すべての不調は足裏でわかる!
アンピール代表でセラピスト、足裏研究家の鈴木きよみ先生が、30年にわたって延べ30万人の足を見てきた臨床経験から生み出された「きよみ式ゾーンセラピー®」を不調ごとにわかりやすくまとめた一冊『すべての不調は足裏を見ればわかる!』が発売中。
不調や未病の見極めとなる足の症例が紹介されているので、自身の足と見比べながら、きよみ式ゾーンセラピーのセルフケア法が実践できます。特別な道具は必要なく、誰でも簡単に家で取り組める健康法です。
足裏と甲の色をチェック!
最もよく変化する足の色は、足相の基本。足を触っているうちに血行がよくなり、すぐに色が変わってしまうので、足を触らずに確認をして色を見極めましょう。
足の色の見方
1. 足の甲に手を添えて、足裏を正面から見ます。
※できるだけ足裏に触れないようにしましょう。
2. 足の甲を見るときは、足裏を床につけて真上から見ます。
足色の種類
理想的な【ピンク色】
心身ともに健康な状態をしているのがピンク色。土踏まずは靴や床にあたっていないので、足の指やかかとに比べて少し白くなっています。内臓機能も活発に動いていて、ホルモンバランスも整っている状態。この足色を目指して、マッサージを行いましょう。
少し気力が落ちている【白色】
心身のエネルギーが不足している足が白っぽくなります。風邪をひいている、またはひきそうな状態です。精神的にもネガティブ思考になり、やる気がダウン。いつもより足が白いと感じたら疲労が残っているので、まずはゆっくりと休養を。
ストレスの可能性大【黄色】
黄色っぽい足は、ストレスが強くかかっていたり、緊張状態が続いていたりすることを表しています。また消化器系や肝臓の調子も低下している可能性が。精神的に迷いが多く、たびたびため息をつくなど気分もうつ傾向にあります。
エネルギーが過剰な状態【赤い色】
赤い足は交感神経が優位に働き、心身のエネルギーが過剰気味。イライラや怒りの感情をため込んでいるかもしれません。また、特に糖質、脂質をとりすぎている場合は足の中間部が赤く、発熱しているときは上部が赤くなります。
血液の循環が悪い【紫色】
赤色よりもさらにエネルギー過剰で体が何かと闘っているような状態。血液の循環が悪く、未病が隠れている可能性があります。疲れや不眠を甘く見ずに、だるさが続くようなら、ぜひ体の気になる症状を専門医に相談しましょう。
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『すべての不調は足裏を見ればわかる!』では、実際の足の症例をもとに、不調や未病のお悩みに対応するゾーンセラピーを丁寧に解説しています。また、水太りや脂肪太り、肌トラブルなど美容のためのゾーンセラピーまで幅広く実例を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
TOP画像/(c)Shutterstock.com
足裏研究家 鈴木きよみ
東京・自由が丘を拠点に30万人以上の足を診てきた経験豊富なセラピスト。足と体のつながりに着目し、高齢化社会に向けて「歩ける寿命」を延ばし、人生を楽しむためのライフスタイルとして「足ウェルネス®」を提唱。