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2021.08.30

「お調子者」は嫌われやすいって本当?「お調子者」の特徴や心理、付き合い方を解説

身近に「お調子者」と思うような人はいますか? 一見ネガティブなイメージの言葉に聞こえますが、実は「お調子者」には、良い意味と悪い意味の2つの側面があります。具体的に「お調子者」の特徴には何があるのでしょうか。ここでは、「お調子者」の特徴や心理、付き合い方について紹介していきます。

【目次】
「お調子者」の意味や言い換え表現は?
「お調子者」の特徴には何がある?
「お調子者」の心理とは?
「お調子者」でいることのメリットやデメリットは?
「お調子者」とはどう付き合えばいいの?
最後に

人の特徴を表す言葉のひとつに、「お調子者」があります。あなたは「お調子者」と聞くと、どんなイメージを抱きますか?

「お調子者」には、良い意味と悪い意味の2つの側面があります。そのため、意外とどう付き合えばいいかわからない、という方もいるのではないでしょうか。今回は、そんな「お調子者」の意味や、「お調子者」の特徴や心理、付き合い方について一緒にチェックしてみましょう。

「お調子者」の意味や言い換え表現は?

(c)Shutterstock.com

初めに、「お調子者」の意味や、言い換え表現についてです。「お調子者」には、良い意味で使うときと、悪い意味で使う意味のどちらにも言い換え表現がありますよ。

「お調子者」の意味

「お調子者」は、もともと「調子者」という表現でした。それを丁寧な表現にするために、「お」がつけられて「お調子者」という表現が一般的になったといわれていますよ。

そんな「お調子者」の意味は、「調子に乗りやすい人」「軽はずみな言動をする人」。一見ネガティブなイメージの言葉に聞こえますが、「場を面白くする人」「社交的な人」といったポジティブなニュアンスも含まれています。

地域による違いも?「お調子者」の言い換え・類語表現

ポジティブな意味で使う、「お調子者」の言い換え表現として挙げられるのは、「ひょうきん者」や「ユーモラスな人」「お茶目」です。どれも「人懐っこくて面白い人」といった意味がありますよ。対して、ネガティブな意味で使う場合は、「粗忽者」や「軽薄」「チャラい人」といった言い換え表現があります。

また、関西では「お調子者」を「いちびり」と表現することも。元々関西弁には、「調子に乗ってふざける」という意味の動詞、「いちびる」があります。これを名詞形にすることで、「調子に乗ってる人」「お調子者」という意味になりますよ。

「お調子者」の特徴には何がある?

(c)Shutterstock.com

良い意味も悪い意味も持っている「お調子者」ですが、具体的にどんな人に対して、「お調子者」は使われるのでしょうか?

1:初対面の人とすぐ仲良くなる

「お調子者」は、周りの人に自分を合わせるのが上手です。そのため、初対面の人であっても、相手が不快にならない距離感をとることができるため、初対面の人とすぐに仲良くなることができます。また、周りが人の輪の中心にいることが多く、周囲の人の話にすぐ参加するという特徴もありますよ。

2:相手によって態度を変えることができる

「お調子者」は、その場の空気を察する力が強いです。そのため、深刻なムードの場に行っても、すぐに場を盛り上げることができます。また、明るく盛り上がっている場に行った場合は、自分も一緒に盛り上がりますよ。

このように、「お調子者」は相手の気持ちを見抜く力が強いといえます。ただ、場を盛り上げようとして冗談を言った結果、周りからひんしゅくを買ってしまうこともあるので注意が必要です。

3:自分が言ったことを覚えていない

「お調子者」が話をするときは、その場のノリと勢いを重視しがち。その場を盛り上げるために、あまり物事を深く考えず思いついたことを口に出します。そのため、会話内容を覚えていないことも意外と多いです。また、自分が覚えてないとしても、事実でないことを言っていて、周りから信頼を失うことも…。

「お調子者」の心理とは?

(c)Shutterstock.com

続けて、「お調子者」の心理について紹介です。「お調子者」は、一体どのような心理状態でいるのでしょうか? 「お調子者」の心理状態を知ることで、「お調子者」に対する印象や接し方が変わってくるかもしれませんよ。

1:重たい空気が苦手

「お調子者」は、明るく楽しい空気が好きです。重たい空気が苦手なため、率先して明るい空気にしようとしますよ。

また「お調子者」は、「周囲の皆も自分と同じで、明るく楽しい空気が好きに違いない」と思い込んでいることも。そのため、とにかく場を盛り上げようとして、場違いなことをしてしまうこともあります。

2:意外と根は繊細

「お調子者」は、とにかく明るく盛り上げようとするため、「鈍感」「空気が読めない」と思われることも多いです。でも実は、根が繊細だからこそ、重い空気を感じ取るのが早いともとらえられます。

また、いつも明るく振舞おうとしているから気づきにくいものの、根が繊細なために、人から言われたことを真面目に受け止めてしまう人も多いですよ。

3:心を開いていない

2つ目の心理のように、「お調子者」はいつも明るく振舞おうとしています。それは、本当の自分を見せるのが苦手だから、という場合も。

本当の自分を見せたくないからこそ、無理に明るく振舞おうとしてしまうのです。そのため、友達は多いけど、心を開ける「親友」は意外と少ないという特徴がありますよ。

「お調子者」でいることのメリットやデメリットは?

(c)Shutterstock.com

「お調子者」という言葉には、良い意味も悪い意味もあります。いつも明るく振舞う「お調子者」ですが、そんな「お調子者」でいることの、メリットやデメリットには何があるでしょうか?

「お調子者」でいることのメリット

「お調子者」のメリットは、なんといっても「誰とも気軽に接することができること」です。周りの人と気軽に接することができるため、人を頼ったり甘えたりすることが得意ですよ。

また、愛嬌があり、明るく盛り上げることができる点から、周囲だけでなく、上司や先輩からも可愛がられやすいのが「お調子者」のメリットですよ。

「お調子者」でいることのデメリット

「お調子者」のデメリットとして大きいのが、「周りから真剣さが足りない、誠実さがないと思われること」です。「お調子者」は楽しい空気が好きなため、深刻な話を持ち掛けられても、ふざけた態度をとってしまうことがあります。そのため、真剣さが足りず、気づけば周囲から大事な話をしてもらえなくなることも…。

「お調子者」とはどう付き合えばいいの?

(c)Shutterstock.com

意外と「お調子者」との付き合い方がわからない、という人も多いのではないでしょうか。「お調子者」と良好な関係を築くためにも、「お調子者」と付き合うときのコツを一緒に確認しましょう。

1:約束事など、大事な話はしっかり確認する

「お調子者」と約束をしたり頼みごとをするときは、しっかり確認することが大切です。「お調子者」は、深く考えず、返事や約束をしたりすることがあります。

そのため、こっちは覚えていても相手は覚えていない、というトラブルが起こることも…。「お調子者」と約束をするときは、NGになったときのことを想定しておくのがオススメですよ。

2:話半分で聞くようにする

「お調子者」は、事実でないことを話したり、実際より誇張して話すことも多いです。そのため、「お調子者」の話を全て真に受けるのではなく、話半分で聞くようにすると疲れませんよ。

3:嫌なことを言われても気にしない

「お調子者」の行動や言動には、深い意味がない場合があります。そのため、嫌なことを言われた場合にも、「悪気はない」と気にしないようにしましょう。

実際に「お調子者」は、悪気なく相手への指摘をしてしまうことがあります。「この人はこういう人だから」と理解しておけば、「お調子者」の行動や言動に振り回されずに済みますよ。

最後に

「お調子者」は場の空気を盛り上げることが得意な反面、真剣な場でおとなしくしているのが苦手という面があります。

友達であれば楽しい相手ですが、仕事での付き合いだと接し方に困ることもありますよね。仕事で「お調子者」と付き合うときのためにも、「お調子者」の特徴や付き合い方のコツを覚えておくのがオススメです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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