【目次】
・【2022年】ゴールデンウィークはいつからいつまで?
・ゴールデンウィーク開始前にしたいこと
・ゴールデンウィークはいつ始まった?
・ゴールデンウィークを有意義に過ごそう
【2022年】ゴールデンウィークはいつからいつまで?
ゴールデンウィークは、土日をどう挟むかによって毎年日数が変わります。また、企業や学校によっても休みの扱いが異なるので注意が必要です。2022年のゴールデンウィークは、いつからいつまでなのか見ていきましょう。
有休を入れれば最大10連休
2022年のゴールデンウィークは、4月29日(金)から始まります。5月2日(月)と5月6日(金)は土日祝日ではありませんが、企業や学校によっては特別に休みとなり、最大10連休になる可能性があるでしょう。
また、カレンダー通りに営業している企業でも、5月2日と5月6日の2日間有給休暇を取得すれば10連休にできます。長期休みを取得したい方は、早めに有給休暇申請書を提出しておきましょう。
ゴールデンウィークに含まれる祝日と意味
4月29日~5月5日の1週間は、わずか7日間に4日もの祝日が含まれています。そのため、前後の土日と合わせることで長期間の連休にすることが可能です。
ところで、ゴールデンウィークに含まれる祝日すべての名称と意味をご存じでしょうか。連休が続くと「今日は何の日?」と疑問に思う機会もあるかもしれません。それぞれの祝日についての理解を深めておきましょう。
4月29日は昭和の日
4月29日は「昭和の日」です。元々は昭和天皇の誕生日でしたが、崩御後は一旦「みどりの日」という名称になり、2007年に現在の「昭和の日」となりました。
2022年のゴールデンウィークは、4月29日(金)から始まります。最大10連休となりますが、さらに連休を長くしたい場合は、4月28日以前から有給休暇などを取得できるかもしれません。
また、ゴールデンウィーク前は銀行なども混み合うので、用事がある方は早めに済ませておきましょう。
5月3日は憲法記念日
ゴールデンウィーク期間中の2回目の祝日は、5月3日の「憲法記念日」です。これは1947年に日本国憲法が施行されたことを記念し、1948年から祝日となりました。
なお、日本国憲法は1946年11月3日に公布され、翌年5月3日に施行されています。公布された11月3日は「文化の日」として祝日になっているので、併せて覚えておきましょう。
5月4日はみどりの日
ゴールデンウィーク期間中の3回目の祝日は5月4日の「みどりの日」です。かつて4月29日がみどりの日と呼ばれていましたが、2007年からは5月4日がみどりの日となっています。
なお、みどりの日は特に由来はありません。5月3日と5月5日の祝日の間を埋めて3連休にするために1985年から祝日となりました。
最初は「国民の休日」という名前で呼ばれていましたが、2007年に4月29日が昭和の日になったのと同時に、5月4日がみどりの日という名称に変更されています。
5月5日はこどもの日
ゴールデンウィークの最後の祝日は5月5日の「こどもの日」です。1948年に国民の祝日として制定されました。
5月5日が祝日になったのは、中国の行事に由来します。その後、日本でも5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」として粽(ちまき)を作ったり、菖蒲湯(しょうぶゆ)に入ったりするようになりました。
なお、粽を5月5日に食べるのは中国由来ですが、柏餅(かしわもち)を食べるのは日本固有の習慣のようです。柏の木は新芽が出てから古い葉が落ちるため、子どもが生まれてから親が亡くなる、つまり跡継ぎが途絶えないという意味があり、縁起が良いとされています。
また、菖蒲湯とは、菖蒲の葉をお風呂に浮かべて独特の香りを楽しむ風習です。お風呂に浮かべる菖蒲は生け花で楽しむアヤメ科の菖蒲(花菖蒲:はなしょうぶ)とは異なり、サトイモ科の植物で、茎や根には血行促進などの効果があるといわれています。
そのため、生け花で使う菖蒲の葉を浮かべても菖蒲湯にはならないので注意してください。
ゴールデンウィーク開始前にしたいこと
ゴールデンウィーク期間中はさまざまな企業や公的機関で、通常とは異なる営業時間が適用されます。5月2日と6日はカレンダー通りであれば平日ですが、特別休日扱いになることもあるので注意が必要です。
作業や手続きが予定通りにできないということにならないためにも、次の4つをゴールデンウィークが始まる前に済ませておきましょう。
・役所などの行政機関での手続き
・医療機関の受診
・金融機関や郵便局での用事
・外食の予約など
それぞれのポイントを詳しく解説します。
役所などの行政機関での手続き
市区町村役場や省庁の機関は、基本的にはカレンダー通りの営業となっているので、5月2日と6日は開いています。しかし、前後が連休のため混雑することが予想されるので、できればゴールデンウィークが始まる前に手続きなどは済ませておきましょう。
医療機関の受診
医療機関も基本的にはカレンダー通りの営業となるため、5月2日と6日は開いていることが多いです。しかし、普段は仕事でなかなか病院に受診できていない方などで、混み合うことが予想されます。
不調を感じている場合や定期健診がある方は、できればゴールデンウィークが始まる前に済ませておきましょう。
なお、個人経営のクリニックは、カレンダー通りの営業とは限りません。受診する予定がある場合には、事前に営業スケジュールを確認しておきましょう。
金融機関や郵便局での用事
金融機関によっても異なりますが、ゴールデンウィーク期間中は連休になることも多いです。振込や入出金などの予定がある場合には、ゴールデンウィークが始まる前に済ませておきましょう。
また、窓口だけでなくATMやインターネットバンキングの営業時間も通常とは変わる可能性があります。ゴールデンウィーク期間中は土日祝日の手数料が適用されることもあるので、事前に確認し、支払いなどの期限に遅れないようにしましょう。
郵便局もゴールデンウィーク期間中は休みになることがあります。また、ゴールデンウィーク期間中にATMが長期メンテナンスを実施するケースもあるので、公式ホームページなどで確認しておきましょう。
外食の予約など
連休中は外食を楽しもうと考えている方も多いでしょう。皆、考えることは同じなので、予約をしていないと長時間待たされたり、入店できなかったりする可能性があります。
できればゴールデンウィークが始まるまでに予約を済ませ、スムーズに食事を楽しめるようにしておきましょう。
ゴールデンウィークはいつ始まった?
ゴールデンウィークに含まれる祝日のうち3日は第二次世界大戦後に始まっています。そのため、ゴールデンウィークの習慣は戦後以降だと考えられるでしょう。
なお、ゴールデンウィークという名称は1951年に公開された映画『自由学校』が由来だという説が一般的です。また、秋の連休をシルバーウィークと呼ぶこともありますが、こちらも同じく映画会社が命名したといわれています。
ゴールデンウィークを有意義に過ごそう
今年のゴールデンウィークは有給休暇を利用すれば最大10日間も休むことも可能。仕事をしている方なら、ここまで長い連休は年に一度だけかもしれません。せっかくの休みを有意義に過ごすためにも、事前にスケジュールを立てておきましょう。
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