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LIFESTYLE

2020.09.11

おとな奈良旅のすすめ 前編! 奈良の山奥にある癒しの郷・十津川村でしたい6つのこと

奈良というと「修学旅行で行ったことあるけれど…」という人も多いはず。近隣の大阪や京都よりやや地味な印象はありますが、「今、行きたいスポット」として注目されている場所でもあります。心身ともに癒しの旅に出たい気持ちが盛り上がる今、奈良の山奥にある十津川村への旅を体験レポート! 満足感高い旅を効率的に〝攻める〟弾丸トラベライター・門司紀子がナビゲートします。

奈良の魅力は… 心身ともにたっぷり癒される場所であること!

私は6年ほど前に奈良の旅取材に行き、「奈良」のジワジワ癒される魅力にハマったひとり。日本古来の歴史を支えていた古都・奈良には、国宝や重要文化財に指定される神社仏閣や建造物が多数あり、古き良き街並みや食文化にも興味深いものがあります。

以前の取材の際には、奈良の方々の優しくフレンドリーで驕らない人柄にもとっても癒されました! 最近、奈良には新進気鋭のシェフがお店を出したりしているらしく、美食家の間でも話題に。プライベートでもゆっくり訪れたいなと思っている場所でもあります。

今回は奈良は奈良でも市内ではなく、大自然に囲まれた日本一大きな村「十津川村」を中心にめぐる旅にOggi専属読者モデル・オッジェンヌの赤荻典子さん、片田亜莉紗さんと一緒に取材へ出掛けてきました。「十津川村」は奈良県の最南端に位置する、日本一の広さを誇る村。西は和歌山、東は三重に接した森林と水資源に恵まれた広大な自然に囲まれた村です。

その秘境的な大自然からは計り知れないパワーを感じられるので、旅をしに来てその魅力にどっぷりハマり、村に移り住みスローライフを楽しんでいる人もいるというほど!

山奥の広大な範囲に、吊り橋、滝、温泉、世界遺産(熊野古道、玉置神社)、アスレチックなどが点在しているので… さまざまなスポットに立ち寄りたいのなら、アクセスは車(レンタカー)が断然便利。近鉄大和八木駅とJR新宮駅の間を走る、日本一長い路線バスでのんびりスローなバス旅を楽しむ手もあります。

◆十津川でしたいこと 1:「谷瀬の吊り橋」でスリルを味わう!

十津川で最もメジャーな名所が「谷瀬の吊り橋」。十津川村では、切り立った谷に沿って熊野川が流れており、その川とともに生活していくためには吊り橋が不可欠。村内には大小さまざまな50もの吊り橋がかかっています。

昭和29年に村民たちが資金を集めて架けられた「日本一長い生活用の吊り橋」がここ「谷瀬の吊り橋」。今や多くの人が訪れる観光名所にもなっている吊り橋ですが、川からの高さは54m、全長297m、揺れる橋を渡るのはスリル満点! 橋の上から望む渓谷や川の流れ… 景色も格別です。

◆十津川でしたいこと 2:古民家再生の宿で暮らすように過ごす

十津川村には温泉宿や民宿などもありますが、より滞在をスペシャルなものにしたいのなら、築100余年の古民家をリノベーションした宿「大森の郷」に泊まるのもおすすめ。樹々がうっそうと茂る細い山道を登った先の標高300mを越える小高い山に位置する、昔ながらの山村の中にある木の温もりあふれる宿。

十津川村の木材を使用し、家具デザイナーに特注した家具もステキ! 本格的なキッチンを完備しているので、食材を持ち込んで料理して、檜風呂でくつろいで、冬は暖炉を囲んで語り合う… 旅がより一層特別な時間になるはず。

大森の郷

◆十津川村でしたいこと 3:熊野古道、小辺路で自分と向き合う

千年以上も前から巡礼道として多くの人々が歩き、祈りを捧げてきた熊野三山を擁する熊野古道。「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されており、高野山から熊野本宮へ向かう全長72kmの参詣道「小辺路(こへち)」が十津川村を縦断しています。

そこは、手つかずの自然の中に、古来からの石畳や屋敷跡が残された祈りの道。登山するつもりで10数kmを本格的に歩いて自分自身と向き合いながらパワーチャージするもよし、軽く散策して大自然に身を置き、深呼吸しながら絶景を仰ぐもよし!

◆十津川村でしたいこと 4:ヘルシーで美味しい! 十津川産ジビエに舌鼓

奈良といえば神の使いとして鹿をイメージする人も多いと思いますが、十津川村では、昔から地元の猟師さんが野生の鹿が作物を荒らすので害獣駆除のために鹿を狩り、食べるジビエ文化があったのだとか。今年、村内に食肉加工施設ができ、安心安全な鹿肉を宿でも提供できるようになったそう。

村内でも人気の温泉宿「湖泉閣 吉乃屋」では「十津川産じびえ鹿肉フルコース」(要予約・2名~)が話題! 脂肪が少なく、低カロリーなのに高たんぱく、鉄分も豊富でヘルシーな鹿肉。十津川産のフレッシュな鹿肉はくさみがまったくなく旨味たっぷりで、ジビエ初心者でも思わずヤミツキになってしまう美味しさ♪ 十津川村に来たらぜひ食べてもらいたいとっておきグルメです。

湖泉閣吉乃屋

◆十津川村でしたいこと 5:「空中の村」で遊んで、深呼吸して、リラックス!

もともと21世紀の森・紀伊半島森林植物公園の一角に、十津川の魅力に魅せられ移り住んだフランス出身のジョラン・フェレリさんが手掛けて今年4月にオープンしたのが「空中の村」。アスレチックとアート、憩いの場を融合させたレジャー施設で、フランスの技術を用いて木々の間に網の吊り橋やくつろげるスペースを配置。

地上4〜12mの高さに位置する宙に浮いた空間を歩いたり、ピクニックしたり、読書や昼寝をしたり…。森林浴の癒し効果を存分に味わえ、子供だけでなく大人も童心に戻って思いっ切り楽しめる最新スポット。

空中の村

◆十津川村でしたいこと 6:注目の最強パワースポット・玉置神社でイイ気をいただく

熊野三山の奥の宮ともいわれ、標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座する「玉置神社」は、「神に呼ばれた人しかたどりつくことができない」と言われている神秘にあふれた神社。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産でもあり、「パワーをもらいたい」という人が日本中から参拝に訪れている最強のパワースポット。十津川村を訪れたのなら、絶対に外せない神聖な場所です。「玉置神社」について詳しくは… 後編でもご紹介しますね!

玉置神社

十津川村の魅力は、いるだけで森林浴さながらの大自然に囲まれ、心穏やかに時が流れ、都会の喧騒で疲れた心を自然と癒してくれるところ。一緒に行った旅友との絆も深まり、自分自身を振り返る時間ができ、心満たされる旅が、きっとここにあります!

十津川村についてはこちらから
奈良の旅情報はこちらから

撮影/女鹿成二 モデル/赤荻典子、片田亜莉紗(オッジェンヌ) 構成/門司紀子

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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