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2021.10.10

【実話】国際結婚のメリデメ… 雑煮にピザ? 7kg太ったのは結婚のせい?

国際結婚をして、良かったことや大変だったことを経験者が語ります。国際結婚のメリット&デメリットまとめ。〈アラサーライター エリの連載『国際結婚を叶えたアラサー女子』〉

アラサーライター エリ

【国際結婚を叶えたアラサー女子】国際結婚をして良かったこと、苦労したことは?

こんにちは、ハワイ在住アラサーライターのエリです。

国際結婚について、皆さんはどのようなイメージがありますでしょうか? 「毎日が異文化交流で楽しそう!」と思う方もいれば、「文化や言語の違いに苦労しそう…」と思う方もいるかと思います。

どんな結婚生活も山あり谷ありですが、国際結婚だからこそ経験できる楽しさもあれば、その反面苦労があるのも事実。

今回は、私自身の経験(アメリカ人男性と結婚して現在5年目)と国際結婚した周りの友人達の経験をもとに、国際結婚のメリット&デメリットまとめてみました!

前回の記事はこちら

※ご紹介するエピソードは私自身と周りの友人の体験談です

国際結婚のメリット、よかったことって?

(c)Shutterstock.com

◆家事や育児は分担が当たり前

・「家事は女性がするものという固定観念はなく、家事と育児の分担は半々(むしろ夫が多いくらい)なので助かっています。子供が通うプレスクールの送り迎えも分担しているのですが、周りでも旦那さんが迎えに来る家庭が結構多く、スクール後に毎週パパ同士で子供達を公園に連れて行ってくれることも。お互い平等な関係で協力し合えるのはとても有難いです」(34歳・女性/ハワイ在住)

・「アメリカ人の夫は料理が大好きなので、料理全般は夫の担当です。毎週日曜日はアメリカンな美味しいサンデーブランチを作ってくれるのも嬉しい♪ 日本のように会社の飲み会で遅くなるなんてことは全くなく、家族の時間をとても大切にしてくれます」(32歳・女性/シアトル在住)

育った習慣や教育の環境によって違いはあると思いますが、基本的に欧米圏では家事や育児はお互い協力し合うのが一般的(お互い忙しく働いている場合はベビーシッターを雇う家庭も多いです)。

お互い平等な関係でいることが当たり前なので、“イクメン”や“ワンオペ”という日本独特の言葉は、私は今まで聞いたことがありません。以前勤めていたアメリカの会社では、同僚(男性)が仕事中に子供を迎えに行き、仕事が終わるまで会社で子供を待たせるという光景を度々目にしていました。私自身も夫との家事分担は半々。結婚生活の中で家事の負担がないのは有難いです!

◆違う言語・文化が学べる

・「結婚前はほとんど英語が喋れなかった私。日本語がわからない夫とはお互い想像で会話していました(笑)。結婚生活3年目となる現在、日常生活で困らないくらいの英語力が身についたのは紛れもなく、彼のおかげです!」(37歳/ハワイ在住)

・「日本人同士だとつい『これ、常識だよね?!』と思ってしまうことも、国際結婚だと『違って当たり前! しょうがない!』と大らかな気持ちでいることができます。クリスマスなど盛大に祝うアメリカのイベントも毎年楽しみです♪」(35歳/LA在住)

私の周りでは、言語や文化の違いを大変というよりも面白いと捉える子達が多く、「異文化を通して自分の視野を広げることができるのは国際結婚のメリット」という声が多かったです。相手が日本人だとつい自分の常識を基準にしてしまうことも、外国人相手だと価値観が違うことを前提にコミュニケーションがとれるのでむしろ楽! という声も。

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◆愛情表現が豊か

・「『今日も可愛いね』『大好きだよ』と褒め言葉や愛の言葉を毎日浴びせてくれます(笑)。以前お付き合いをしていた日本人の彼は、何を考えているかわからなくてよく不安になっていたので、言葉でストレートに表現してくれるのは嬉しいです」(35歳/LA在住)

欧米人がお互いを褒めたり、愛情をストレートに表現したりするのは日常茶飯事。日本人のように「いちいち言わなくてもわかるでしょう」は通用しません。相手の良いところはどんどん口にして褒めることは、国際結婚を上手くいかせるコツかもしれませんね!

国際結婚のデメリット、大変なことって?

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◆食文化の違い

・「アメリカ人の夫は毎日ステーキでもOK! というほどお肉が大好き。一方、私はお惣菜や魚などの日本食が好きなので、毎晩違うメニューを作らなくてはいけません」(34歳・女性/ハワイ在住)

・「夫はBBQやハンバーガーなどアメリカンな食事が大好物! 夫の食生活に合わせていたら、結婚して2年で7キロほど増えました…。」(36歳・女性/ハワイ在住)

・「納豆やキムチを食べようとすると『クサい!』と嫌な顔をされるので、いつも夫がいない時にこっそり食べています(笑)」(32歳・女性/シアトル在住)

食事は毎日のことなので、食文化が違うとストレスを感じてしまいますよね。豚カツや天ぷら、ラーメンなどガッツリ系の日本食は好きだけれど、納豆のように匂いがキツイものやひじきのようなお惣菜系は苦手という外国人も結構いるようです。

ちなみに私の夫は、納豆もお惣菜も大好きなので普段の食事に困ることはないのですが、新年に義実家に集まった時に「お雑煮を作って欲しい」といわれて作ったらメインディッシュがまさかのピザだった! なんてことがあり、食文化の違いを痛感しました(苦笑)。

◆テレビやお笑いの話ができない

・「私は日本のお笑いやテレビ番組が大好きなのですが、日本語がわからない夫には全く理解してもらえないので時々退屈に感じることも。また、私はアメリカンジョークが全く理解できないので、アメリカのテレビ番組を観ていて夫が何で笑っているのかがわかりません」(33歳・女性/NY在住)

異なる文化のジョークやユーモアを面白いと思うには、言語力だけではなくその国特有の文化や歴史も知る必要があるため、ハードルが高いと感じる人も多いよう。国際結婚だと日本人同士のようにテレビ番組や芸能人の話で盛り上がることは中々難しいので、たまには日本人の友人や家族と話して発散することも大切です!

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◆永住権の取得

・「国際結婚をする上で避けては通れないのが移民ビザの取得。私達は日本とアメリカの遠距離恋愛をしていたため、日本からフィアンセビザを申請し、取得後アメリカに入国してからグリーンカード(永住権)を申請。取得までにトータル約1年半かかり、申請費用に加えて弁護士も雇ったので結構な出費でした」(34歳・女性/ハワイ在住)

国によって大変さは異なりますが、国籍が違う相手との結婚には移民ビザ問題が付き物。私もアメリカでの就労ビザが切れそうだったので、急いで婚姻の手続きをしてグリーンカード取得のために膨大な書類と戦いました。おかげでロマンチックな結婚というより、ビザのために急いで結婚したという感じで入籍日も毎年忘れてしまうくらい適当な日(笑)。

日本のように婚姻届を市役所に提出して終わりではなく、婚姻成立までのプロセスも結構面倒だった記憶があります。海外で結婚をする方は、その国ビザや入籍に関する情報を事前にチェックしておきましょう!

* * *

いかがでしたか? 国際結婚に限ったことではありませんが、それぞれ違う環境で育った夫婦が毎日生活を共にするのは決して簡単なことではないですよね。

私は国際結婚をしたいと思っていた訳ではないのですが、たまたま一緒にいてほっと安心できる相手が今の夫だったので結婚を決めました。結婚当初は文化の違いにぶつかることもありましたが、「この人と結婚してよかった」という気持ちは今も変わりません!

相手が日本人であれ外国人であれ、結局は信頼関係が築けていれば、ある程度の困難は乗り越えられると思っています。そしてお互いの文化を尊重して違いを楽しめばきっと上手くいくはず♪

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アラサーライター エリ

ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。


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