一度では持ち運べないほどの手土産が嬉しいけれど…
結婚5年目のアラサーOLみしぇ子です。前回は義実家のどうしても許せないエピソードをお届けしました。
義実家にいったり、外で会った時に毎回様々なものを持たせてくれる義母。冷凍保存できそうなお料理やお菓子、衣類まで申し訳ないくらいいただきます。それはもちろん嬉しいのですが、優しい義母の大きすぎる愛がたまに重いと感じてしまうことも…。今回は、そんなエピソードを紹介します。
1:これ息子が好きだから♡
「これ、茶太郎(旦那の仮名)好きでしょ? 小さい頃から大好きなのよ~♡」という前置きとともに毎回必ず入っているのは、大量の果物(しかも数種類)と地元で有名なお菓子。
2人暮らしの私たちには到底食べきれないほどの量をいただきます。ありがたいですが、特に果物はすぐに悪くなってしまうし、私はあまり食べないことも合って、「こんなにたくさんは申し訳ないです~」とやんわりお断りをしています。でも「遠慮しないで! だって茶太郎はすぐに食べちゃうんだから♡」と夫への愛が止まらずに持たせてくれます。
結局夫もあまり食べず、食べきる前に果物はいくつかダメになってしまうし、1年以上前に貰ったお菓子は箱から開けていない状態(苦笑)
この『夫の好物を持たせる問題』は、よく聞く話なので、どの母親も息子への愛を食べ物に込めるのは同じなんだなぁと感じています。最近は、果物を消費できるように、ジューサーを新調しようかなと考え中です。
2:え、そんなの使わないんですけど…
上で書いたものは、なんだかんだで食べ物なのでありがたいのですが、「もはやいらないものをくれている?」と感じるものもあって困っています。それがこちら…。
◆急須
なぜか突然、急須をくれた義母。「いただきものなんだけど急須使わないから! 使って! ね、使ってちょうだい」と、半ば強制的に持たされました。もう家にあるし、急須なんて、何個もいらないわ! 帰り道夫に愚痴を吐いたのは義母には内緒です。
◆大量の氷まくら
先日大量の氷まくらをいただきました。いつもは「嬉しいです♡」と言っていただいてきますが、今回ばかりは「え! 氷まくら!?」と素直な気持ちがついつい口からぽろり。それもなぜか10個。なんということでしょう。
「こんなにいらないです! 使わないです!」と本音が出てしまいましたが、「湯たんぽにも使えるみたいだから! ね、使ってちょうだい」と押し問答が繰り広げられました。結局、小結のみしぇこは横綱義母に惨敗し、持って帰ってきましたよ。もちろん一度も使わず物置の隅に寝かせていますが、どうしたらいいのやら。
プレゼントしている風にみせかけて、家の片付けしてるんじゃないかと思っていますが、皆さんどう思いますか?
なんでこういう時、夫は何もいわないんだろう… と不思議でなりませんが、どの人妻さんも同じ悩みをお持ちなんでしょうか? せめてメルカリで売れるものだったらな… なんて考えてしまう私は悪女でしょうか。
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アラサーOL妻 みしぇ子
結婚5年目、都内在住のアラサーOL。日々、夫と姑のご機嫌を取りながら幸せに生活(笑)。平凡な生活の中で生まれる、さくっと読める『小話』をお届けします。