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ニットをインするときのポイントとは?
ニットのイン/アウト問題は、「ボリュームをどうしたいのか?」が決め手。こなれ見えするタックインのポイントは? 太って見えない着こなしは? 今回は、ニットをインするときの着こなしのコツを合わせるボトムス別に紹介。インしたくない時のレイヤードスタイルもチェック!
〈ニットインのPOINT〉
・アイテムのシルエットを活かす
・メリハリを考える
・“魅せるポイント”を決める
【ニットイン×パンツ】スタイルアップ効果を演出
まずは、ニットをパンツにインするスタイルから紹介します。ウエストマークが高めのワイドパンツやハイウエストパンツなら、ニットインがすっきりと決まります。重ねるアイテムで視線の流れを作って、シルエットをきれいに映し出してみて。
- 白ニット×もこもこジレ×タックパンツ
- 黒ニット×ハイウエストデニム×チェスターコート
- ブラウンタートルネック×きれい色ワイドパンツ
- 黒ニット×黒ニットジャケット×グレーワイドパンツ
- ベージュのバックシャンニット×ワイドパンツ
- 白シアーニット×黒ラップ風デザインパンツ
- イエローニット×ブルーデニム×ミドル丈ジレ
- ネイビーのシアーニット×グルカパンツ
- ピンクニット×グレージュワイドパンツ
- ベージュリブニット×ネイビーハイウエストパンツ
- ベージュニット×ベージュジレ×白バレルパンツ
- ベリーカラーニット×バレルパンツ
- ポロニット×淡色パンツ×トレンチコート
白ニット×もこもこジレ×タックパンツ
薄手ニット×タックパンツの定番スタイルも、トップスをインしてふわもこジレをはおるだけで今っぽい雰囲気に。ほかのアウターより面積小さめだからこそ、ちょっと遊びが効いた素材に挑戦!
黒ニット×ハイウエストデニム×チェスターコート
デニムコーデには、上質でトラッドなコートを合わせるのが大人流。トップスのニットをインすることで、よりすっきりとした美シルエットが構築できる。
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ブラウンタートルネック×きれい色ワイドパンツ
一見合わせにくそうな色の組み合わせも、全体の色数を抑えれば上品にまとまる。きれい色パンツにタートルネックニットをインして、ボディバッグを仲介役に。大人のためのアクティブバッグは、ウエスト位置に仲介すればスタイルアップも難なく決まる。
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黒ニット×黒ニットジャケット×グレーワイドパンツ
レトロな雰囲気の千鳥格子柄パンツをきれいめに履きこなすなら、薄手のニットをコンパクトにインして引き立てるのが大人の嗜み。
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ベージュのバックシャンニット×ワイドパンツ
洗練されたセンスのよさがにじみ出る、コンパクトな薄手のベージュニット。袖が細く長いすっきりニットは量感ボトムと好相性。色味の近いカーキブラウンパンツにニットをインして、馴染みよくまとめて。
「薄手&コンパクトサイズのニット」がおすすめ♡ 最旬3コーデ
白シアーニット×黒ラップ風デザインパンツ
起毛感のある透けニットは今季注目度が高いアイテム。そんな旬アイテムを軸にしてカジュアルに力を抜くには、おしゃれ感度が高まるセンタープレス入りのラップデザインを選ぶのが鍵。
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イエローニット×ブルーデニム×ミドル丈ジレ
マスタードイエローのニット×デニムの大人カジュアルの定番スタイル。ニットはデニムにインして脚長効果を高めつつ、ジャケット感覚で羽織れるミドル丈のジレをオンして、今っぽくクラスアップして。
ネイビーのシアーニット×グルカパンツ
ベルト飾りが付いたグルカパンツも、流れるようなワイドシルエットならきれいめな印象に。ネイビーのシアーニットをインして、より大人っぽい色気をプラスして。
ピンクニット×グレージュワイドパンツ
ニットに合わせたなじませカラー配色なら、きれい色コーデも落ち着いた印象に。ワイドパンツとVネックニットのすっきり見せコーデは、ニットをインしてスタイルアップを叶えて。
「ベリーカラーニット」を通勤/休日で着回すなら? お手本コーデを紹介!
ベージュリブニット×ネイビーハイウエストパンツ
ハイウエストパンツは、タイトめなニットと合わせると旬のバランスに。足元はヌーディなサンダルで抜けをつくって、艶パンツの女らしさを際立たせて。
ベージュニット×ベージュジレ×白バレルパンツ
フロントのデザイン性が高いバレルパンツは、ジレとも好相性。ジレの丈が長い分、トップスはインしてコンパクトに。きちんと感のある組み合わせなので、足元はきれいめフラットかスニーカーチョイスがリラクシーで◎
ハイウエストでスタイルUP効果も! トレンドの「バレルパンツ」をシーン別に着回し
ベリーカラーニット×バレルパンツ
トレンドの鮮やかなベリーピンクのニットは、ハイウエストのバレルパンツにタックインすると今どきのスタイルアップが叶う。
ポロニット×淡色パンツ×トレンチコート
コートを脱いだオフィス内でぱっと見明るい印象を狙うなら、ニュアンスカラーのキレイ色のニットとトーンを合わせた淡い色のボトムスで。ベルト付きのハイウエストボトムスは、ニットもインして脚長効果を狙って。
【ニットイン×スカート】着ぶくれしない着こなし方
ギャザーのあるスカートも、するんとしたタイトスカートも、ニットをインするのは着膨れして見えがち。ここでは、ぼんやりとしたシルエットを回避する着こなしのコツを紹介! お手本コーデとともに見ていきましょう。
- ボリュームスカート×黒ニット×ビットローファー
- ブラウンニット×黒フレアスカート×ジャケット
- ピンクニット×ツイードのタイトスカート
- きれい色リブニット×タフタスカート
- ベリーカラーニット×黒タイトスカート
- ボーダーニット×カーディガン×黒フレアスカート
- ベリーカラーニット×グレースカート
- パープルニット×ラベンダータイトスカート
- イエローニット×エコレザースカート
ボリュームスカート×黒ニット×ビットローファー
ゴージャスなボリュームあるスカートには、シンプルなコンパクトニットをインしてバランスを調整。足元は細身のビットローファーが好相性。
トッズのビットローファーはフェミニンなスカートスタイルにも似合う♡
ブラウンニット×黒フレアスカート×ジャケット
コクのあるブラウンのグラデーションで彩るオフィスコーデ。スカートにジャケットを合わせる日は、トップスをインしてコンパクトにまとめると女っぷりが上がる!
ピンクニット×ツイードのタイトスカート
スイートなピンクとシンプルなデザインで、通勤スタイルをブラッシュアップしてくれるクルーネックニット。シルエットの美しいツイードタイトにインして、すっきりとまとめて。
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きれい色リブニット×タフタスカート
きれい色のリブニットを軸にした女っぷりたっぷりのワンツーコーデ。光沢タフタのスカートはウエストからたっぷり広がるシルエットなので、トップスはすっきりシンプルなアイテムを合わせてインすると好バランス。
ベリーカラーニット×黒タイトスカート
軽くて肌触りのよいウール100%のベリーカラーニットに黒を合わせれば、グラマーでリッチな印象に。美しい印象を高めるためにも、ニットはインして美シルエットを狙って。
ボーダーニット×カーディガン×黒フレアスカート
きれいめな印象だけじゃない、トレンド感と好感度どちらも叶うカーディガン。旬のパープルカラーを選べば、ボーダー×黒フレアスカートのシンプルコーデもあか抜けて見える。ボーダーはインして、カーディガンを主役に引き立てて。
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ベリーカラーニット×グレースカート
鮮やかなニットと首元からのぞく白いカットソーが、ボリュームのあるスカートを引き締めてくれる。薄手のニットはコンパクトにインして、華奢見えさせるのがポイント。
「ベリーカラーニット」を通勤/休日で着回すなら? お手本コーデを紹介!
パープルニット×ラベンダータイトスカート
Gジャンのまろやかな白で、グラデーション配色をクリーンな印象に牽引。トップスはインしてきれいめ感をUPさせて。
イエローニット×エコレザースカート
色×色の掛け合わせで生まれるこってり感は、エコレザースカートの光沢と、クリアな白小物で賢く解消。野暮ったく見えないように、ニットはインしてコンパクトに。
「イエロー」は、くすみカラーと合わせるとバランス◎! お手本コーデ6
【ニットアウト】レイヤードスタイルがおしゃれ!
ニットコーデでバランスが上手くとれない時は、シャツをレイヤードするのがおすすめ。ニットの裾からシャツをのぞかせて、トップスとボトムをつなぐアクセントに。気になるウエスト&ヒップをカバーしてくれるのも嬉しい。
- グレーニット×ブルーシャツ×パンツ
- 白クロップドニット×白パンツ×ストライプシャツ
- ブルーニット×白T×グレージレ×デニム
- ノルディック柄ニット×白シャツ×黒スカート
- ブルーニット×水色フリルブラウス×スウェットパンツ
- オフホワイトニットベスト×白ブラウス×フェイクレザースカート
- ブロックチェックニット×白シャツ×パンツ
- 白ニットベスト×白シャツ×ナローフレアスカート
グレーニット×ブルーシャツ×パンツ
手触りや着心地のいいリラクシーなニット×ニットも、チャコールグレーで統一することでスタイリッシュさが引き立ち、都会的な雰囲気で楽しめる。素材感の異なる上下ニットにブルーシャツでクリーンな抜け感をプラスして、より奥行きのあるコーディネートに仕上げて。
白クロップドニット×白パンツ×ストライプシャツ
クロップドニット×白ワイドパンツの白コーデに、ストライプシャツを投入してリズム感をプラス。トップスはともに短丈を選ぶことで、ワイドボトムとのバランス感もちょうどいい。
ブルーニット×白T×グレージレ×デニム
鮮やかなブルーニット×ブルーデニムは色味の系統が近い分メリハリが出にくい着こなしに… そんな時、白を一枚インするだけで洗練された印象が高まる。
ノルディック柄ニット×白シャツ×黒スカート
ノルディック柄がアクセントになるグレーのニットに、タイトスカートやチェーンバッグ、ヒール靴など〝きれいめ〟なアイテムを合わせることでシティになじむ装いへ。首元から白シャツをのぞかせ、顔周りの明るさをワントーン上げて。
ほっこりしがちなノルディック柄ニットをシティガール風に着こなすなら…
ブルーニット×水色フリルブラウス×スウェットパンツ
辛口派でも挑戦しやすいブルー×プチフリルの組み合わせ。フリルをニットからのぞかせて。
フリルブラウス×ゆるニットの重ね着で、「寒さ対策」も「華やかさ」も両立!
オフホワイトニットベスト×白ブラウス×フェイクレザースカート
ベージュのニットベスト×白のフリルブラウス。品のいい配色だからこそ、フェイクレザーのスカート×ロングブーツで辛口に。大人のしなやかさが強調される。
あえてロングブーツを隠すのが正解! ミディ丈スカート×ロングブーツ着こなし3選
ブロックチェックニット×白シャツ×パンツ
メンズライクなブロックチェックを主役にしたレイヤードコーデ。柄ニットにシャツのさばけた感じがかっこよさを後押し。レイヤードしやすいワイドスリーブもポイント。
白ニットベスト×白シャツ×ナローフレアスカート
きちんと感のある白シャツに、落ち感のあるナローフレア。きれいめアイテムが主役のときは、白ニットベストを重ねて力まず抑揚をつけて洒落感アップ。
タイトスカートは、ボリュームトップス合わせがいい! お手本着こなし4選
最後に
ニットインを好バランスにまとめるポイントと、ニットアウトしたい時の今どきレイヤードコーデを紹介しました。「どこをタイトに見せたいか」「リラクシーにまとめるか」がスタイリングの決め手。着こなしの参考にしてみて。