【目次】
・「努力家」とは?
・「努力家」といわれる性格には特徴がある!
・「努力家」になるための方法とは?
・最後に
「努力家」とは?
明日からダイエット! とは言ったものの、なかなか持続せず三日坊主で終わってしまう、など努力が続かなかった経験、誰しもあるのではないでしょうか。何かを成し遂げるには、運に左右されることもありますが、努力も必要ですよね。何かに向かって一生懸命に努力している人は、魅力的にも見えます。
本記事では、そんな「努力家」の人の特徴や、普段なかなか努力が持続せず「努力家」になりたいと思っている人のために、その方法について解説します。
「努力家」の意味
「努力家」とは、何かひとつの目標に向かって努力を続けている人、また自分のスキルアップのために、常に技術や能力を磨き続けている人のことです。一時的な努力というよりは、大きな目標やなりたい自分を目指し、コツコツと継続して努力し続けられる人を指します。
「努力家」の言い換え表現
「努力家」を別の言葉で表現すると、「頑張り屋」や「ストイックな人」などが使われることが多いです。「頑張り屋」は、何事にも真面目に一生懸命取り組む姿が、周囲から良い印象を持たれるでしょう。
また「ストイックな人」とは、我慢強く自分に厳しい人のことです。プロのアスリートなどは、まさにストイックさが求められる職業ですよね。欲望に流されず日々努力を継続できる人を、「ストイックな人」と呼びます。
「努力家」の対義語
「努力家」の反対の意味を持つ言葉は、「怠け者」や「快楽主義」。「怠け者」は、「努力家」とは正反対で、辛いことややりたくないことは、後回しにしたり極力避けるような人のことを指します。
「快楽主義」とは、快楽を唯一の人生の目的とし、苦を避けることを行動の原理とする考え方です。「快楽主義」の人は、自分が楽しいことが、幸福につながるという思想を軸に生きています。
「努力家」といわれる性格には特徴がある!
「努力家」な人は次のような共通した特徴があります。あなたの周りに「努力家」だなぁと感じる人はいませんか?
1:ポジティブ思考
「努力家」の人は、基本的にポジティブな思考を持つ人が多いです。どんなことにも前向きに考えることができるため、たとえ途中で失敗しても、簡単にあきらめず乗り越えようとする意志の強さがあります。そのため、達成するまで努力を続けることができるのです。
2:自分のことを褒めることができる
何かに向かって努力をしている時、誰かに褒めてもらうと力が沸いてきますよね。「努力家」の人は、自分で自分のことを褒めてあげることができるのです。
「今日は15分長く頑張れた、えらい!」「いつもより難しい問題にチャレンジして解けた、すごい!」など、ちょっとしたことで自分の努力をしっかりと評価してあげることで、「次も頑張ろう」と思え、努力が続きやすい環境になります。
3:過程も楽しめる
目標を達成するための過程を楽しんでしまうのも、「努力家」な人の特徴。ただ苦労するだけではなく、楽しみながら頑張ろうと思えるので、努力が続きやすいです。試験勉強や仕事、ダイエットなどを継続する上で、新しい知識を増やしたり、色んな技術を身につけられることに対し、喜びや楽しさを感じられると、自分磨きも苦じゃなくなりますよね。
また、たとえ失敗したとしても、過程を重視する傾向にあるため、「この失敗を次に活かそう」とまた努力を続けられるのです。
4:目標は長期的に考えている
目標に向かってしっかりと計画を立て、決めたことをコツコツと頑張る姿勢が、「努力家」の人の最大の特徴と言えるでしょう。何かを成し遂げたいと思っていても、大抵はすぐに結果が出るものではありませんよね。「努力家」な人は、急いで結果を出すことは求めず、たとえ地味な目立たないことでも、長期的にコツコツと努力を積み重ねることで、結果が伴ってくるということを理解しています。
「努力家」になるための方法とは?
これまで、なかなか努力が続かず目標が達成できないという人のために、どうすれば「努力家」になれるのか、その方法について解説します。
1:小さな習慣作りから始める
まずは、目標達成のための行動を継続させることが大事です。たとえば、ダイエットなら「1日10回は腹筋をする」、資格の勉強であれば「1日20分は参考書を読む」など、最初は小さなもので構いませんので、毎日コツコツ続けられるような具体的な習慣をつくって継続してみてください。
習慣化することが、意外と一番ハードルが高いものです。自分で決めた小さな行動を習慣化できたら、少しずつ回数や時間を増やしたりして、目標に到達できるまで頑張って続けていきましょう。
2:努力がしやすい環境を作る
努力をすることが苦手な人は、努力しやすい環境を作ることが「努力家」に近づくための秘訣です。努力を継続するには、なるべくストレスを避けたいところ。例えば、勉強や仕事用にデスク周りを整えたり、スポーツを続けるためにお気に入りのスポーツウェアを揃えたりなど、自分が楽しいと思えるような要素を取り入れることが大事です。
3:家族や友人、同僚に目標を宣言する
目標達成のための努力がなかなか続かない人は、周囲に宣言してしまうのがおすすめ! 「5キロ痩せる!」「○○の資格を取る!」など、周囲に明言することでモチベーションアップにもつながり、また、応援してくれる人や一緒に努力する仲間が現れることもあります。
最後に
努力を続けることはなかなか大変なことですが、「努力家」な人は、そのプロセスの中に楽しさを見つけ、失敗も次に活かそうとするポジティブさを持っているため、コツコツと継続できるのですね。
小さな努力の積み重ねが、気づけば大きな目標達成につながることもあるので、達成して晴れ晴れとした気持ちや、成長して輝いている自分を想像しながら、ぜひ努力することをエンジョイしてみてください!
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