「No Rain, No Rainbow」ってどんな意味?
日本にもたくさんの「ことわざ」があるように、世界には、日常生活の真理や大切な教えなどを表したさまざまな「ことわざ」が存在します。
そんなことわざは、お国柄や文化的背景が表れやすいので、ことわざを知ることで、その国への理解が少し深まるかもしれません。また国は違えど、私たち日本人の胸に響く言葉もたくさんあるのです!
そこで今回は、あるTシャツにもプリントされていた、私が好きなハワイのことわざをご紹介。
「No Rain, No Rainbow!」
rain=雨、rainbow=虹ということはご存じだと思いますが、このことわざの意味は?
前回の記事はこちら>>わかったらすごい!「I can’t stand it」ってどんな意味?
正解は……「苦は楽の種」という意味!
直訳すると、「雨が降らなければ、虹は出ない」という意味ですよね! つまり、「つらいことの後にはきっと良いことがある」ということ。日本語でいえば、「苦は楽の種」などとニュアンスが近いと思います。
ちなみに「rainbow」は、rain(雨)+bow(弓)の複合語、つまり「雨の弓」が語源。
そしてアメリカの州にはニックネームがありますが、ハワイは「Rainbow State(レインボーステート)」、つまり虹の州。ハワイの車のナンバープレートにも虹が描かれていますが、ハワイでは本当によく虹が見られるので、よく言い表した愛称です!
話が逸れてしまいましたが、「No Rain, No Rainbow!」と同じような意味をもつ表現は他にもあります。
たとえば、「No pain, no gain.」(痛みなくして得るものなし)
また「Every cloud has a silver lining.」も同様の意味。直訳すると、「どんな雲も銀色の裏地がある」ですが、「どんな雲も裏は銀色に光っている」ということ。
視覚的にも訴えて、明るく軽やかな気持ちになれる、とても素敵なフレーズです!
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「イメチェン」は英語で通じる? 通じない? 勘違いしてるかも…
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。