結婚してはいけない男図鑑 #22 友人にいつも恋愛相談するハメになっている男
結婚すると“ダメ夫”になるタイプの男性を、メンタル心理カウンセラーの並木まきが紹介! 今回お届けする「結婚してはいけない男」はこちら!
分類:価値観が違う目(もく)イラつかせ科
結婚相手を探している方に離婚の話で申し訳ないですが、離婚した人からの「価値観が合わなかったから」というフレーズを耳にしたことが1度や2度はあるのではないでしょうか。実はこの“価値観の違い”って、結婚前に思っているよりも厄介かつ重大なテーマで、夫婦になると、この“価値観”がズレが共同生活の苦痛の元になるんです。
一方で「結婚前には価値観の違いが分かりにくい」という説もあるものの、ひとつのバロメーターにできるのが、交際中に恋人のことをどのくらい周囲に相談してしまうか… という点です。うまくいっている恋愛であれば周囲に“相談”することは少ないはずで、相談回数が多いということは、それだけ彼との間になんらかの感性のズレが生じているということ。
言うまでもなく、すでに交際中から不安要素たっぷりの相手と結婚に至ってしまえば、共同生活を送ったあとには不満と不安だらけの「イライラな日々」が待っているリスクが上がります。
ここまで読んでいただき「そりゃあそうだろうね」と思った人も多いとは思うのですが、実際には自分がその立場にいると意外と気づいていない人も多く、彼のことが好きすぎて自分が周囲への“相談魔”になっていることにすら気づいていない… ということも多々あるので要注意なのです!
女子会での彼氏ネタは鉄板のテーマでもあるので、みんなでキャッキャ言いながら面白おかしくノロケたり彼の欠点に文句を言ったりしているレベルなら、全然セーフ。
けれど「彼ってば、基本的に既読つかないことが多くて」「休みの日にも私と会わずに、仲間と遊びに行ってばかりなの」「女友達が多すぎて、インスタのフォロワーは派手な女子ばかりでムカつく」「週末は実家に入り浸って私と住んでいる家に帰ってこないんだよね」など深刻な悩み相談の回数が多いほど、結婚生活における“価値観の違い”が危惧されるレベルは深刻です。
結婚する相手に100%の価値観の一致を求めるのは無理難題ですが、少しでも価値観が近い人と結婚することが幸せな結婚への近道。どんなに好きでも、日頃から自分をイラつかせたり不安にさせたりする男性を夫に選ぶと、苦労するリスクは当然ながら上がります。
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次回も、女性たちの心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ダメ男ならぬ“ダメ夫”になる可能性が高いタイプの男性を分類します。お楽しみに!
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。