英語で「a piece of cake」ってどんな意味?
「揚げ足をとる」「首を長くする」など、日本でも日常的に使われている慣用句(イディオム)。でも、慣用句としての意味を知らない人が聞いたらどうでしょうか?
英語にも日本語に匹敵するくらいたくさんの慣用句があります。そして私たちが慣用句と知らずに直訳すると、話が食い違ってしまうことも……。そこで今回は、覚えておきたい英語のイディオムを紹介!
「a piece of cake」
直訳すると「一切れのケーキ」ですが、実は別の意味ももつのです!
ではその意味とは??
ヒントは、一切れのケーキを食べるということはどういうことなのかを考えてみるとわかるかもしれません!
前回の記事はこちら>>「make money」の意味は? お金をつくるではありません!
正解は……「簡単なこと」という意味!
「a piece of cake」で「ケーキ一切れ」という意味のほかに、「簡単にできること」を表します。
ショートケーキやチーズケーキ、チョコレートケーキなど、バラエティ豊かな味の中から、目移りしながら選んだケーキ。「半分だけ食べてあとは残しておこう」と思っても、いざ食べ始めると食べきってしまった…… なんて経験、みなさんにもあるはず!
一切れのケーキなんて、ペロッと食べてしまう! つまり、食べるのは簡単ということ。そこから派生して、「簡単にできること」「たやすいこと」という意味で使われるようになったといわれています。
日本語でいえば、「朝飯前」とニュアンスが近いです。
ちなみに「cake」だけでなく「pie(パイ)」も、とても簡単にできることを表します。
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イディオムを使いこせるようになると、英会話のレベルもグッと上がって、英語でのコミュニケーションもスマートになるはず!
引き続きここOggi.jpにて、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語の慣用句について紹介していきたいと思います♡
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。