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2018.01.23

ア然…! 嫁姑問題を悪化させるマザコン夫のトンデモ行動3選

嫁・姑ネタを鋭くえぐるライター並木まきが、いまどきのマザコン夫の実態に迫ります。

最近、すっかり嫁・姑ネタ記事が続いている並木まきです、こんにちは。

平成も終わろうというこのご時世でも、まだまだ心ない姑によって心がグサグサしちゃっているお嫁さんもたくさん。

さて今回は、嫁姑問題では必ずと言っていいほど影の立役者(!?)になっている、マザコン夫のトンデモ行動をご紹介します。マザコンな夫がいると、嫁姑の仲って悪化します!

■1:色黒な嫁をいじめる姑に同調したマザコン夫

「今思えば、あの出来事がすべての悪夢の始まりでした」と、婚約当時のマザコン夫がとった言動を振り返る結婚2年目のA美さん(33歳)。

和装での結婚式を姑が望み、結婚式に特段の憧れもなかったA美さんは、望み通りに応じたそう。ところが、いざ式場を決めたあたりから、姑のイジメが勃発。日焼けしたわけでもなく、もともと肌が色黒なA美さんに「肌は黒いから白無垢が似合わない。大事な息子の結婚式なのに、どうしてくれるんだ」と文句を言い始めました。

和装 結婚式
(C)Shutterstock.com

「肌の色に文句をつけられても、どうしようもないのに……」と、泣きながら夫に相談したところ「お袋がそう言うんだから、そうなんじゃない? 確かに黒いよな」と夫が姑の意見にまさかの同調。

A美さんは耳を疑い、この件で婚約破棄も頭によぎったとのことですが、結婚をした今「悪い予感は当たり、毎日のように姑からイヤミを言われ続けていて、夫は姑の意見に同調してばかりです」と、ため息の毎日。

夫がマザコンじゃないければ、ガツンと母親に言ってくれたかもしれないのに!

■2:「味噌が違う」とキレた姑に肩を持つマザコン夫

「姑は岐阜の田舎出身で、赤味噌が好きみたいなんですけど、夫は関東で育っているので普通のお味噌が好きって言ってたんです。それなのに、姑が泊まりに来たときに、マザコンっぷりを発揮されました」と語るB恵さん(30歳)。

味噌汁
(C)Shutterstock.com

それまで、妻の作るご飯を「美味しい」と食べていた夫は、母親が「味噌が違う。マズイ」と口にした途端に「俺もそう思ってた。お袋のメシが一番だ」と態度をコロリと変えたのです。その瞬間の姑のニヤニヤした表情が脳裏から離れないというB恵さんですが、母親の前で言うことを変え、一緒になって嫁を責めるような口調になったマザコン夫には、それ以来、以前のような愛情を抱けなくなったとか……。

マザコンな夫の発言って、確かに母親の前でガラッと変わるから信用できない!

■3:勝手に私物を捨てる姑を厚意だと言い張るマザコン夫

「義父が他界し、姑と二世帯住宅で暮らし始めたんですが、鍵なしのドア1枚で行き来できるので、勝手に私たちの生活圏に入ってきます」とウンザリしているC代さん(34歳)。さらに、C代さんの服やバッグ、小物を姑が勝手に捨ててしまうのだそうです。

ゴミ袋
(C)Shutterstock.com

「この頃、よく物が見当たらなくなるなって思っていたら、ある日、姑が私のクローゼットからバッグを捨てようとしているのを見ちゃったんです。ビックリしてその場で声をかけたら、姑が『こんな派手なバッグを持っている嫁なんて恥ずかしいから、代わりに捨ててあげているのよ。感謝しなさい』って……。その日の夜、帰宅した夫に相談したら『お袋がそう言うなら厚意だろ。ありがたく受け止めろよ』って言われ、もう唖然としちゃって」

夫がそこまでのマザコンだとは、二世帯で暮らすまでは気づかなかったそうです。それにしても、どう考えても“厚意”とは言い難い行動なのに……!


嫁に対し暴挙に出ちゃう姑がいたとしても、息子である夫がしっかりしていれば、そこまで深刻にはならないもの。こんな出来事が起きれば、姑のいじめに加えて夫のマザコンが発覚し、嫁の心は折れそうです……でもどうか、負けないで!

初出:しごとなでしこ

並木まき

ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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