1:「あなたは他人でしょう?」
「夫の実家に3年ぶりに帰省。ぶっちゃけ私は行きたくなかったのですが、義母が孫に会いたいというので仕方なく行きました。
ちょうど実家の建て直しをする時期にかかっているとのことで、帰省中にはその話題がよく出ました。ところが義母がまだ3歳の娘に『リビングはどうしたい〜?』などと質問してきたので、私が代わりに意見を言ったら『あなたはこの家には他人でしょう?』と平然と言ってきたんです! こんな言い方、普通しませんよね?
娘は義母の血が通った“孫”だけれど、“嫁”である私は他人だという義母の価値観が垣間見えて、やっぱりこの義母のことが苦手だな… と痛感する夏休みでした」(33歳・女性/メーカー)
2:「先に帰れば?」
「今年は数年ぶりの帰省となったので、義母は息子や孫に会えるのが嬉しくて仕方なかったみたい。でも基本的にテレワークをしている夫に対し、私は出勤が必要な仕事をしていることから、帰省の日程は2泊が限界だったんです。
翌日に東京に帰るとなった夜、寂しがる義母に対して、夫がぽろっと『俺はテレワークだからここでも仕事できるんだけどね』と口にしてしまったら、義母が大喜び。『あなただけ先に帰れば?』と、私に満面の笑みで告げてきました。結局、有頂天になっている義母に夫も強く言えず、私だけが先に帰京することに…。
ものすごく気分の悪い帰り道でした」(32歳・女性/飲食関係)
3:「みなさんで嫁をきちんと教育してくださいね〜」
「夫の実家に帰省し、迎え盆をしていたときのことです。夫のご先祖様が帰ってきたということで、義母がその場でいきなり『出来損ないの嫁を、みなさんできちんと教育してくださいね〜』とご先祖様に向かって呟いていたんです。
私はもともと義実家との折り合いが悪くて帰省もできるだけしたくないと思っていたのですが、義母がご先祖様にかこつけてチクリと嫌味を言ってきたのをみて、本当に性格悪いなと思いました。そんな義母を見ている夫も親戚も、誰も何も言わないことにもウンザリ」(31歳・女性/PR)
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せっかくの帰省なのに、とんでもないフレーズを浴びせられてしまったら、夏休みの思い出もサイアク! こんな義母が身近にいたら、帰省したくなくなっても仕方ありません!
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。