お笑い芸人・渡辺直美さん「“楽しい”が勝つ30代。失敗しても、その先の新しい自分に出会いたい」 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 先輩インタビュー
  4. お笑い芸人・渡辺直美さん「“楽しい”が勝つ30代。失敗しても、その先の新しい自分に出会いたい」

WORK

2022.09.20

お笑い芸人・渡辺直美さん「“楽しい”が勝つ30代。失敗しても、その先の新しい自分に出会いたい」

Oggi創刊30周年を記念して、30代を中心としたニューオピニオンリーダーに「これからの30年、どう生きていきたいか」をインタビュー! お笑い芸人、ミュージシャン、アスリート、起業家などのみなさんから、7人7様のメッセージとエールが届きました。今回は、世界で活躍するお笑い芸人・渡辺直美さん。

挑戦するのは怖い! けれど、“楽しい”が勝ってくるのが30代。

30代はまだまだペーペー。今しかできないことをしたい

20代前半にブレイクし、今年10月で35歳を迎える渡辺直美さん。20代との違いを心底実感しているそう。

「先輩たちに年齢を重ねると健康の話が増えると言われたんですけど、まさに今それ(笑)。

白髪がチラホラ、肌もたるんで、体の不調も出てきて…。どの漢方がいいとか健康の話題ばっかり。20代はオールしても元気だったのに、今は4日は引きずる(笑)。

でも人生100年と考えると30代はまだまだペーペー。

すごく疲れるけど、仕事面でも40代はもっと責任が増えるだろうから、30代は思いきり自分のために生きたいですね。

昨年N.Y.に拠点を移しましたが、日本もアメリカも30代はバリバリ仕事をする時期。

以前は仕事相手は年上の方ばかりだったけど、今は同年代と一緒に仕事できるようになってうれしい!

また、20代は無我夢中で突っ走っていたのが、多少は余裕が出てきたのかな? 若い世代を伸ばしてあげたいと思うようになりました。

TikToKを見ていて『何これ?』とわからないこともあるけど、私が10~20代のころ失敗しても先輩たちが見守ってくれたように、否定せず、自由に発信してほしい、と思うように。大人になりましたね(笑)」

人は人、自分は自分。自分を受け入れられれば、気持ちが楽になる

海外生活を始めてから自分を好きになる大切さも知ったという渡辺さん。

「海外の人ってみんな自分が大好きなんですよ。人は人、自分は自分だから、他人をリスペクトできるのかも。

日本人は“自分が好き=わがまま”と思いがち。でも自分を受け入れられれば、気持ちがもっと楽になるんじゃないかなあ」

失敗してもいいから、その先に待っている新しい自分に出会いたい

失敗するのは怖いけど挑戦しないと何も変わらない

お笑い芸人・渡辺直美さん

Oggi読者からは「失敗したくないから挑戦しない」という声も寄せられました。

「めっちゃわかる! 実は私も、石橋をめちゃくちゃ叩くタイプ(笑)。26歳でN.Y.に留学したときも本当に怖かったです。

でも歳を重ねて気づいたことは、挑戦しないと、何も変わらないまま時間が過ぎてもっと大きな壁にぶつかるってこと。

成功しようが失敗しようが得るものがある、自分で自分の心を切り拓いてやっていくしかない、って。そうするうち、楽しさのほうが勝るようになってきた。

だから昨年実行したN.Y.移住も、正直どうなるかわからなかったし、一旦は収入ゼロになるけど、考えすぎるとしんどくなるから『ワクワクするって思ったから勢いで挑戦するぞ!』って決断できた。

“怖いけど楽しい”から、いろいろな挑戦ができるようになったのが30代なんだと思います。

でも、何ごとも突然挑戦するわけではないですよ。

N.Y.に活動拠点を移すことも数年かけて計画しましたし、移住の2年前から綿密に準備を重ねました。

私は挑戦している途中で『違うな』ってなったら、進むスピードを緩めたり、遠回りしたり、作戦をどんどん変えちゃうタイプ。

はたから見たら『最初言ってたことと違う』ってなるかもだけど、それでも私にとってゴールは一緒だからいいじゃん、って。だからみんなも、自分の直感を信じてどんどん挑戦してみてほしい!」

SNSはハッピーに。そのためにも、周りの声を気にしすぎない

渡辺さんの強さの源は? SNSではいつも元気そうだけれど…。

「私でも落ち込むことはありますよ。でも、ネガティブな発信は私にとってエンタメじゃない。

作品をどれだけ多くの人に見てもらうかが私には大事だから、SNSはできるだけハッピーに。

私、周りから『海外移住なんて、度胸あるね』とか言われると、『私ヤバいことしているの?』って急に不安になっちゃうんですよ。だから、何か言われてもできる限り『へ~』と聞き流す。

話を聞かないわけではなく、いい言葉、面白い視点は受け入れつつ、『これはいらん』ってなったら排除。

人は人、自分は自分。究極、家族でなければどうでもいい。周りの声を気にしすぎなければ落ち込むこともないのでおすすめです(笑)」

死ぬまでエンタメをやって、30年後も遊びまくっていたい

30年後の夢は?

「みんなが楽しめるエンタメを死ぬまでやりたい。プライベートでは30年後も遊びまくっていたいですよね~。

ヒップホップが流れているようなイケイケ老人ホームをつくって(笑)。

みなさんには、仕事、恋愛、美容、人間関係なんでもいいので、今の自分にお金や時間を投資してほしい。

私も未来の自分が楽しく生きるために、今に投資しています!」

●服・小物/すべてスタイリスト私物

2022年Oggi10月号「私たちの未来予想図2022」より
撮影/為広麻里 ヘア&メイク/根本亜沙美 スタイリスト/相澤 樹(ラッキースター) 取材・文/金子由佳 構成/スタッフ・オン
再構成/Oggi.jp編集部

渡辺直美(わたなべ・なおみ)

1987年生まれ。吉本興業所属。2008年ビヨンセのモノマネで大ブレイク。その後、CMや舞台、雑誌のモデルなど活動の場を広げる。’21年4月、N.Y.に移住、現在に至る。今年9月からは、初主演を務めるミュージカル「ヘアスプレー」が上演予定。

▶︎あわせて読みたい

Today’s Access Ranking

ランキング

2024.11.22

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。