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2022.04.15

知っておかないと損?「早期退職」のメリットや注意点を詳しく紹介

「早期退職」とは、定年を迎える前に自主的に自分の勤めていた会社を退職することです。「早期退職」の知識を身につけておくことで得られるメリットや、逆に被ってしまうかもしれないデメリット、注意点、「早期退職」に成功する人の特徴などを詳しく紹介します。

「早期退職」とは?

(c)Shutterstock.com

皆さんは、「早期退職」について考えたことはありますか? 「そもそも早期退職がどのようなものか具体的に知らない」という人もいらっしゃるかもしれません。まずは、「早期退職」の意味や仕組みについて一緒に確認していきましょう。

「早期退職」の意味

「早期退職」とは、60歳や65歳のいわゆる定年と呼ばれる年齢になる前に、勤めている会社を自分から退職することです。つまり、一方的に会社を辞めさせられる「リストラ」とは異なります。

「早期退職」には、退職する理由によって分類することが可能です。会社の経営状況が悪化したり、会社の人事に問題があったり会社側の問題で退職する場合の「早期退職」は「会社都合退職」になります。

一方、自分の都合で退職する場合は「自己都合退職」です。失業給付金が比較的早急に支給される「会社都合退職」に対して、「自己都合退職」は、「会社都合退職」よりも失業給付金を受け取れる日数が短くなったり、支給が遅くなったりするケースが多く見受けられます。

ですので、「自己都合退職」を考えている場合、有給休暇を消化したり、失業給付金の申請を早めに行うことがおすすめです。

「早期退職優遇制度」とは?

「早期退職優遇制度」とは、「早期退職」そのものを指す場合もありますが、「早期退職」をすることによって優遇される制度を指すこともあります。

先ほど説明した「会社都合退職」に関連して、会社が人員整理のために臨時で退職する人を募集する「早期希望退職制度」がその一つです。もう一つは、「選択定年制」といって、会社の業績とは関係なく退職する人員を募集をしている制度があります。

「早期退職優遇制度」の注意点について

「早期退職」を行うと、退職金が増えるというメリットがあります。しかし、「自己都合退職」を行うと再就職が難しくなってしまったり、今後のキャリアに傷がついてしまったりする恐れが。

早期退職は一度に大金が手に入るため、目がくらんでしまいがちですが、今後の生活を考えると、安易に「早期退職」を選ぶのはリスクが大きいです。

また、転職のしやすさや就職の状況というのは、時勢によって異なります。したがって、「早期退職」を本当に行う価値があるのか、「早期退職」後の見通しが立っているのかを考慮しなくてはなりません。

「早期退職」後の再就職を考えているのであれば、転職活動時に「あくまでキャリアのための早期退職」である旨を述べるようにしましょう。

「早期退職」する理由

(c)Shutterstock.com

「早期退職」は一度に大きなお金を手に入れられる可能性がある反面、リスクも大きい選択といえます。実際に「早期退職」をした人は、どのような理由から「早期退職」を選択したのでしょうか。

1:夢のため

自分が叶えたい夢や、キャリアアップのために「早期退職」を選択したという人が多いようです。やはり、あくまでもお金を得ることが目的ではないということですね。

2:仕事の環境が良くない

仕事をする上で環境は非常に重要です。ストレスに直結しますし、無理を続けていると精神的にも体力的にも限界がきてしまいます。それならばいっそ「早期退職」をして新たな環境に身を置き直すことも一つの方法です。

3:働くことが苦痛

そもそも働きたくない、職場の人とコミュニケーションを取ることが苦手ということから「早期退職」を選択する人もいます。会社勤めに対する耐性がなく、長続きしない傾向が。そういうタイプの人は、個人で行える事業やクリエイティブな仕事が向いているといえます。

「早期退職」をするメリット

(c)Shutterstock.com

それでは、続いて「早期退職」をするメリットについて紹介します。「早期退職」を視野に入れている人はぜひ参考にしてくださいね。

1:失業給付金を貰うことができる

先に紹介したように、「早期退職」をすると失業給付金を得ることができます。ただし、「会社都合退職」ではなく、「自己都合退職」をした場合、給付されるまでに時間がかかりますので注意が必要です。

2:自由な時間を得ることができる

新たな夢やキャリアに向けて、準備する期間を得られるところが「早期退職」の大きなメリットです。「失業給付金」をある程度受け取ることができれば、次のステップに踏み出すための資金として活用することができます。

3:独立するための資金を得られる

「早期退職」をする人の特徴として、会社勤めが向いていないケースがあることを紹介しました。そういう人たちは、独立して個人で事業を始めたり、クリエイティブな仕事が性に合っていたりすることが多いです。そんな場合に「早期退職」で得られる失業給付金は大きなメリットといえるのではないでしょうか。

「早期退職」するデメリット

「早期退職」におけるデメリットもあわせて紹介します。「早期退職」を考えている人は要チェックです!

1:転職が難しい

「早期退職」をすると、転職の難易度が上がってしまうというデメリットがあります。採用する側にとって、「またすぐに仕事を辞めてしまうのではないか」、「仕事をきちんとこなせるのだろうか」という不安が残るため、転職の際は自分のビジョンをしっかりと表現するようにしましょう。

2:生活の支えを失う

失業給付金を得られたとしても、その金額が心もとなかったり、使い切ってしまえば、収入源を絶たれたことになってしまいます。

3:ローンやカード審査が通りにくくなる

ローンやカードなど審査が必要な場合、その審査が通りにくくなることがデメリットとして挙げられます。審査は、収入や仕事によって判断されるからです。

「早期退職」に成功する人の特徴

(c)Shutterstock.com

最後に、「早期退職」が上手くいく人の特徴を紹介します。リスクが伴う「早期退職」を成功させる人の特徴はずばり、今後のビジョンが明確な人です。

「早期退職」をした後に何をするのか、どう生計を立てていくのかがはっきりしている人は安心して「早期退職」ができます。退職までに次の仕事が決まっているかたちが理想です。

最後に

「早期退職」をしようか悩んでいる人は、友人や家族など信頼できる人に一度相談してみてはどうでしょうか。また、「早期退職」経験がある人にお話を伺ってみるのもおすすめです。デメリットがある分、下調べや自分の状況を鑑みて慎重に判断する必要があります。ぜひ本記事を役立ててくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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