【今日は何の日】人間ドックor人間ドッグ、正解はどっち?
働き始めるとなかなか病院に行くタイミングがなくて難しいですよね。少しの不調なら目をつぶってしまったり… しかし、健康に気をつけていかなければならないお年頃であることも事実…。
そんなとき受けたいのは、人間ドック? それとも人間ドッグ?
正解は「人間ドック」
人間ドックのドックは「dock」という英語からきているといわれています。
dockはもともと船が停泊するところである船だまりや波止場という意味です。また、船の建造・点検・修理などを行うために構築された設備のことも指すんですよ。そこから派生し、in dockで船がドックに入ることだけでなく、入院中や療養中という慣用句として使われます。
船の点検から着想を得たのが“人間ドック”という言葉だったんですね。
人間ドックは1954年(昭和29年)7月12日に国立東京第一病院(現在の国立国際医療研究センター)で、行われたのが最初といわれており、その日を記念して7月12日は人間ドックの日となっています。
人間ドックの受診によって、病気の早期発見につなげ、健康増進に寄与することを目的として、日本人間ドック学会が定めたんですよ。
健康診断と人間ドックの違いは?
会社に勤めている方は、年一回健康診断を受ける機会が設けられているのではないでしょうか? それは労働安全衛生法に基づいて年に1回定期健康診断が義務付けられているから。
健康診断は受診しなければならない検査項目も決まっています。一方、人間ドックは検査項目が多岐にわたり、自身で受診項目を選択が可能。
健康診断は法定の項目、回数を受診する義務があるのに対し、人間ドックは自身の希望によって、より精密な検査を受診することができるんですね。
そのため、必要な項目を満たせば人間ドックの結果を会社に提出することで健康診断の受診に代えることができるんですよ。
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いかがでしたか? Oggi世代になると病院に行く回数が減っていると思います。忙しさで体調不良を後回しにしてしまうこともあると思います。
しかし、身体は資本ですよね。自覚症状が出るときには病気がかなり進行していることもありますし、若いと進行が早いといわれていますよね。早い段階で気がつき、治す機会を作ることはとても大切なこと。また、なにも悪いところがないとわかると安心ですよね。
健康診断だけでなく、人間ドックも活用して、元気に輝く時間をより長く維持できたら素敵ですよね。
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!