姑というのは、嫁が予想もしていなかった場面で突如としてイジメを繰り出す生き物でもあるようです。
そこで今回は、“お風呂”にまつわる姑からのイジメを3選、えぐっていきましょう。
■1:「入浴剤が違う」と怒られました(30歳/秘書)
嫁B子「ウチに姑が泊まりにきたときなんですけど、洗面所に置いてあった入浴剤が、夫の実家で使っているモノと違うと怒られました」
編集部「え? どういうことですか?」
嫁B子「姑はいつも決まったメーカーの入浴剤を使っているらしいんですけど、それが肌にいいから息子にも使えと言うのです。でも、そんな話は初耳でしたし、戸惑ってしまって……。そしたら『嫁なら、実家で使っている入浴剤くらい把握しなさいよ!』って怒鳴られましたけど、これっておかしくないですか」
編集部「言わないと気が済まなかったのかも? それにしてもB子さんのお姑さん、かなりめんどくさそうですね……」
■2:風呂場に入ってきてハダカに文句を…(39歳/経理)
嫁A美「なかなか子どもができないことをいつも姑から責められていたのですが、私としてはあまり気にしていませんでした。ところが、先日夫の実家に帰省した際、いきなり姑がお風呂場に入ってきて、私のハダカに文句をつけたんです(泣)」
編集部「えっ!? まさかのセクハラですか!?」
嫁A美「はい……いきなり扉をガラッと開けて、私の全身を舐めるように見たあと『あなたがそんな貧相な体つきしてるから、子どもができないのよ』って言われました。その時はビックリして呆然としちゃったんですけど、あとから怒りが湧いてきて、今でも許せません」
編集部「孫の顔見たさかもしれないけれど。それはいくらなんでも……、ヒドすぎですね」
■3:シャンプーの位置にお叱りを…(28歳/販売)
嫁C華「夫の母親が遊びにきたときに、シャンプーやリンスの位置が悪いと怒られました」
編集部「え? “位置”?」
嫁C華「はい。お風呂場に備え付けてある棚にシャンプーとかリンスとか置いてあったんですけど、姑いわく『あんなところに置いておいたら、息子が使うときに手を伸ばさないと使えないじゃない。疲れて帰ってきた息子が手を伸ばすなんて、信じられない。もっと下のほうに置きなさいよ』って」
編集部「……息子かわいさのあまりでしょうか……」
なんと世の中には、お風呂にまつわるとんでもない発言で嫁を困らせる姑も。でもお嫁さん、こんな姑からのイジメには負けないで!
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。