ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#72>
前回記事『2度目のデートに誘われない… 私の何がダメ!? 男性側の本音は…<働く女性のお悩み相談室#71>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
遠回しな言い方では、真意が伝わっていない可能性大!
お悩み:2年付き合っている遠距離の彼氏がいます。お互いアラサーで「年末までにこの先のことを決めて欲しい」と伝えていますが、クリスマスの予定を確認したら「仕事が忙しくていつ帰れるかわからない」と言われ… どうしても年内にプロポーズして欲しいので、プレッシャーをかける意味で自ら「一緒に泊まるホテル予約しとくね」と言おうかどうか悩んでいます。
相談者さんは、こう考えていたんですよね。
既に2年付き合っていて、お互いアラサーで「年末までにこの先のことを決めて欲しい」と伝えてあるのだから、かならずやクリスマスにプロポーズしてくれるはずだ…… と。
しかしながら、この言い方から彼女の真意、つまり「クリスマスにプロポーズしてよね」という期待を汲みとれる男性が、いったいどれだけ存在するでしょうか。
交際開始から結婚前提だったとか、既に具体的な結婚話をしているならまだ察してくれる可能性もありますが、そうでない場合、鈍感なタイプの男性(おそらく大多数)は「12月31日までに、結婚について何かしらの見解を示せばいいってこと?」くらいにしか捉えてくれないと思いますよ。
彼からのプロポーズを待っているのなら「この先のことを決めて」などと遠回しな言い方ではダメ。直球で「年内にプロポーズして欲しい」と伝えましょう。
追い詰めるのはNG。要望を伝えたら、あとは彼の出方を待つ
プロポーズを待っている旨をハッキリ伝えたとしても、相談者さん自ら「クリスマスのホテル予約しておくね」などとプレッシャーをかけるのはどうでしょう。あまり得策とは思えません。
彼には彼の都合がありますし、忙しく働くアラサー男子は自分のペースで仕事できる立場にいないことも多い。彼女のためにクリスマス休暇をとるというのは、なかなかハードルの高い話だと思います。
それに、先走って予約して、もしドタキャンにでもなったら…… 余計に虚しくて泣きたくなりませんか?
過度に期待せず、要望を伝えたあとはひとまず年末までは彼の出方を待つ。そうやって余裕を見せたほうが、良い結果にも繋がりそうです。
それでも万が一、年末というタイムリミットを過ぎても彼が何ら行動を起こさずスルーしてきた場合は…… 「これ以上待つ気はない」ときっぱり告げましょう。
彼女に結婚願望があり、早いタイミングを希望していることもわかっているのにただスルーするというのは、さすがに誠実さに欠けます。
そういう相手とズルズル付き合うのは、結婚したいアラサー女子にとって時間の無駄。腹を括って賭けに出ることで、慌てた彼が行動を起こす可能性もあります。
まとめると…… のんびり構えている彼からプロポーズを引き出したいなら、遠回しな言葉や態度で追い詰めたり圧をかけるのではなく「私は結婚したい」「ここまでしか待てない」と要望をハッキリ伝えること。
こちらが毅然とした態度をとれば、彼も真剣に向き合うほかなくなります。
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お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。