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2022.05.02

3つの共感力を高めてバランスのよい人に! 明日からすぐにできる方法

コミュニケーションに必要なのは3つの共感力。ビジネス・プライベートの両方に有効な共感との向き合い方について、企業向けの人材育成サービスに携わる、リクルートマネジメントソリューションズの児玉 結さんが解説します。

リクルートマネジメントソリューションズ 児玉 結

共感力が高いと危険なことも!? リーダーが身につけたい3つの共感のスキル

共感力は、人とのコミュニケーションに欠かせない力の1つです。最近は、仕事でもプライベートでも、異なるバックグラウンドや価値観を持つ多様な人たちと関わる場面が増えています。そんな中、相手の置かれた状況や相手の気持ちに合わせてコミュニケーションできる共感力は、より重要に。

近年、リーダーシップ研究においても共感のスキルへの注目度が高まっていますが、リーダーにとっては共感性が高すぎると、かえってマイナスになるケースもあると言われています。

今回は、ビジネス・プライベートの両方に有効な、共感との向き合い方について考えます。

3つの共感とは?

(c)Shutterstock.com

そもそも共感力、共感のスキルとはどんなものでしょうか。こころの知能指数といわれるEQ(Emotional Intelligence Quotient, EIとも)の考え方で有名な心理学者のダニエル・ゴールマンは、共感には「認知的共感」「情動的共感」「共感的関心」の3種類あると言っています※。

※『共感力(ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)』ハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編)・ダイヤモンド社・2018年

◆認知的共感(Cognitive Empathy)

認知的共感とは、相手の視点を理解する力です。「こう言えば相手はどう感じるかな」と相手の気持ちや反応を想像することができる力で、部下やチームメンバーにフィードバックを伝える時などに役立ちます。

◆情動的共感(Emotional Empathy)

情動的共感は、相手の感情をくみ取る力です。相手に寄り添って、自分のことのように喜んだり悲しんだりするので、相手から見ると「わかってくれる」「親身になってくれる」と喜ばれます。チームワークやコミュニケーションを良くする上では欠かせない力です。

◆共感的関心(Empathic Concern)

共感的関心は、相手が自分に何を求めているのかを察知する力です。相手が助けを求めている時にはすぐにサポートすることができますし、難しい交渉事を進める際などにも役立つ力です。

3つの共感すべてが大事

(c)Shutterstock.com

ここで重要なポイントは、この3つのうちどれか1つが優れているだけでは不十分だということです。

例えば、認知的共感の力が強く、情動的共感や共感的関心の力が弱い人は、相手の気持ちや考えを頭では理解・想像できますが、相手の気持ちに寄り添うことができません。結果として、相手を自分の思い通りに動かそうとしてしまう危険性があります。

逆に情動的共感が強いと、相手の気持ちに振り回されて疲れてしまったり、冷静さを失って判断を誤ったりするリスクがあります。また、共感的関心だけが強くても、必要以上に相手に忖度してしまったり、相手の求めるサポートができない自分に落ち込んだりしてしまうことがあるのです。

冒頭でお伝えした、共感性が高すぎるとリーダーにとってかえってマイナスになる、というのはまさにこのような場合です。リーダーとして大事な判断をしたり、部下や後輩を育てたりする場面では、3つの共感のスキルをバランスよく発揮することが重要です。

明日からの一歩

(c)Shutterstock.com

最後に、明日からすぐに実行できる、3つの共感のスキルを高める方法をご紹介します。ぜひやってみてください。

あなた自身は、3つの共感のスキルのうち、どれが強いですか? 弱いですか? 3つのうち、これから強めたいのはどれですか?

他者とコミュニケーションする場面で、意識的に自分と相手とを客観視してみてください。自分や相手とのやりとりを、天井から眺めるようなイメージを持つとよいでしょう。

そのうえで、自分が相手の気持ちを無視していないか、逆に相手の気持ちに影響されすぎていないか、また、自分自身の気持ちが安定しているかを、自分に問いかけてみましょう

TOP画像/(c)Shutterstock.com

リクルートマネジメントソリューションズ 児玉 結

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ HRDサービス開発部主任研究員。広告業界などを経て2008年に同社に入り、以来一貫して企業向け研修など人材育成サービスの企画に従事。新入社員~管理職まで、幅広い領域の企業研修の企画を担当。マネジメントやリーダーシップ、学習や成長といったテーマでの調査・研究も行っている。


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