【目次】
・「気温10度」のときに着たい春の服装は?
・もう少し厚手アウターに頼りたい【最高気温10度】の服装
・春らしさに合わせ軽めのアウターに【最低気温10度】の服装
・最後に
「気温10度」のときに着たい春の服装は?
冬の寒さに耐えていると、春の気温10度ってずいぶんと暖かな印象ですよね。そろそろ冬のコーデから春へとアップデートが必要だけど、寒暖差が激しい日も多くて切り替えが難しく悩ましい季節。今回は冷え込む日のダウンコーデや、春らしさと暖かさを兼ね備えたレイヤードコーデを紹介します。
〈POINT〉
・寒風が吹く春の日は「防風アウター」を
・寒暖差がある日は「レイヤード」で気温調整
・抜け感や春らしさは「足元や小物」で表現
もう少し厚手アウターに頼りたい【最高気温10度】の服装
ダウンは一番寒い冬の日のアウターというイメージですが、ショート丈のダウンジャケットなら春コーデを先どりしたいときの着こなしにマッチ。ここでは、着映え力の高い白ダウンや、立体感を意識したミニマムシルエットなど、大人カジュアルにまとめた早春のコーデを紹介します。
◆冬~春向け「ダウン」を使ったコーデ
【1】黒ショートダウンジャケット×ブラウンニットワンピース
ダウンジャケットとニットワンピースのメリハリコーデは、足元にハイテクをプラスして今どきに。派手めカラーなら、ダークトーンの着こなしもグッと明度が上がる。
【2】黒ダウンジャケット×ブラウンニットワンピース×黒レギンス
ダウンジャケットと裏起毛のレギンスを合わせて、ニットワンピを暖かくコーディネート。スポーティにまとめて、こなれた雰囲気に。
【3】黒ダウンジャケット×グレーニット×パープルパンツ
赤みがかったパープルパンツに黒ダウンジャケットを合わせた、ちょっぴりモードなアスレジャースタイル。たくさん買い物する日は、防寒ばっちりなスポーティコーデとサブバッグで。
【4】白ダウンジャケット×白ワイドパンツ
スポーティ感が強いダウンジャケットも、キルティング加工なら洗練された雰囲気に。センタープレス入りのパンツ合わせでメリハリを効かせ、奥行きを意識したボーダー柄でマリンテイストをひとさじ。
【5】白ダウンジャケット×ブラウン細身パンツ
旬のブラウンコーデに、白のダウンジャケットを合わせたコーデ。すっきりとした白は、ダークカラーコーデの抜け感づくりに頼れる存在。スニーカーにも白をリフレインさせてすっきりと。
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【6】白ダウンジャケット×黒カーデ×黒ワイドパンツ
真っ白なダウンジャケットは、その明るさで、インナーとしてだけでなくアウターとしても着映えが叶う一枚。カーデ×パンツのブラックコーデと合わせれば、シンプルなモノトーンでらくちんカジュアルに。
【7】ベージュのショートダウンジャケット×カーキのニットパンツ
アクティブなダウンジャケットとニットパンツのリラックスコーデ。春の旅行は移動中も滞在先でもストレスフリーで過ごせる着こなしが気分。
【8】ブラウンダウンジャケット×白ニットタイトスカート
リラックス感と女らしさで人気が続くニットタイトは、ダウンジャケットとのセットでスタイルアップ。足元に厚底スニーカーで重心を上げれば、今どきのメリハリ感が叶う。
◆「ショート丈コート」を使ったコーデ
【1】ブラウンのショートコート×白のカットオフデニム
あいまいカラーのニットとカットオフデニムのワントーンコーデ。ウール100%のブラウンコートを合わせて大人仕上げに。ブラウン×モスグリーンのチョコミント配色がおしゃれ。
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【2】ピンクのニットコート×ブルーデニム
シンプルなブルーデニムが、着心地のいいピンクのニットジャケットでいっそうキュートに。Tシャツのロゴや腰に巻いたニットで、ジャケットのピンクとの濃淡コントラストがなめらかになって、こなれ感もアップ。
【3】イエローのショートコート×ブラウンのタートルネック×デニム
鮮やかなイエローが映えて春への移り変わりにぴったりな一着。ノーカラー&ボタンレスのシンプルさがどんなトップスとも好相性。リバーシブル仕様でシックなベージュコートとしても活躍!
【4】ブルーチェックのショートコート×白のスウェット×カーキパンツ
ダークカラーのスタイルが多くなりがちな冬から春になるタイミングも活用できるのは、ネイビー×ブラウンのチェック柄で鮮度の高い旬の着こなしに。
【5】白のショート丈ボアコート×黒のニット×黒のスカート
裾と袖を絞った、まあるいフォルムがチャーミング♡ 大きめの襟が印象的なボアコート。辛口のブルゾン風のデザインをベースだけど上品に仕上がるのは、白をチョイス&シンプルな素材を活かしているから!
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【6】ブルーのショートコート×ネイビーのセットアップ
コート自体の形はシンプルだけど立体感があるので、きれいめ仕様のニットセットアップをモダンに昇華。リラクシーに軽やかにあくまで都会的に着こなすのが理想。
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【7】グレーのショートコート×白のブラウス×グレーのパンツ
クールなグレーと白の中に、ブラウスで甘さをひとさじ。旬の大きめ襟がシンプルなデザインでも地味に見えないようにカバーしてくれます。
【8】ベージュのショートコート×白黒ハーフトップス×黒のパンツ
トレンドトップスのゆるりとした雰囲気そのままで着られるのも、フーデッドショートコートが推しの理由。フード付きなのでいざというときに使えるのも嬉しい。
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春らしさに合わせ軽めのアウターに【最低気温10度】の服装
同じ気温10度の日でも、太陽が出ていて風もない日と、曇り空で風が強い日では感じる寒さは段違い。ここでは、さままざまなシチュエーションに備えて、バリエーション豊富な春コーデを集めました。白で抜け感を出したり、小物はチアフルな色を選ぶなど、春らしさを意識するとおしゃれにまとまります。
◆「ノーカラージャケット」を使ったコーデ
【1】白ノーカラージャケット×白ニット×グレーデニム
ノーボタン&ノーカラーのベーシックすぎないジャケットは、カーディガン感覚でON。シックにはけて大人向きのニュアンシーなグレーデニムと組み合わせて、親近感のあるジャケットスタイルに。
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【2】ベージュのジャケット×白のニット×ネイビーのスカート
トップスのシアーな直線切り替えがノーカラージャケットと好相性! ベアタイプのカップ付きインナーをレイヤードして、アクセサリーいらずの華やかさとデコルテの抜け感で女らしさアップ。
【3】ベージュノーカラージャケット×ダンガリーシャツ
ベージュジャケット×黒パンツのベーシックな装いは、カジュアルなダンガリーシャツとのレイヤードでセンスよく。いつものノーカラージャケットがシャツとのメリハリ効果で存在感アップ。
【4】ベージュのツイード風ノーカラージャケット×白ロングスカート×黒Tシャツ
白フレアのロング丈スカートでも、かっちりとしたツイードジャケットと黒Tシャツのバランスで甘さを抑えて。淡い配色のなかに、小物でところどころ黒を散りばめれば、全体の印象もぼけずにキリッと締まる。
【5】ツイード風ノーカラージャケット×スタンドカラー白シャツ
カーディガンのように軽やかにはおれるノーカラージャケット。ツイードライクな見た目とポケットの位置がどこかクラシカルな印象なので、ロング丈の白シャツスタイルでクリーンさを後押し。
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【6】黒ノーカラージャケット×ネイビーニット×ベージュワイドパンツ
キリっとかっこいいのに女らしい、そんな着こなしを叶えるシックなノーカラージャケット。コンサバなショート丈アウターとワイドパンツに、さりげなく抜け感を生むネイビーニットをなじませて上品な洒落感を。
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【7】ツイード風ノーカラージャケット×英字Tシャツ×ピンクスカート
潔く大胆なピンクスカートが華やぎUP。どこかにカジュアルな要素を必ず入れてバランスを保つのが大人が着るピンクのコツ。パールのあしらいとラフな裾のギャップが絶妙。
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【8】グレンチェックのツイード風ノーカラージャケット×白のブラウス×デニム
クラシカルなムードがあり一枚できちんと感もキープ。改めて注目を集めているツイードジャケットは、レイヤードに向いたゆったりサイズや中綿インナー付きなど冬~春先まで使えるタイプもあるので、シーズンを超えて楽しめる。
【9】オレンジと黒のチェック柄のツイード風ノーカラージャケット×デニム
カジュアルすぎない着こなしには、クラシカルで華やかなツイードジャケットをチョイス。オレンジ×黒のチェック柄に金ボタンがあしらわれた一枚は主張が強めだから、パンツや靴はシンプルでOK!
◆「キルティングコート」を使ったコーデ
【1】カーキのキルティングアウター×黒Tシャツ×白のスカート
冬~春はスカートや小物までキルティング生地モノが引っ張りだこ。中でも取り入れやすいのは、きれいめな着こなしに仕上がるショート丈のアウター。直線的なキルティングと長めのリブ袖がシャープな印象に導いてくれる。
【2】ディープグリーンのキルティングコート×黒のニット×デニム
デニムを合わせる際は、ただのカジュアル止まりにならないように仕上げるのがポイント。首元のレースやポインテッドトウ、フレアな裾などに女っぽさを漂わせて◎
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【3】黒のキルティングコート×白のニット×白のパンツ
前後差のあるAラインのシルエットはどの方向から見ても構築的なハリのある立体感が美しい。メンズでも同じデザインを展開しており、ユニセックスでの使用もOK!
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【4】黒のキルティングコート×黒ニット×黒パンツ
ニットとスウェードパンツのやわらかな組み合わせが◎! キツく見えすぎないキルティングアウターでキレを加えて。キルティングならではの模様の後押しもあり、黒の着こなしが一気に冴える。仕上げにあえてかごバッグを合わせて、抜け感をだすのがポイント!
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【5】ネイビーのキルティングコート×ネイビーのパンツ
軽やかなキルティングコートを軸にした、ネイビーのワントーンコーデ。このままだと冬からのアップデートができていないので、春らしいカラフルなバッグを持ってチアフルに。
◆「トレンチコート」を使ったコーデ
【1】ベージュのロングプリーツスカート×ベージュのトレンチコート
トレンドを意識してベージュのワントーンでハンサムウーマンに。スカートはロングで、コットン混のドライな質感のプリーツがドラマティックなシルエットで魅力的。
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【2】オフホワイトのトレンチコート×ブルー光沢ロングプリーツスカート
オフ白のトレンチコート、ボーダーニット、ネイビーの光沢プリーツ。大人マリンな着こなしには、深みのあるグレータイツを合わせて品よく。
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【3】ベージュのトレンチコート×ラベンダーのブラウス×ネイビーのタイトスカート
シャツ&ブラウスにトレンチをはおった通勤コーデに、パイソン柄パンプスで辛口アクセントを。全身に表情とニュアンスが加わる。
【4】ミントグレートレンチコート×柄ロングフレアスカート
上品な花柄ロングフレアスカートに、アイスカラーのトレンチコート、足元はメタリックなパンプスで大人の甘辛ミックスコーデが完成。
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【5】グレージュのトレンチコート×ライトグレーのパンツ
黒スポーティアウターにトレンチを重ねたワザありなスタイル。シャキッとした質感が、スウェットよりも鮮度を高めてくれる。
【6】ベージュのトレンチコート×白のブラウス×白パンツ
Vネックブラウスとイージーパンツでつくる、白のワントーンコーデ。リラックス感のある装いもトレンチのバサッと感があれば、しっかりまとまる。エコバッグも色味にこだわってミニマルに。
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【7】ネイビーのトレンチコート×柄タイトスカート
トレンチとトップスを同色でまとめて、タイトスカートには相性のいいハイテクスニーカーを。白プルオーバーを肩掛けして、顔まわりを明るく。
【8】白パーカー×黒のチェック柄ワイドパンツ×黒トレンチコート
トラッドな縦長シルエットに白パーカーで遊びをプラス。寒暖差が激しい春の日は、厚手のトップス×薄軽コートでリラックス感のある休日コーデに。
最後に
今回は気温10度のときの最適コーデを紹介しました。春らしさを出すときは、抜け感をつくるのが大事なポイントですが、いろいろと見せ方がありましたね。取り入れやすいところでは、明るいトーンで統一したり、きれい色の差し色、足首や手首などの肌見せなどが簡単でおすすめです。おしゃれ上級者は、ボトムスと靴の間を薄手のタイツや靴下でつなぐところまで意識してみてください。