1:「自分のお給料じゃ買えないでしょ?」
「年下彼と結婚を前提で交際していたのですが、彼ママと3人で食事に行ったときに彼ママのトゲトゲしい態度に絶句しました。私は年齢のわりには収入が多いほうで、ブランド物も誰かに買ってもらうのではなく自分で稼いだお金で少しずつ集めていますが、彼ママは何を勘違いしたのか、まるで私がパパ活をしていると疑っていたようで…。
『そんな高いバッグ、自分のお給料じゃ買えないでしょ?』などと、食事中にキツい口調で質問されて困ってしまいました。『自分で買いました』って言いましたが、彼ママは納得していない様子だったし、こんな彼ママが義母になったら大変そう… と感じ、その後しばらくしてその彼とは別れてしまいました」(33歳・女性/不動産関係)
2:「頭の悪い子は産んでほしくない」
「今思い出しても不愉快極まりないのですが、元カレの母親は本当に口が悪い人で、一緒にいるだけで不快でした。
その彼氏と結婚の話が浮上していたタイミングで挨拶に行ったら、その彼ママがいきなり私に『頭の悪い子は産んでもらいたくないのよね〜。もうちょっと勉強したら? 大学院に行くとか?』と私の学歴をバカにしたような言い方をしてきてイライラ。
確かに、その当時の彼氏の学歴と比べると私の学歴は低いのですが、そんな言い方しなくても… って思いましたね。親にその日の出来事を話したら『そういうことを平然と言う親のいるところに嫁ぐのはやめたほうがいい』となり、結婚するのをやめました」(32歳・女性/サービス)
3:「あなたに食べさせるものはないんだけど」
「付き合っていた彼からプロポーズされ、彼が暮らす実家へご挨拶に行ったときのことです。彼からは『夕方に来て、一緒に夕食を食べていけばいいよ』と言われていたのでそのつもりで伺ったのですが、いざ夕食の時間になったら彼ママが『食事をしていくつもり? あなたに食べさせるものはないんだけど…』と言い出しました。
意地悪で言ったのではなく、私が夕食を食べるつもりでお邪魔していることを彼が母親に伝えていなかったようなのですが、私が夕食をご馳走になる気満々で居座っているように受け取られてしまい、彼の実家からはかなり図々しい子だと思われたようです。
その日はとても気まずい雰囲気になり、私はそのまま夕食をいただかずに失礼しました。彼が言うべきことをしっかり伝えていなかったから起こったことですが、結婚してから夫がこういうタイプだと姑と揉めそうだし、結婚前に彼のスタンスがわかってよかったのかなと今では思っています。その後しばらくして、その彼とは別れました」(33歳・女性/ITサービス)
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ズバズバとモノを言う彼ママだと、予想外にショックなフレーズを口にしてくることもあるようです。こういった彼ママが姑になると予想外に苦労するのは目に見えていますよね。交際中に彼ママの本性がわかって、結果としてはよかったのかも…。
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。