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2021.01.04

他人が羨ましい… 自分が納得する人生を始めるための特別な方法とは?

テレビやラジオなどで活躍する精神科医の名越康文さんが、Oggi読者の悩みに答えてくれる本誌の人気連載。今回は、自分の人生を見つける上で重要なソロタイムについてお届けします。

自分にとって本質の問題を掘り起こす勇気。それを実現するにはソロタイムが重要に!

入社してから6年、唯一の同期が会社を辞めることに。オーストラリアに語学留学をするのだそう。ずっと海外で暮らすことが夢で、前から準備を進めていたということだけれど、自分にとっては青天の霹靂!

いつも仕事で大変なときは励まし合って、いろいろ話していたつもりだったけれど、彼女が海外留学を本気で考えていたなんて… 知らなかった。

応援したい気持ちがある一方、「私に残りの仕事を押し付けて… 自由でいいよね」と半分皮肉めいた気持ちも湧き上がり、なんだかモヤモヤしています。こんな私は性格が悪いのでしょうか?

名越さんが回答!

(c)Shutterstock.com

同期の方を応援したいと思う反面、「うらやましい」とか「義理人情を欠いている」と思うのは、ごく正直な気持ちなのだと思います。

最近は、すぐにいいか悪いかを区別したがる風潮にありますが、僕は「現実を見ることから始めましょうよ」という立場です。

あなたが相手に対して感じた、応援したい気持ちと非難したい気持ちの両方があるということを、事実として正直に認めることで初めて「じゃあ、自分はどうする」と冷静に前へ進めるのです。

同期のキッパリとした決断と行動を見てモヤモヤする心の奥には、「自分はこのまま今の仕事を続けていいのかしら…」「自分の本当にやりたいことってなんだろう」といった、自分の人生を決めかねているという本音があるのかもしれません。

相手の態度がどこか気に食わないと感じるのは、実は自分自身が「自分本来の問題」を見る勇気がまだもてなくて、それに蓋をしてしまっているからなのです。

また、仮にそれがわかったとしても、「自分にはどうせ何もできない」と、反射的に自分を軽視してしまう人も多いのです。でも大丈夫、それは昨日までのあなたです。今日からは自分の人生を生きる練習を始めましょう。

自分の将来を考える力を育むために、ひとりでじっくり映画を観たり、小説を読んだりする時間を週に一度は必ずとるようにして、その中に未来の自分を発見してゆくのです。

「そのうち考えよう」「きっかけがあれば実行しよう」といった、淡い期待だけで不安げに生きる必要はありません。周りを遮断して没頭する、ひとりの時間を積極的につくるだけでいいのです。

それでもやっぱり、自分を偽って漫然と日々を過ごしてしまうのが人間。自分が納得のいく生き方を始めたい人には、最強の投資家ウォーレン・バフェットの教えを紹介します。

まず自分のやりたいことを25個書き出すこと。これからが肝心です。そのうち上位5個を除いた残り20個は決してやらないこと、というのです。

つまり肝心なことこそ後回しにしがちだけれど、そこで時間を潰している暇はないということでしょう。一度やってみてください。

美味しいものは後回しにしても、人生で達成したいことは後回しにしない、というのは素敵な指摘だと思います。

2019年Oggi12月号「名越康文の奥の『ソロ』道」より
イラスト/浅妻健司 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部

TOP画像/(c)Shutterstock.com

名越康文(なこし・やすふみ)

1960年、奈良県生まれ。精神科医。臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など幅広く活躍中。著書に『SOLO TIME「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である』(夜間飛行)ほか多数。


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