マスク生活で血色の悪さが気になる人が増加
マスク時代の今、顔全体をより明るい印象にしたいという人が急増し「血色メイク」や「血色マスク」がトレンドに。寒い冬は気温が下がることで血流が悪化し、顔色が悪くなりやすい季節。そんな季節に、血色感の良い健康的な顔色になるためのアドバイスや血色を良くするための「血色ごはん」について薬日本堂 薬剤師 齋藤友香理先生にアドバイスをいただきました。
【薬日本堂 薬剤師 齋藤先生からのアドバイス】
冬の寒さに加え、テレワークなどでの運動不足、生理痛や生理不順も血行不良に繋がります。PCやスマホでの目の酷使、夜更かし、無理なダイエットや偏食は気血(エネルギーと栄養)を消耗します。
健康的な顔色は、気血(きけつ)が充実し巡ることで得られます。気血の不足、血行不良、婦人科トラブルがあると血色も悪くなります。
冷えに注意し、特に手足の末端とお腹、腰を温め、夜更かしをしないように注意しましょう。洗顔時にはたっぷりの泡でマッサージ・リフトアップをして、健康的な顔色を手に入れましょう。
血色UPに取り入れたい「血色ごはん」を紹介!
「血色ごはん」とは、血を補う食材や身体を温めて血行を良くする食材を使った、健康的な顔色へ導く食事のこと。具体的にはどんなものなのでしょうか? さっそく見ていきましょう。
◆健康的な顔色へと導く「血色ごはん」のための血を補う食材
クコの実、なつめ、くるみ、レバー、カキ、ひじき、ほうれん草など
血色を良くするのは、栄養である血を補う食材、温めて血行を良くする食材で、肌や髪の毛につやを与えてくれます。特にクコの実は目の疲れや視力低下などに良いと言われています。
◆「血色ごはん」のための血行を良くする食材
黒豆、黒きくらげ、シナモン、生姜、にら、黒酢、黒糖など
血行が悪く、生理のトラブルや肩こり、腰痛などが気になる人にもおすすめの食材です。特にシナモンはお腹から温めて、手足の末端や腹部の冷えに良いと言われています。
◆「血色ごはん」おすすめメニュー
血を補うレバーと温めて血行を良くするニラを一緒に摂取できる「レバニラ炒め」や、血を補うほうれん草と血行を良くする黒きくらげを一緒に摂取できる「ほうれん草と黒きくらげの炒め物」、手軽に楽しめる薬膳茶などがおすすめです。
◆簡単に作れる「血色アップ茶」
ほうじ茶ベースの「血色アップ茶」はあっという間に作れて簡単! ほっと一息つきたいリラックスタイムに取り入れてみてください。
【材料(ティーポット1杯分:お湯300cc程度)】
・ほうじ茶:小さじ2
・炒り黒豆:小さじ1
・クコの実:小さじ1
・すりおろし生姜:小さじ0.5
【作り方】
ティーポットに分量のほうじ茶、粗く砕いた炒り黒豆、クコの実、すりおろした生姜を入れて熱湯を注ぎ、3分ほど蒸らしたら出来上がり。
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顔の血色が悪いと、ファンデーションを塗っても暗く不健康な印象になったりお気に入りのメイクも映えなかったりと、なんだか残念な気持ちになりますよね…。生活に「血色ごはん」を取り入れて、健康的な顔色を取り戻しましょう!
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