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2020.10.28

自粛生活で増えた生ごみ問題… ニオイも重さも軽減する魔法のマシンが便利すぎ!

前回はオイシックスの加工&冷凍食材を紹介しましたが、料理する日が増えれば、生ゴミも増える。普段のゴミ出しをどうにかできないかと導入した、家庭用生ゴミ減量乾燥機を紹介します。ゴミ出し、匂い、そしてサステナブルな視点もチェックして。<コンサルティング会社 ブルーム&グロー代表・大島文子による仕事術コラム>

大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ

オイシックスの加工&冷凍食材の記事はこちら▶︎マンネリ料理の打開策!! 救世主オイシックスの加工&冷凍食材マイベスト3

自粛生活で考えた「生ゴミ」のこと

(c)Shutterstock.com

これまでの冬はウン十年と外出続きの毎日でしたが、こんなに家にいる時間が長いのは、幼稚園入園前以来かと思います(振り返りすぎ)。そんな日々の気付きのひとつが「生ゴミ」でした。

3食を毎日料理をすればゴミは出る。うちは集合住宅なので、1階にゴミ集積場があり、好きな時に置きに行けます。でも本格的に自粛生活に入った春先のゴミ集積場はすごかった…。

自粛で増えたゴミを、自粛せずに日々整理してくれる管理人さんや、エッセンシャルワーカーとして働き続ける自治体のゴミ収集職員の方たち。ゴミの山となった集積場を見るたびに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そんなときに導入を考えたのが家庭用ゴミ処理機です。

Amazonで検索してみると… いろいろあるんですね。私はゴミ処理機と言えばディスポーザー付きマンションとか、個別でも粉砕するタイプのイメージが刷り込まれていたのですが、もっと簡単な乾燥式が各社から出ていることを知りました。

お値段も多種多様でしたが検討の上、Amazonの生ゴミ処理機ベストセラー1位にランキングされていた、島産業の家庭用生ごみ減量乾燥機 「パリパリキューブライトアルファ」を購入。

自治体の購入助成金制度を活用できたので、結果、半額で導入できました^^

自治体の購入助成金制度

◆家庭用生ごみ減量乾燥機で出来ること

我が家が導入した、家庭用生ごみ減量乾燥機 「パリパリキューブライトアルファ」はこんな形。

▲ネイビーの部分を開けると、中に白いバスケットが入っています。そのバスケットに生ゴミ用ネットを取り付けてシンクで使い、貯まった夜にパリバリキューブを稼働させます。

▲約5時間40分(節約モード)でパリパリに乾燥完了!

乾燥した後は、重量が本当に少なくなり、匂いは香ばしい香りに変わります。毎日夜中に稼働させるのですが、ウチでは音も匂いも気にならなかったですよ。

上の写真だとパリパリが伝わりにくいですよね(汗)。さすがに生ゴミの写真をお見せするのは忍びないので、バラを乾燥してみましたが、伝わりにくいのでやっぱりコレを公開します!

我が家のリアル生ゴミ(^^;)。乾燥後です。左側のオレンジ色のモノがニンジンの皮。みんなパリパリです。これらを新聞紙に包んで上から叩いて粉砕して、ゴミ箱に。だいたい1/5くらいの体積になりました。

生ごみの80%は水分だそうで、ごみ出しは重い水を運んでいるようなもの。だから夏場は特に腐りやすいし、虫や匂いの対策も大変です。そんな生ゴミも乾燥させれば1/5まで軽くなるからごみ出しが楽になるし、ためて一度にごみ出しすることでごみ出しの回数も減らすことができます。

冒頭でお話しした、集合住宅の管理人さんやゴミ収集時の負担が少しでも軽くなるのも◎かと思います。

乾燥させることで雑菌の繁殖が抑えられ、匂いが軽減するなどの実証実験の結果は、島産業の公式サイトに詳しく掲載されていますので、ご興味ある方はチェックしてみてください。

島産業の公式サイト

◆サステナブルなアクションとしては?

現在、毎日のようにニュースに取り上げられているプラスチックゴミに限らず、ゴミ問題はそのまま環境保護・資源再生・そしてCO2排出量増加による地球温暖化と結びついています。

このパリパリキューブライトの購入を検討する際も、消費電力によるCO2排出量が気になり調べました。メーカーの試算によると、生ゴミの輸送・償却・分解にかかる年間CO2排出量を、家庭内で乾燥してからゴミ出しすることで、同機の消費電力の排出量を加算してなお68%削減できるそうです。

また乾燥処理した生ゴミは有機質肥料として利用することができ、その場合CO2排出量は74%削減できるそう。

生ゴミが有機質肥料になり、ベランダの野菜が大きく育つ。戸建てにお住いの方は土に返すことも出来るので、まさにサーキュラー・エコノミー※1ですね。

私的には、丁度この夏からレジ袋の有料化が始まり、生ゴミ袋に困った時期でもありました。今では乾燥したものを新聞紙にくるんで捨てるので、燃やすためのプラスティック袋が必要なくなったのも嬉しかったです。

そして何より我が家のゴミ箱から臭いが消え、マンションのごみ集積場でも(1軒だと1%位だけど)、匂いやゴミの量が削減され、環境が良いほうに変わっていく。

最近、「少しでも環境に良いと思えることは取り入れる!」がモットーになっている私としては、これからも、生ゴミが溜まったらパリパリキューブを稼働させて、パリパリ生ゴミ作りに勤しみます。

※1サーキュラー・エコノミーとは… 持続可能な社会を実現するための経済システムと経済活動に関する、発展的かつ革新的な産業モデル。資源や製品を経済活動の様々な段階(生産・消費・廃棄など)で循環させることで、資源やエネルギーの消費や廃棄物発生を無くしながら、かつその循環の中で付加価値を生み出すことによって、経済成長と環境負荷低減を両立するための国際的かつ協調的取り組みです。

大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ

日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝・マーケティング担当に長らく従事。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等をプロデュースする。2016年、大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社 (株)ブルーム&グローを設立。
宝塚歌劇とコスメ、美味しいモノが趣味。インスタグラムはこちら

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