大手企業はチェリーボーイがいっぱい!?
2022年6月に公表された、内閣府『男女共同参画白書』に“20代男性の4割がデート経験なし”と言う結果が。大きな話題を呼びましたね。
と言っても、いつの時代も一定数男女交際の経験がない若者はいます。実は高学歴でエリートと言われる男性の中にも存在しているみたい。女性には不自由していなそうなイメージの彼らですが、ある理由からチェリーボーイのまま社会人になる人も。
今日は新婚ほやほやだと言うアラサーOLユリさんから、その真相を探ってきました!
アラサー最後の歳に見事ゴールイン(ユリさん・仮名)34歳
「私は恋愛に関しては肉食系で、学生時代にはさまざまな恋愛経験をし、26歳までに結婚することを目標にしていました。ですが、結婚を考えた彼と25歳で破局。こうなったらキャリアをしっかり積んでいこうと思い大手企業に転職。
転職後に不思議に思ったのですが、社内での男女の交流が圧倒的に少ないんです。以前の職場は小規模でしたが外資系だったのもあり、社内ナンパなんて日常茶飯事! 頻繁にデートに誘われることも多く、それが当たり前だと感じていました。
一方転職先の日本企業は、大っぴらに食事の誘いをされないどころか、仕事の話以外で男性は喋りかけてこない! もうびっくりですよ。
キャリアアップが目的でしたが、やっぱりあわよくばパートナーも見つけたいじゃないですか。そこで、大手であるうちの会社に勤める男性について色々調べてみました。
職場内の既婚者の多くが20代で結婚。学生時代からの恋人、または同期入社で交際を始めた既婚者がほとんど。特に“結婚してこそ一人前”という風潮が日本企業にはまだまだ根付いているのか、出世のためにも結婚を急ぐ傾向があるように感じます。
一方、独身者たちは先の『男女共同参画白書』ではないですが… 彼女なしという人が多いようでした。高学歴やエリートともなれば、人の何倍も勉強をしなければなりませんよね。だから恋愛に割く時間が彼らにはなかったのかも?
それっぽい男子社員に直接聞いたのですが、学業に打ち込むことで、結果として就職前の20代前半まで交際経験がないまま青春を送ってきたと言ってました。やっぱり!
独身者=彼女なしの可能性が高いという考えに行きついた私は、自分から食事デートに誘ってみることに。年上年下関係なしに気になる男性社員さんに声を掛け、7人くらいとデートをしました。社内ではハイエナ女ってあだ名を付けられましたけど(笑)。
その中でワインに詳しい社員くんがいました。外資系に勤めていた私は、イタリアやフランスの方と食事に行くうちにワインの魅力にどっぷり。彼ともすぐに意気投合しました。
デートの終わり頃、次の約束の話をしようとしない消極的な彼。思い切って私から『付き合わない?』と聞いてみました。すると驚いた顔の彼は…、
『まだ女の子と交際したことがないんですけど、僕でもいいですか?』だって。なんか可愛くないですか? 顔はいたって普通だし、レディーファーストでもないけれど、お互いの持つ雰囲気が合ってると感じました。割と重要な食の趣味も合いそうだし。
付き合い始めたとき私は30歳で、彼は4つ年下の26歳。で、このたび結婚しちゃいました! 私はギリギリアラサー婚。
もちろん大きな会社には、チャラチャラした男子社員もいると思いますが、私の経験上、チェリーボーイ率は高めの感触。今では消極的な後輩女子社員をバンバン夫の同期とくっ付けようと楽しんでいます」
大会社になればなるほど社員数が多くなるので、必然的に男女交際未経験の比率が上がるというのもあるのかもしれません。しかしユリさんの調査内容を聞くと納得する部分も。結婚相手は絶対高学歴で大手企業! という婚活女子は自ら大手企業に就職するのが近道かもしれませんね!
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪