受付嬢も楽じゃない! 困ったお客様エピソード
都内で会社受付をしているOLライターのタケ子です。
受付歴が長いと多くの変わったお客様に遭遇しちゃいます。また、同じ受付嬢たちもさまざまな会社の受付を渡り歩いてきた強者揃い。そんな受付嬢たちが困惑した仰天お客様エピソードをご紹介!
大きくて長くて固いモノを披露されて…。(33歳・Mさんの場合)
とある会社社長さんとその部下の方が来社。Mさんが出会った過去一の変わったお客様とは。
「大きな会社の社長さんと男性の部下の方が来社された時なんですけど、すぐに担当者から特別応接室にと言われご案内したんです。
こちらでお待ちくださいと言った際、『君に少し見てもらおうかな』そんな社長さんの言葉で、部下の方がおもむろにあるモノを取り出したんです。
袋から出てきたのは巨大なリコーダー! 「エッ!」っと思ったら吹き出したんです。バスリコーダーといわれる楽器を今から演奏してくれるというのです。
もうどんな顔で聞けばいいか分からず、担当者が来るまで永遠にリコーダーを聞かされました。学校でも見たことがないようなリコーダーはそれはそれは大きくて立派でした」(Mさん)
お客様だけじゃない! 誘惑する社長(39歳・Sさんの場合)
困ったお客様の対応だけではない受付の仕事。Sさんはとある会社の社長さんから魅力的なお誘いをされたようですが…。
「ちょうど30歳の時。大手不動産会社の社長・役員フロアで受付をしていたんです。たまにお茶をお出ししていたんですけど、ここの社長がスケベで有名。
ある日社長にお茶をお出ししたら急に手を握られて『君、松濤(渋谷区の超高級住宅街)に住みなさい。』って。当時千葉の実家から通っていた私はびっくり。きょとんとしていると『月300万で足りるかな?』と社長。
どうやらその地域の高級低層マンションの部屋をいくつも持っているのだとか。もちろん大人な関係込みで提案したのでしょうけど、若干なびいてしまいそうな私がいました(笑)
後になって社長の側近の男性秘書さんから『お決まりになりましたか? お引越しの時期は? お手当は振り込みですか手渡しがいいですか?』とお話があり、急に怖くなった私は速攻で会社を辞めました」(Sさん)
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驚かれるかもしれませんが、こんな変わったお客様の対応は実は日常茶飯事。そこで対応の悪さを出してしまえば会社のイメージ低下に繋がりかねません。それと意外かもしれませんが事務作業も多く、そんな中で来社されるお客様の対応もしなければいけません。ニコニコ座っているだけの受付ではないってこと、少しでもお分かりいただけたでしょうか。。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪