ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#71>
前回記事『推しにはときめく♡ けれど現実社会では異性からのアプローチがキモい34歳女子。どうすればいい? <働く女性のお悩み相談室#70>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
プロフ画像を盛りすぎていませんか?
お悩み:アプリで出会ってデートをしても、二度目に誘われないことが多く悩んでいます。こちらがお礼メールを送っているのに返信すらなかった時も……。社交辞令だとわかっていますが、職場等ではチヤホヤされることもあるし、デートでも自然体でいるよう心がけています。一体、私の何がいけないのでしょうか?
身に覚えのある失敗をしたわけでもないのに、二度目のデートに繋がらない。しかもそういう経験が度々あるというのは…… 一体どういうこと!?
私にも明確な答えが見つけられなかったので、実際にマッチングアプリを利用している複数人の男性にヒアリングしてみました。
…… その結果、ほぼ全員が「理由はおそらくコレだろう」と口にしたのが“プロフィール画像盛りすぎ問題”だったんです!
ギクリとした女性も多いのでは? マッチングアプリのプロフ画像、多かれ少なかれほとんどの女性が加工しているのではないでしょうか。
最近は加工技術の進化も凄まじく、不自然さもなくナチュラルに加工できてしまう。しかしこれが、男性に過度な期待を抱かせてしまって逆効果らしいのです。
もちろん男性側も多少の加工は承知の上。しかしあまりに実物とかけ離れていると、リアルで会った際、必要以上にガッカリして「騙された!」という感想以外もてなくなるのだとか。
一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いものです。また実際に対面すれば、外見以外の要素(笑顔や話し方、会話の楽しさなど)が加点に働くことも多い。
プロフ写真は少し肌を綺麗に見せる程度にしておいて、対面で「写真より可愛い」と思ってもらった方が、圧倒的に好印象です。
同じ女として、対面してもなお「結局ルックスなの?」と言いたくなる気持ちはよくよくわかります。
しかしながら男性は視覚で恋をする生き物。見た目の印象で一度「ガッカリ」させてしまうと、そこから評価を挽回するのは至難の技。
プロフィール画像の盛りすぎは害しかありません!
数は足りていますか?
ところで……「二度目に誘われないことが多い」とのことですが、相談者さんはこれまでにマッチングアプリで何人とデートしたのでしょうか。もしかして、まだ数回だったりはしませんか。
ネガティブ要素はダメージが大きいので、たった1度や2度の出来事でも大袈裟に捉えてしまいがち。
そもそも、マッチングアプリの出会いは有象無象です。
相談者さんとは全く違う常識や価値観で生きてきた人もたくさん混ざっています。デートの後はお礼メールのやりとりをする、これを常識と思っていない男性もいるんです。
思うような反応を得られずストレスを感じることも多いと思いますが、少ない数で落ち込まず、アプリはそういうものだという認識で引き続きトライしてみてください。
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お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。