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2026.09.20

「端折る」とは? 意味や語源、使い方と言い換え表現をわかりやすく解説【専門家監修】

日常会話で使われる「端折る(はしょる)」とは、話や文章などの一部を省いて、短くすることです。「この部分、端折ってもいい?」など、親しい人同士の会話で使われますが、くだけた表現のため、目上の人や取引先に対しては不向きな場合があります。今回は、「端折る」の意味や語源、使い方や英語表現、よくある疑問と回答などを解説します。

TEXT: Oggi編集部

Oggi編集部

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「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。

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この記事のサマリー

・「端折る」は、話や文章などの一部を省いて、全体を短くすることを意味する言葉です。
・「端折る」はややくだけた表現で、親しい相手との会話などで使うことが多いでしょう。
・言い換え表現には、「省略する」「割愛する」などがあります。

「昨日話した部分は端折ります」「次の問題の説明は端折ります」など、「端折る」という言葉を耳にしたことがある人もいるでしょう。「端折る」は、話し言葉だけでなく文章でも使われる表現で、「端折る」と漢字で表記します。そこで今回は、馴染みのある「端折る」に着目して、その意味や使い方、類語などを解説します。

「端折る」とは?

まずは、読み方と意味から確認していきましょう。

意味

「端折る(はしょる)」とは、話や文章などの一部を省いて、短くすることです。話や文章などの一部を省いて、全体を短くすることを「端折る」といいます。学校や職場などで、「この部分は端折ってもいい?」「大事な箇所ではないので端折ります」のように使うことがあります。

大抵は、学校の先生が授業中に生徒に対して使ったり、親しい友人や同僚同士で会話するときに用いたりする言葉です。ややくだけた表現なので、取引先や目上の人に対しては、「省略する」「割愛する」などに言い換えるほうが無難でしょう。

語源

「端折る」は、もともと「端を折る」という意味から生じた語で、着物の裾を折り上げて帯に挟むことを指しました。その後、話や文章の一部を省くという意味でも使われるようになったとされます。

着物の裾が長い場合に、裾を折り上げて帯に挟むことを「端折る」といいました。現在でも着物用語として、帯の下に折り上げて整えた部分を「おはしょり」と呼びます。

このような「端を折りたたんでまとめる」という意味から転じて、話や文章の一部を省くという意味でも使われるようになったと考えられます。

使い方を例文でチェック!

話し言葉として馴染みのある「端折る」ですが、皆さんは普段どのように使っていますか? 当たり前に使いすぎていて、詳しい使い方について考えたことがない人も多いかもしれませんね。ここでは、「端折る」の定番の使い方を紹介します。

(c)Shutterstock.com

日本の近代史についてはテストの範囲外なので説明を端折ります。

「端折る」は、話や文章の一部を省く場面で使われる言葉です。授業時間が限られているため、試験前などに、一部の説明を省略して授業が進められることがあります。説明が急速に進むと、授業についていくことが難しいと感じる生徒もいるかもしれません。

この内容は前回説明したことと被るので、端折ってもいいですか?

企画書や書類について相談するときに、親しい相手に「○○を端折ってもいいですか?」と確認することがあります。親しい先輩などなら特に問題にならないかもしれませんが、人によっては馴れ馴れしいと感じる可能性も…。相手を見て、「省略してもよろしいでしょうか?」などより丁寧な言葉に置き換えましょう。

上司は何かと話を端折る人なので、正確な指示が伝わらないこともある。

人が話を「端折る」のは、時間を短縮したい場合などです。また、普段から説明の一部を省いて話す人もいます。説明を省略しすぎる人は、内容が十分に伝わらず、聞き手が質問しにくいと感じることがあるでしょう。話を簡潔に説明することとともに、聞き手とのコミュニケーションも大切にしたいですね。

類語や言い換え表現は?

「端折る」は普段の会話では使いやすい言葉ですが、かしこまった場面では不適切な言葉ともいえます。ここでは、職場でも使える丁寧な表現を紹介しましょう。

(c)Shutterstock.com

省略する

文章や説明などの一部を取り除いて、簡単にすることを「省略する」といいます。「説明を省略する」というように、「端折る」と同じく誰かに説明する場面で用いられることが多いですね。「端折る」はくだけた表現ですが、「省略する」は、書類や説明など、改まった場面でも使いやすい表現です。「以下省略」「前文省略」のようにも用いられます。

(例文)
・時間がないので、大事なところ以外は省略して話します。
・すべての作業を行うと時間がかかってしまうため、今回は省略することにした。

割愛

「割愛(かつあい)」とは、惜しいと思うものを、やむを得ず省くことです。「割愛」は、もともと「惜しみながら手放すこと」を表す語です。そのため、「割愛」は、本来は残したいものを、やむを得ず省くという意味で使われます。

仕事の場面では、時間や予算の都合上やむをえず何かを省いたり諦めたりすることもありますよね。「割愛」は、話し手や書き手にとって惜しいものを、やむを得ず省く場合に使うのが基本です。

(例文)
・ページ数の都合で、お気に入りのシーンを泣く泣く割愛した。
・次の説明については、時間の都合により割愛します。

かいつまむ

話や物事の要点を取り出して、簡潔にまとめることを「かいつまむ」といいます。会話の中では、「かいつまんで言うと」のように、話や物事の要点を簡潔に説明するときに使います。難しい内容も、要点をかいつまんで説明すれば、聞き手が理解しやすくなる場合があります。

(例文)
・「かいつまんで話すとこういうことだ」と兄は映画のあらすじを話しはじめた。
・大学講師の兄は、難しい内容をかいつまんで話すことが得意だ。

省く

不要なものや手順の一部を取り除くことを「省く」といいます。話や説明以外にも、「手間を省く」「無駄を省く」など、より広範囲の意味として使うことができる表現です。

(例文)
・手間を省いた料理レシピが話題になっている。
・無駄な出費を省いて、貯金を増やしたい。

英語表現は?

(c)Shutterstock.com

「端折る」に常に対応する英語表現があるわけではありません。文脈に応じて、「omit」「leave out」「skip」などを使い分けます。「omit」は、話や説明の一部だけでなく、項目・情報・挿絵などを省く場合にも使えます。

(例文)
・I don’t have time, so I’ll omit it.(時間がないので省略して説明します。)
・I will leave out these parts.(これらの部分は省きます。)
・I will omit that.(それは省略します。)
・We will omit honorific titles.(敬称は省略させていただきます。)
・Can I omit this item?(この項目は省略しても良いですか?)
・We had to omit [leave out] the illustrations for want of space.(紙面の都合で、挿絵は割愛しました。)

「端折る」に関するFAQ

ここでは、「端折る」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。

Q1. 「端折る」とはどんな意味ですか?

A. 「端折る」は「はしょる」と読み、話や文章などの一部を省いて、全体を短くすることを意味します。

Q2. 「端折る」の語源は何ですか?

A. もともとは、着物の裾を折り上げて帯に挟むことを「端折る」といいました。現在でも、帯の下に折り上げて整えた部分を「おはしょり」と呼びます。そこから転じて、話や文章の一部を省く意味でも使われるようになったとされています。

Q3. 「端折る」はビジネスでも使えますか?

A. 親しい同僚や先輩との会話では使われることがありますが、ややくだけた表現です。取引先や目上の人には、「省略する」「割愛する」などの言葉に置き換えたほうが、丁寧でしょう。

最後に

「端折る」は、話し言葉として馴染みのある表現ですね。「端折る」は、「省略する」をくだけた言い方で表す言葉です。親しい人との会話など、改まっていない場面で使われます。ただし、くだけた表現であるため、取引先や目上の人など、改まった場面では「省略する」「省く」などに言い換えるほうが無難です。

話す相手との関係性や状況を踏まえ、適切な言葉遣いができるといいですね。

TOP・アイキャッチ画像/(c)Shutterstock.com

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「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。

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