「乂」は何と読む?
漢字は現在10万字を超え、すべてを知っている人は少ないかもしれません。その中でも簡単な字なのに、読めない漢字ってありますよね。
今回、漢検1級を合格している友人から、“実は難しい漢字”を教えてもらいました。彼は「最初に知ったときは、こんな漢字もあるのか!」と驚いたそう。
ピックアップするのは「乂める」です。何と読むかわかりますか?
答えは「おさ(める)」
「乂める」は、“おさ(める)”と読みます。意味は、統治するという意味の「治める」とほぼ同義で、単独での意味は「1. 草をかる、2. おさめる、おさまる、3. すぐれる。」です。
「乂」は音読みで「ガイ」、訓読みで「か(る)、おさ(める)」という読みを持ち、草刈りばさみが由来してできた漢字です。
「乂」は熟語では、「乂安(がいあん)意味:世の中が収まり安らかなこと」、「俊乂(しゅんがい)意味:賢い人」と使われることもあります。ちなみに「乂」は常用漢字ではなく、漢検では1級の漢字です。
総画数2画なのに読むのが難しいってなんだか不思議ですね。
次の問題はこちら▶︎だれでも絶対知ってる!「鬮」はどう読むでしょう?
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