつかることも多かったけれど、付き合いは順調でした。
でも交際半年が経った頃に私が30代に突入したことで、それまでゆるゆるとしていた婚活を本格化することに。私より5歳下のレンくんにそれとなく結婚願望を聞くと『結婚願望は全然ない! するとしても40代とか? 何で?』と言われちゃいました(笑)。そこで私は婚活の件を彼に伝え、2人で話し合った結果、“どちらかにいい人現れたら別れる”という条件で関係を続けることに。
その後すぐに私に結婚相手候補があらわれて、そこでレンくんとは別れました。私は別れのきっかけとなった男性とは結果的に結婚はしなかったけれど、レンくんは今ではアート仲間として友人関係が続いています。別れ際も揉めることなくスマートに、『俺に結婚願望がないからごめん!』『じゃあ婚活頑張るね!』とすぐ次に向かえるのは、恋愛に積極的な肉食だからこそだったのかも?」
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪