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2022.04.04

臥薪嘗胆の意味は? 例文や類義語・対義語を分かりやすく解説!

夢や目標に向かって進んでいく時に使われる言葉「臥薪嘗胆」の、読み方や意味、由来を紹介。他にも、例文や類義語・対義語などもピックアップ。これを機会に正しい使い方を覚えましょう。

【目次】
「臥薪嘗胆」の読み⽅は?
「臥薪嘗胆」の意味・由来は?
「臥薪嘗胆」の例文・使い方
「臥薪嘗胆」の類語や対義語にはどのようなものがある?
最後に

「臥薪嘗胆」の読み⽅は?

夢や目標に向かって進んでいく時に使われる言葉「臥薪嘗胆」は、なんと読むか知っていますか?

(c)Shutterstock.com

臥薪嘗胆の読み方は「がしんしょうたん」です。

普段見慣れない4つの難しい漢字から成り立っているので、読み方が分からなかった人も多いのではないでしょうか。

続いて、意味や由来について見ていきましょう。

「臥薪嘗胆」の意味・由来は?

◆意味

臥薪嘗胆の意味は、「復讐ふくしゅうを心に誓って辛苦すること。また、目的を遂げるために苦心し、努力を重ねること」とデジタル大辞泉に書かれています。

臥薪嘗胆の「臥薪」は、薪(たきぎ)の上で寝ること、「嘗胆」は苦い胆(肝)をなめることの意。この2つを合わせて、過去の悔しい体験などをバネにして頑張ること、夢や目標に向かって日々努力すること、という意味になります。

◆由来

臥薪嘗胆という言葉の由来は、中国の『十八史略』に書かれている、「春秋時代、呉王の闔呂(こうりょ)は越王の勾践(こうせん)と戦いの末、敗れて亡くなった。闔呂の息子である夫差(ふさ)は、父の仇を討つために固い薪の上に寝て、その痛みで復讐の志を忘れないようにし、3年後に会稽山で勾践を降伏させた」という故事から成り立った言葉。いわゆる故事成語です。

戦いで亡くなった父の仇を討つために、その息子が悔しさを忘れないためにも固い薪の上で寝ていたということから、臥薪嘗胆という言葉には、何がなんでも目的を達成するという強い意志が感じられます。

「臥薪嘗胆」の例文・使い方

臥薪嘗胆は、私たちの普段の生活でどのように使うことができるでしょうか? 例文をシーン別で用意してみました! 参考にしてみてください。

仕事編

(c)Shutterstock.com

「プロジェクトリーダーの私は、臥薪嘗胆の日々を過ごし、2年後プロジェクトを大成功させた」

臥薪嘗胆に日々という言葉をつけて使うことで、毎日努力を積み重ねたという意味を伝えることができます。

例文から、リーダーの女性がプロジェクトを成功させるために、日々絶え間なく努力して仕事に勤しんでいた様子を感じとれますね。

仕事で成果のために厳しい日々を過ごした場合、ただ頑張っただけでなく、この言葉を使うことでより強調して頑張りを伝えることができます。

恋愛編

「失恋したばかりで辛いけど、新しい男性と出会うために、臥薪嘗胆の思いで自分磨きを頑張ろう!」

彼氏との失恋で傷心しつつも、新たな出会いのために立ち直って自分を磨くことにした強い決意が感じとれます。

臥薪嘗胆に思いという言葉をつけて使うことで、その取り組みに対する強い気持ちや覚悟、過去の体験にも負けない強い心があることを相手に伝えることができます。

趣味編

(c)Shutterstock.com

「1年間の臥薪嘗胆の末、私は簿記3級の資格をとることができた」

臥薪嘗胆の末は、目的のために苦労して努力した結果を意味します。

例文は、1年間仕事や私生活以外の隙間の時間などを使って勉強し、努力の甲斐あって、資格をとることができたということですね。

勉強や運動などで目標を達成したときに、自分に厳しくした結果であることを表現するために使ってみてください。

「臥薪嘗胆」の類語・対義語にはどのようなものがある?

臥薪嘗胆に似た類語、反対の意味をもつ対義語にはどんな言葉があるでしょうか。

◆類義語

坐薪懸胆(ざしんけんたん)

「坐薪懸胆」は、目的を達成するために、苦しいことに耐えて機会を待つことを意味します。

「座薪」は薪の上に座ることを、「懸胆」は枕元に苦い肝を懸けて、寝起きになめることを意味していて、臥薪嘗胆ととても似ていますね。

使い方は「坐薪懸胆した結果、目標を達成した」、「坐薪懸胆の思いで努力した」など。

堅忍不抜(けんにんふばつ)

「堅忍不抜」は、つらいことも耐え忍んで、どんな困難にも心を動かさないことを意味します。

使い方は「堅忍不抜の態度で仕事を頑張る」、「堅忍不抜の精神でやり抜いた」など。

漆身呑炭(しっしんどんたん)

漆身呑炭は、仇を討つことや、復讐するためには苦しみや苦労をいとわないことを意味する言葉。こちらも、「苦労してでも仇を討つため」という内容が臥薪嘗胆と似ています。

使い方は、「漆身呑炭してチャンスを狙ってきた」、「彼を見返すために漆身呑炭した」など。

◆対義語

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再起不能(さいきふのう)

再起不能は、失敗や挫折から立ち直れない状態のことを意味した言葉です。

苦しい思いをしても目的のために頑張る臥薪嘗胆とは、真逆の意味であることが分かります。

一蹶不振(いっけつふしん)

一蹶不振は、失敗や挫折をして再起がかなわないことを意味しています。

こちらも、心が折れていない状態の臥薪嘗胆とは、意味が異なります。

最後に

「臥薪嘗胆」は中国の故事から、過去の辛い思いをバネに目的のために邁進することを意味しています。抱負や座右の銘にしている人がいたら、言葉の意味から、並々ならぬ決意を持っていることが理解できますね。

普段なかなか見ることのない言葉かもしれませんが、仕事や趣味での目標や夢に向かって努力しているみなさんには、当てはまる言葉でもあります。これを機会に、「臥薪嘗胆」を会話や文章に使ってみるのはいかがでしょうか。

言葉の意味/デジタル大辞泉

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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