“marry into the purple”ってどんな意味?
“marry into”は、「結婚して家族の一員になる(嫁ぐ)」という意味。
つまり“marry into the purple”は、直訳すると紫と結婚するということになってしまいますが…… もちろんそれでは意味が通じませんね。
ではどのような意味になるでしょうか?
“purple”(紫色)のイメージを考えてみるとわかるかもしれません!
前回の記事はこちら>>「I’m a couch potato.」の意味は? 私はソファのじゃがいも…!?
正解は?
日本でも紫というと「高貴な」イメージをもつことが多いように、“purple”には、高貴な、位が高いというような意味合いが。
そのため、“marry into the purple”で「玉の輿に乗る」という意味に!
ということで今回は、“marry”にまつわる英語表現をお届けしたいと思います。
まず、「~と結婚する」という表現。たとえば「彼と結婚した」という場合、「I married with him.」としてしまいそいそうですが、これは文法的には誤り。
他動詞としての“marry”は「marry+人」という形で「~と結婚する」という意味で使われます。つまり正しくは、「I married him.」となるのです。
次のような、「結婚する」にまつわる代表的な言い回しも覚えておきましょう!
◆「~は結婚する」
例:「We got married.」(私たちは結婚した)
◆「~は結婚している」
例:「She is married to him.」(彼女は彼と結婚している)
その他にも、“marry”を使った便利な表現をいくつかピックアップ。
・恋愛結婚する:“marry for love”
・早婚である:“marry young”
・晩婚である:“marry late”
“marry”を使った、こんなことわざもあるんですよ!
「Marry in haste, and repent at leisure.」
これは、「慌てて結婚、ゆっくり後悔」つまり、「慌てて結婚すると、後で悔いることになりますよ」という意味ですね。
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。