【目次】
・「怖い人」の特徴とは?
・「怖い人」の心理とは?
・「怖い人」と言われてしまう… 改善方法とは?
・「怖い人」への上手な対処法とは?
・最後に
「怖い人」の特徴とは?
職場や身の回りに、なんだか怖く感じられて苦手… と思う人はいませんか? そのような「怖い人」には、どのような特徴があるのでしょうか。一緒にチェックしていきましょう。
1:ポーカーフェイス
「怖い人」の特徴のひとつが、ポーカーフェイスであることです。表情が読めなかったり、いつもクールな印象だと、相手から「何を考えているんだろう?」「もしかして嫌われている?」などと、不安がられます。また、無表情でいることで、愛想がなく不機嫌な印象も与えてしまいがち。覇気がないようにも見えるため、上司から「仕事をやる気がない」と思われてしまうこともあるでしょう。
2:ファッションや見た目が派手
ファッションや髪型など見た目が派手な人も、周りから「なんだか怖そう…」と思われてしまいがちですよね。特に女性は、濃いアイメイクや露出の多い服装、高いヒールを身につけていると、派手な女性が苦手な人から萎縮されてしまいます。また、濃いアイメイクで目力が強まり、ただ見ているだけなのに「睨まれている?」と誤解する人もいるでしょう。
3:人によって態度を変える
人によって態度を変える人も、本心がわからないため、怖いと思ってしまいますよね。「怖い人」の中には、損得勘定で相手への態度を決める人もいます。自分より立場が下だったり、仕事が出来ないと判断した相手には冷たく接することもあるでしょう。反対に、上司や能力のある先輩の前では、愛想良く振る舞うことも珍しくありません。
「怖い人」の心理とは?
職場や身の回りにいる「怖い人」とは、付き合うのも億劫になりますよね。「怖い人」は、一体何を考えているのでしょうか? 心理を解説していきます。
1:人の上に立ちたい
威圧感のある「怖い人」の場合、何においても自分が一番でありたいという心理があります。そのため、自分より少し仕事ができる、上司から可愛がられている同僚を見ると、ライバル心を燃やし、敵対視してくることも。相手に負けたくないという気持ちから、威圧的な怖い態度をとるのです。
2:実は気が小さい
意外なようですが、「怖い人」は気が小さいことも考えられます。自分の見た目や能力に自信がないために、コンプレックスを他人から指摘されないよう、あえて自分から強気な態度をとってくるのです。神経質で気分屋な性格でもあります。このようなタイプの場合、相手のミスを指摘したり、真っ向から対立することは逆効果になるでしょう。
3:シャイで人見知り
「怖い人」の中には、本当はそうではないのに、意図せず「怖い人」に思われてしまっている場合もあります。シャイで人見知りな性格なため、自分から話しかけられなかったり、緊張して表情が硬くなってしまう人もいるでしょう。このような性格の人は、自分に危害を与えてくることはありません。勇気を持ってこちらから話しかけてみましょう。
「怖い人」と言われてしまう… 改善方法とは?
なかには、自分自身が「怖い人」の特徴に当てはまる方もいますよね。「怖い人」と誤解されないようにするにはどうしたらいいのでしょうか? 好印象になる方法を見ていきましょう。
1:自分から話しかける
先述したように、「怖い」と思われてしまう人の中には、シャイで人見知りな性格の人もいます。そのため、相手から話しかけられることを待っていたり、相槌しか打たず、自分から会話を切り出さないことも。無口でも挨拶は自分からする、相槌の他に、ひとつ自分の感想を付け加えるなど意識してみましょう。自分の情報を相手に伝えることで安心感を持ってもらえますよ。
2:控えめなメイク・服装にしてみる
見た目は思っている以上に人の印象を左右します。そのため、周りから怖いと思われてしまう人は、まず見た目から変えてみましょう。
特に女性は、服装や見た目が派手だと、男性から遊んでいそうと思われてしまいがち。もし、気になる人から見た目が原因で遠巻きにされたら残念ですよね。自分が好きなファッションもいいですが、たまには周りから好評な服装やメイクをしてみましょう。「怖い人」から脱却できるかもしれませんよ。
3:口調を柔らかくする
周りの人から、口調がキツイ、もう少し優しく接するようになどと言われたことはありませんか? 自分にはその気がなくても、声が大きかったり、語尾を強めに言う癖などがあると、他の人から「怒っている」「命令口調」と思われてしまいます。客観的にみても、態度が怖い人間は好かれませんよね。思い当たる節がある人は、自分の言動を振り返ってみましょう。
「怖い人」への上手な対処法とは?
「怖い人」が職場や学校で毎日顔を合わす関係だと、避けてばかりはいられませんよね。「怖い人」が苦手な場合、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。対処法を紹介します。
1:仕事に厳しいだけなのか、性格が意地悪なのか見極める
「怖い人」といっても、様々なタイプの人がいますよね。特に仕事が出来て、自分にも相手にも厳しい人は、職場でも怖がられがちです。ただし、このようなタイプの人の場合、嫌がらせで厳しくしているわけではありません。もっと仕事ができるようになってほしいという思いから、あえて、そう接している場合もあります。
自分が責任を持って仕事に望めば味方になってくれるでしょう。ただし、理不尽に意地悪な態度をとってくる「怖い人」とは、距離を置くことが大切です。
2:毅然とした態度で接する
「怖い人」の中には、相手が萎縮していると思うと余計に強気な態度をとる人もいます。このようなタイプの人は、相手の弱みにつけ込んで、陰口や悪口を言ってくることも考えられます。職場や学校にこのような人がいる場合、「この人とは職場・学校だけの関係」と割り切って毅然とした態度で接しましょう。プライベートのことまで話したり、仲良くする必要はありません。
3:コミュニケーションを取る機会を増やす
先述した対処法とは真逆ですが、あえて積極的にコミュニケーションをとることも方法の一つです。特に、上司や先輩を「怖い人」と思ってしまいがちな人は、目上の方とのコミュニケーションが不足しているケースも考えられます。
職場だと相手も仕事モードなので、口調や態度が硬くなる傾向があります。思い切って、飲み会などの職場を離れた場所で交流してみてはいかがですか? 「実は気さくな人だった」など、相手の意外な一面が明らかになり、苦手意識がなくなるかもしれませんよ。
最後に
今回は「怖い人」の特徴や、心理・対処法などを解説しました。身近に「怖い人」がいると、職場や学校に行くことがストレスに感じることもありますよね。そのような場合は、「怖い人」がどのような心理でそのような態度をとっているか分析してみましょう。
むやみに「怖い人」だと判断せず、親切心から厳しいのか、理不尽に意地悪な人なのか見極めることが大切です。自分の中で、その人への対処の仕方が決まれば、少し気が楽になれるかもしれませんよ。
TOP画像/(c)Shutterstock.com