「shampoo」の語源って!?
普段、私たちが何気なく使っているおなじみの言葉でも、その由来を調べてみると、その国々のおもしろい文化や習慣、時代背景にたどり着くことってありますよね!
今回ピックアップするのは、シャンプーという言葉。日本で使われている「シャンプー」という言葉自体の直接の語源は英語の「shampoo」ですが、その「shampoo」は、とある国の言葉がもとになっています。では、そのもとになった言語とは?
前回の記事はこちら>>「He is a big cheese.」の意味は? 彼は大きなチーズ… なわけない!
正解は…… ヒンディー語!
シャンプーというと、その語源も「髪を洗う」ということと関連がありそうですが、実はもともとの語源は別の意味をもつのです!
「shampoo」の語源は、「押す」を意味するヒンディー語(インドの主要言語)。それが、マッサージする(お湯やハーブを使ってヘッドマッサージをする)という意味で使われるようになり、そこから転じて洗髪剤を指す言葉になったといわれています。
ほかにも、ヒンディー語を語源とする身近な英語はいくつかあります!
たとえば、ゲームなどで登場する自分の分身のキャラクターを表す「avatar(アバター)」、首や頭に巻いたりする「bandana(バンダナ)」など。いずれもインドの文化などと何らかの関係があるのでしょう。
また「kimono(着物)」や「sushi(すし)」、「karaoke(カラオケ)」など、日本語由来の英語も数多く存在しています。
「ketchup(ケチャップ)」は、諸説あるものの、中国の魚から作ったソースが由来という説が有力。そのほか「silk(絹)」の語源も中国であるとされています。
一口に英語といっても、いろいろな国の言語に由来する言葉が使われているんですね! 興味をもった方は、ぜひ調べてみるとおもしろいと思いますよ♡
こちらの問題もチェック!
どう違う? 「He’s only a child.」&「He’s an only child.」
>>正解はこちらから
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。