【目次】
・いつもの自分・今の自分を確認しましょう
・今から習慣にしたいケアのやり方をチェック!
いつもの自分・今の自分を確認しましょう
他人から見た自分の年齢印象が違うって本当?
教えてくれたのは…
株式会社資生堂 ライフサイエンス研究センター主任研究員:江連智暢さん
(入社以来一貫してアンチエイジング領域の研究開発に従事。多くの主力製品を開発)
他人のたるみはよく見えるけれど、自分のたるみがどのように見えているのかって、なかなか分からないもの。
▲同一人物の正面から見た顔(左)と、斜め45度から見た顔(右)の写真です。明らかに斜め45度から見る顔のほうが、老けて見えることがわかります。
自分目線の正面顔を見慣れているため、他人から見た年齢印象との不一致に気づいてない人って意外と多いのです。
「フェイスラインは乱れることで顔の印象を大きく変え、顔を老けて見せたり、顔を大きく見せてしまうことがあるため、適切なケアが必要です。フェイスラインのたるみ(乱れ)は、エイジングによる真皮の衰えなどが原因で引き起こされることがわかっています。
たるまない習慣として、自分にあった化粧品や、マッサージ・エクササイズなどの正しい方法を取り入れて、ぜひ積極的にフェイスラインのたるみの予防・改善に取り組んでいただきたいです」(江連さん)
たるんだ状態を“形状記憶”させていませんか?
\スマホが老化を加速させる?/
≪下を向いてスマホを見続けると…≫
・首・肩が前に出る
・猫背のスタイルに
・足を開いたり組んだりしがち
崩れた姿勢をどのくらい続けていますか?
老化を加速させる理由を知ろう!
下を向いている時間が長いほど、あごが下がって二重~三重とゆるみ、首のシワも刻まれていきます。
「スマホに夢中で、眠る直前まで見ている人は老け方が早いんです」(トータルビューティアドバイザー:水井真理子さん)
≪老化が加速するのはなぜ?≫
・眠りが浅くなり、疲れがとれい
・眼輪筋が衰えて、たるみや血行不良に
・眉間など目のまわりにシワができやすい
・二重アゴや首のシワが深刻に
・それらの習慣が普段の表情にも表れる
心当たりのある人は、今日からケアをスタートしましょう! 日頃の習慣でつくった顔印象は、ケアの習慣で改善を目指すことが大切です。
今から習慣にしたいケアのやり方をチェック!
【1】ツボ押しで二重アゴにアプローチ
教えてくれたのは…
オリジナルの手技と美顔鍼の施術で大人気のサロン「ハリジェンヌ」の光本院長
光本先生直伝の二重アゴに刺激を与えるツボ押しを紹介します。
≪ツボ押しのやり方≫
人差し指をカギ状に折り曲げ、アゴの奥のくぼみにあてます。
押しあてながら、イタ気持ちいい程度に真横にゆらしてほぐしましょう(30回ほど)。
【2】美容系YouTuberが毎日行っているマッサージ
教えてくれたのは…
モデル・YouTuber:石井亜美さん
毎日メイク前に実践しているという「アゴのたるみ引き締めマッサージ」をご紹介します。
≪マッサージのやり方≫
親指の腹でアゴの肉を削ぐようにして、30秒ほど流します。最後は、フェイスラインから耳の横まで親指で引き上げましょう。
【3】アゴの肉や首のシワを流すリンパマッサージ
≪マッサージのやり方≫
1. ネッククリームを首全体に塗ります。
2. アゴ下から耳下までのフェイスラインを引き上げます。
3. [2]で流したリンパを、首の側面をつたって鎖骨のくぼみに流しましょう。
【4】むくみが気になったときの舌まわし
\教えてくれたのは…/
パーソナルフェイストレーナー:木村祐介さん
(運動力学や機能解剖学をもとに、美と健康に特化したオリジナルメソッドを考案)
≪なぜ舌をまわすといいの?≫
舌は下アゴとノドとの間に存在しており、舌が遠くに行くほど筋肉が使われ、二重アゴが改善しやすくなるという仕組み。舌をゆるませたままにしていると、アゴ下がたるんだハンモックのような状態になってしまうんです。
≪舌まわしのやり方 01≫
1. 上アゴに舌の根本を押し付けます(舌先は丸めずに行います)
2. 口を「う」の形にして、上アゴを押し上げるようにしてぐっと力を入れましょう
※舌の筋肉を使っている感覚があるまで押し上げます。
【5】顔まわりのむくみ対策に
≪舌まわしのやり方 02≫
口を閉じたまま、歯の外側に舌を沿わせるようにして舌をまわします。
※疲れ果てるまで行うのがポイント。継続することで、アゴのもたつきも引き締まりますよ。