ヘルスケア業界で働く女性のデリケートゾーンケア意識
医療・ヘルスケアに携わるアドバンスト・メディカル・ケアは、ヘルスケア業界の女性たちに「デリケートゾーンケアについての調査」を行いました。日頃より体や健康に携わっているヘルスケア業界の女性たちは、デリケートゾーンの意識も一般とは違うのでしょうか。
質問:日頃からデリケートゾーンに気を使っていますか?
大変気を使っている… 3%
気を使っている… 38%
あまり気を使っていない… 51%
全く気を使っていない… 8%
「大変気を使っている」、「気を使っている」と答えた方が合計41%。ヘルスケア業界の女性はデリケートゾーンケア意識も高いという結果になりました。
「あまり気を使っていない」と答えた方も半数いましたが、そのうちの22%はデリケートゾーン専用の洗浄剤を使用しています。専用製品を使用するハードルをあまり感じずにデリケートゾーン専用商品を使っているようです。つまりそれらの方にとっては、デリケートゾーンケアがあたりまえの習慣となっているということかもしれません。
質問:デリケートゾーンケア製品は何を使用していますか?
洗浄剤… 40%
保湿剤… 11%
美容液… 1%
プロの施術…11%
製品使用率も、洗浄剤は40%と高く、保湿剤、美容液でそれぞれ11%、1%と一定数の使用者が見られました。また、脱毛などデリケートゾーンへのプロの施術率も11%でした。
質問:人のデリケートゾーンを見て気になることは?
肌荒れ・乾燥… 57%
洗浄不足… 39%
アンダーヘアー… 39%
調査対象者の約3割が、人のデリケートゾーンを業務で見る機会があり、なんとそのうちの94%は自分以外のデリケートゾーンを見た時に、その状態が気になる事があると回答しました。
看護師によると、デリケートゾーンが気になって洗い流し過ぎる方が多いのか、デリケートゾーンの乾燥が目立つとのこと。デリケートゾーンの乾燥は脱毛時、レーザーをあてた時に痛みが出てしまう可能性もあるので、専用のソープや、お湯で洗浄した後は保湿にも気を使うと良いとのことでした。
産婦人科医 吉形玲美医師からのコメント『デリケートゾーンの洗浄過多に注意し、しっかり保湿を』
本来、閉経前の健康な方のデリケートゾーンは、女性ホルモンの働きにより、腟内にいるラクトバチルス乳酸菌がpHを酸性に保ち外的な細菌等から守る自浄作用を持っています。においやおりものが気になるからといって、洗浄過多はその自浄作用を奪ってしまうので避けてください。
具体的には、ボディソープは体の皮脂が多い部分の汚れを落とすために洗浄力が強いことが多いので、デリケートゾーン専用の洗浄剤もしくはお湯で洗う、そして洗浄剤は泡切れが良いものを選ぶと、洗い流しすぎて善玉菌が失われるリスクも下がると考えられます。そして、洗った後には保湿を習慣付けましょう。
善玉菌、ラクトバチルス乳酸菌が入った洗浄剤と保湿剤をセットで使用し続けることで、気になる悩みが改善されることもわかっています。
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病院や脱毛の施術でデリケートゾーンを人に見られる時は、やはりしっかりケアをしておきたいですね。しかしボディソープで洗いすぎるのは逆に良くないとのこと。デリケートゾーン用のケア製品は、ドラッグストアなどでもいろいろな種類が販売されているので、自分の肌に合うものや、香り、使い心地で選ぶのもいいでしょう。
【調査概要】
調査内容:デリケートゾーンケアに関する調査
調査期間:2021年9月~10月
調査方法:製品使用と併せたアンケート調査
調査回答数:117名
調査対象:20~50代の医療・介護業界に勤務する女性(株式会社アドバンスト・メディカル・ケア関連会社勤務)
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