結婚相手はどうやって見極めた? 1,013人に調査!
結婚相手とは、人生の苦楽を共に分かち合うパートナー。楽しいときだけでなく、辛いときも、お互いを支え合える関係でいたいですよね。
しかし、最初は良いと思ったのに結婚してみたら上手くいかなかった… なんてことも少なくありません。そうならないためには、相手が本当に自身の結婚相手として適しているのかを見極めることが大切です。
では、世の既婚者たちはどのようにして現在の相手との結婚を決めたのでしょう。また、交際期間中に将来について不安を感じることはなかったのでしょうか?
そこで今回は、結婚相談所を運営する株式会社MIYUKIが全国の既婚男女を対象に実施した『結婚相手の見極め方』アンケート結果から、紐解いてみます。
パートナーとの出会いは「職場」が最も多い!
まず最初に、結婚相手とどのように知り合ったのか質問したところ、『同じ職場』や『友達の紹介』と回答した方が多くみられました。
職場が同じだと相手と接する機会が多く、お互いの内面まで知りやすいといった理由で恋愛に発展することが多いのでしょう。また、気心が知れた友人など身近な存在からの紹介ならば安心できると思うのかもしれません。
3人に1人はタイプではなかった人と結婚している!?
結婚相手と知り合った際の第一印象はどうだったのか聞いたところ、最も多い回答は『それなりに好みだった』でしたが、約3割の方は第一印象は好みではなかったと答えています。
そこで、好みではなかったと回答した方に、具体的にどんな印象だったかを聞いてみました。
◆好みではなかった相手の第一印象は?
・顔は悪くないが、控えめな性格であまり喋らないな… と思った(30代・女性/会社員)
・引越しの手伝いに来てくれた人だなあというだけ(40代・女性/パート・アルバイト)
・飲み会で初めて知りましたが、特に気になったことはなかったです(40代・男性/会社員)
第一印象は大切ですが、それだけではないことが分かります。
7割の人が過去の交際相手と結婚相手のタイプが違った!
先ほどの質問で、3人に1人が結婚相手の第一印象はタイプではなかったと回答しましたが、恋人に選ぶ人と結婚相手に選ぶ人は違うという話もよく聞きます。実際はどうだったのか聞いてみました。
「結婚相手は過去に交際していた方と比べてタイプは違いましたか?」と質問したところ、『まったく違った(33.1%)』『やや違った(44.3%)』『大体同じであった(19.7%)』『まったく同じであった(2.9%)』という結果に。7割以上の人が、過去に交際していたタイプと違ったようです。
どのように違っていたのか、具体的に聞いてみました。
◆過去の交際相手と結婚相手、どう違う?
・同い年の人としか交際していなかったが、年上で頼り甲斐がある人と結婚した(20代・女性/パート・アルバイト)
・それまでは男らしく強気で明るい人が多かったが、結婚相手は優しくて繊細で頭の良いタイプだった(30代・女性/専業主婦)
・過去に付き合っていた人は全員個性的だったが、結婚相手は普通すぎるくらい特徴のない人だった(40代・女性/自営業・自由業)
などの回答が寄せられました。
交際中に感じる不安1位は「価値観が同じか」
ここからは交際中のことについて聞いていきました。
まず交際することになったきっかけを聞いたところ、『お互いが好意を持ったから』と回答した方が最も多く、次いで『相手に交際を申し込まれたから』『いつの間にか交際していた』と続きました。
半数以上の人が、お互いに好意を持ち交際をはじめたようです。
続いて「交際が順調に進むかどうか、不安はありましたか?」と質問したところ、『ある程度あった』と答えた人が最も多い結果となりました。具体的にどのような不安だったのでしょうか?
◆具体的にどのような不安がありましたか?
「価値観が同じか(51.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『性格が合うか(44.8%)』『お互いを理解し合えるか(31.2%)』『相手と結婚できるか(28.6%)』『金銭感覚が合うか(27.1%)』『相手の短所を受け入れられるか(23.5%)』『経済力があるか(20.4%)』『本当の気持ちを言い合えるか(20.2%)』『食の好みが合うか(16.8%)』『家事育児への考え方が合っているか(12.5%)』と続きました。
◆結婚に対する不安が解消されたエピソードを紹介!
・小さな喧嘩をきっかけに何度も話し合いをして、次第に価値観を合わせていった(20代・女性/公務員)
・何回かデートをして喋っていくうちに、考え方とかお互いに理解できたから(50代・女性/専業主婦)
・少し歳が離れていたが、意外と話が合ったので不安が少なくなっていった(50代・男性/自営業・自由業)
大切な相手だからこそ、よく話し合い、お互いを尊重することで順調に関係が進んでいくようですね。
既婚者は語る!「結婚するなら外見よりも中身」
最後に、結婚相手を選ぶときは外見よりも中身の方を重要視するべきか聞いてみたところ、『とてもそう思う』『ある程度そう思う』という回答が多く寄せられました。
9割近くの人が、結婚するなら外見よりも中身で判断した方が良いと考えているんですね。
【まとめ】結婚において最初の印象や過去のタイプは関係ない!
“恋愛”と“結婚”は異なるという考えで、相手に求めるものも違ってくるという人が多いようです。
また、7割以上の人が、過去に交際していた相手と結婚した相手のタイプは異なると回答したことから、結婚には第一印象は大きな影響を及ぼさないことや、過去のタイプもあまり関係がないということがわかりました。
第一印象はタイプではなくても、交際していく中でしっかりと相手の中身を知って結婚相手に適しているかどうかを見極めることが大切なんですね。
* * *
いかがでしたか? 周りに既婚者が増えてくると、自分も早く結婚したい! と焦る気持ちが出てきてしまいがちですが、結婚相手は人生を共にするパートナー。価値観や性格が合わないと、いつか苦しくなって結婚生活が上手くいかない… なんてことになりかねません!
中身の相性をしっかりと確かめながら、ゆっくりと関係を進めていくことが大切なようです。
しかし、「身近なところで出会いがない」「婚活や結婚に対して不安が大きい」という人も多いはず。そんなときは、結婚相談所を頼るのもアリ! きっと全力であなたを応援してくれますよ。
【調査概要】
調査期間:2022年6月23日(木)~2022年6月24日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,013人
調査対象:全国の既婚男女
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
TOP画像/(c)Shutterstock.com