【国際結婚を叶えたアラサー女子】国際結婚は驚きの連続!? 夫が日本人妻に驚いたエピソード
こんにちは! ハワイ在住、アラサーライターのエリです。
私はアメリカ人の夫と結婚してもうすぐ4年経つのですが、夫が私の名前をエリではなくエディだと思っていた事が最近発覚しました。日本語の“リ”の発音はアメリカ人には“ディ”と聞こえ、アメリカ人の“ディ”の発音は日本人には“リ”と聞こえるので、お互い間違って呼んでる&呼ばれていることに全く気付かず早4年…。
日本人同士で妻の名前を4年間も間違えて呼び続ける人なんていないと思いますが、国際結婚をするとこんな風にあり得ないような珍エピソードが日常茶飯事(笑)。国際結婚した友人の話を聞いていても、結婚生活1年目はお互いに驚きの連続だったようです。
前回は日本人妻が外国人夫に驚いたエピソードについてご紹介しましたが、今回はその逆、外国人夫に驚かれたエピソードをご紹介したいと思います♪
※ご紹介するエピソードは私自身と周りの友人の体験談です
◆怒ると黙るってどういうこと!?
「夫と喧嘩した後、イライラが収まらず彼のことをひたすら無視していたのですが、どうやら喧嘩後に無視されることが初体験だったようで『黙るって何!? どういうこと!?』ととても驚かれました。
喧嘩した時はお互い納得するまでとことん話し合うのがスタンスのようで、“無視=まだイライラしているから話しかけないで”という無言の圧力は全く通用しませんでした(苦笑)」(32歳女性/ドイツ在住)
こちらは私自身を含め、国際結婚した周りの友人に聞いて最も多かった体験。どうやらディベートが当たり前な国の人にとって、喧嘩後に黙るというのはとても不可解な行為のようです。海外ドラマや映画でも、黙って怒るシーンなんて見かけないですよね。
相手の考えを察する(英語でread your mind)なんて習慣が根付いていない国では、「言いたいことがあれば言う」「お互いに納得するまでとことん話し合う」というのが基本スタンス。
怒ったら黙る派だった私も訓練の甲斐あって(?)、今は不満があれば夫にその場でハッキリ伝え、喧嘩してもお互い納得するまで話し合うようになりました。そしてそっちの方が精神的にも楽だということが発覚。「察して」なんて無駄な期待はせず、言いたいことは我慢せずに言い合うのが一番!
◆毎日の食卓がレストランみたい!
「料理が苦手な私ですが、簡単な料理でも『全部手作り!? こんなに色々並べるなんてレストランみたい!』と毎回感激してくれます。アメリカでは、冷凍食品、缶詰、BBQ、レストランやファーストフードのご飯をテイクアウトなど、普段の料理は“如何に手を掛けずにお腹いっぱいになるか”を重視する人が多いようで、どんな料理でも毎日手作りということに驚かれます。
先日チキン南蛮を作って失敗してしまったのですが、夫はそもそもチキン南蛮がどんなものか知らないので、『美味しいー!』と言いながら完食してくれました(笑)」(34歳女性/シアトル在住)
日本食が大好きな人にとって、日本人妻が作る料理はご馳走! 我が家の昨晩のご飯は超簡単な冷やし中華でしたが、夫は「レストランみたい〜」と大喜びで食べていました♪
また、「一汁三菜」が当たり前のように定着している日本の食卓に比べると、効率重視なアメリカ人の食卓は至ってシンプル(その代わりイベント時は豪勢!)。日本人の感覚で日々の食事を用意すると豪華で驚かれることが多いようです。
私は結婚当初、夫が「明日と明後日のディナーは料理しなくていいように♪」なんて言いながらパスタを3日分茹でようとしたことに驚き「のび切ったパスタを3日も食べたくない」(のびてなくても3日間同じパスタは食べたくないですが…)と猛抗議したことがあります。
日本食が苦手な人もいるので事前にリサーチは必要ですが、舌が肥えた日本人男性と比べて、アメリカ人男性の胃袋を掴むのは簡単かも!?
◆愛情表現がわかりづらい!
「昼夜問わず『大好き/愛してる』と毎日言ってくれる夫。日本人の私は毎回言うことに違和感がありそれとなく流していたところ、『僕のことどう思っているの?』と本気で心配されました。言葉でも態度でも大袈裟なくらい愛情表現が豊かな人にとって、私の愛情表現は分かりづらいようです」(33歳女性/LA在住)
愛情表現がストレートなことがある欧米人にとって、日本人がするような控えめな愛情表現は誤解を招くこともあるようです。
無理矢理変える必要はないと思いますが、メールやカードなど可能な範囲で愛情を伝えれば誤解を避けられるかもしれませんね!
◆日本人は見た目を気にしすぎ?
「体型を気にして食事制限をしたり、海やハイキングに行く時にメイクをしたり、ちょっと外へ出るのにお洒落をしたり… という見た目を気にする行為がアメリカ人の夫には目新しかったようで驚かれました。
日本から遊びに来た友人が『最近太ったから水着になりたくない』と言っているのを聞いて、意味が全く理解できないという不思議な顔をしていました」(34歳女性/ハワイ在住)
欧米でもニューヨークやパリのように都会に住んでいる人は普段から抜かりなくお洒落しているイメージですが、ハワイに住んでいると普段の身なりはあまり気にしないおおらかな人も。ディナーやパーティーなど特別なシーンではバッチリお洒落をしますが、スッピンで仕事に行く人も結構多いです。
因みに私は、「体型に自信がないから水着になりたくない〜」なんて言うアメリカ人には今まで出会ったことがなく、どんな体型でもみんな堂々とビキニを着ています!
日本にいるとつい人目を気にしてしまいますが、ありのままの姿にもっと自信を持ってもよいのかも!?
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いかがでしたか? 文化・言語が違う相手との結婚生活は、大変なこともありますが楽しいこともたくさんあります。違うことを大変と考えるよりも面白いと捉え、好奇心を持って相手と接すると、きっと上手くいくはず。
これから国際恋愛や結婚をしたいと考えている方がいたら、お互いの個性を尊重して“違うこと”を思う存分に楽しんでみてくださいね!
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アラサーライター エリ
ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。