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2020.09.04

「拝借」の意味や使い方の例文! 類語や対義語も合わせて解説

ビジネスシーンで耳にすることがある「拝借」。言葉は知っているけど、正しい使い方は曖昧というような人も多いかもしれません。本記事では、「拝借」の正しい意味や使い方、言い換えられる言葉・対義語も合わせて解説していきます。

【目次】
「拝借」の意味とは? 人にも物にも使う言葉
「拝借」を使う時の注意点
「拝借」の使い方を例文で知ろう
「拝借」の類語とは?
「拝借」の対義語とは?
最後に

「拝借」の意味とは? 人にも物にも使う言葉

ビジネスシーンで耳にすることがある「拝借」。「言葉は知っているけど、正しい使い方は曖昧かも…」、というような人も多いかもしれません。では、「拝借」とは、どのような使い方をするのが正しいのでしょうか。「拝借」の意味や、言い換えられる言葉・対義語も合わせてご紹介していきます。

(c)Shutterstock.com

拝借」の正しい意味は何でしょうか。また、人や物に対してどのように使うのか、見ていきましょう。

「拝借」の意味

「拝借」とは、「借りる」の謙譲語です。「つつしんで借りる」という意味になります。

「拝借」の「拝」は、「自分の行為に冠して、相手に敬意を示す」という意味です。「拝借」は、「借りる」という動作に「拝」をつけることで、相手よりも自分の立場を下に置き、相手への敬意を示します。

「拝借」は、「人や物を借りる」ということを、へりくだって相手に伝える時に、使います。そのため、自分と同等の相手や目下の人に「拝借」を使用すると、不自然になりますので覚えておいてくださいね。

「拝借」を使う時の注意点

次に、「拝借」を使用する際に、注意しなければならないことを具体的に見ていきましょう。

1:相手や目上の人の動作には使えない

「そちらを拝借ください」、「部長が例の資料を拝借されました」。このような「拝借」の使い方は、誤りです。「拝借」とは、自分の行為をへりくだって、相手に伝える時の言葉です。あくまで「拝借」は謙譲語なので、相手の動作の表現には使えません。

相手や目上の人の動作を表すときは、「お借りになる」というような尊敬語を使いましょう。

2:「ご拝借」は、二重敬語で誤った表現

「拝借」という言葉には、この単語のみで謙譲語の意味を含みます。つい丁寧に表現しようとして、「ご拝借」と使いがちですが、これは誤りです。「ご」には、それだけでも謙譲の意味があります。そのため、「ご拝借」だと二重敬語になってしまうので使うことができません。

3:物だけでなく意見を伺う時にも使える

「拝借」は、物を借りる場合に使われることが多いです。しかし、「部長のご意見を拝借させてください」や「お知恵を拝借いたします」というように物以外にも使うこともできます。

ビジネスシーンで、相手に敬意を示しつつ意見をもらいたい時などは、謙譲語の「拝借」を使用してみましょう。

「拝借」の使い方を例文で知ろう

(c)Shutterstock.com

「拝借」を使用した例文を見て、実際に使えるようにしましょう。

1:「今回のプロジェクトに関する、○○部長のお知恵を拝借させていただけないでしょうか?」

この例文は、へりくだって、目上の人の意見や知恵を借りる場合の言い回しです。

2:「ご都合のよろしい時に、サンプルを拝借しにおうかがいいたします」

社外の取引先などや目上の人に、より丁寧に物を借りることを伺う表現の一つです。ビジネスメールでも使われる言い回しになります。

3:「先日は、貴重なお時間を拝借させていただきました。誠にありがとうございました」

こちらは、へりくだって相手にお礼を言う場合の例文になります。意見や知恵、物の他に時間を取ってもらった際にも使うことができますよ。ビジネスシーンで使われることが多いですね。

「拝借」の類語とは?

(c)Shutterstock.com

「拝借」はどのような言葉に言い換えられるでしょうか。類語も一緒に覚えておくと便利ですよ。

1:「借りる」

「借りる」は、「あとで返すことが前提で、人の物を一時的に自分の所有物として使う」という意味です。「拝借」とは違って、謙譲語の意味はありません。また、敬語でもありません。

目上の人の動作を表現する時は、「あの資料は、部長がお借りになっています」というように尊敬語の形に変換します。

例文:「緊急会議のため、こちらの部屋をお借りしたいのですが」

2:「借用」

「借用」とは、「使うために、借りて使用すること」という意味です。こちらも、「拝借」と違い、謙譲語・尊敬語の意味はありません。また、「借用」は借りたものを使うことが前提の表現になります。

例文:「機材を借用させていただきたいのですが」

3:「チャーター」

「チャーター」とは、「契約を結び、一時的に乗り物を使用すること」という意味です。また、「貸切る」という意味もあります。

例文:「社員旅行のためのバスを3台、チャーターしておいてください」

「拝借」の対義語とは?

(c)Shutterstock.com

「拝借」の反対の意味を持つ言葉は何か、見ていきましょう。

1:「貸す」

「貸す」は、「人に自分の物を渡して、一時的に使わせること」を意味します。何かを使わせる期間が短いか長いかは、その時々、貸す物でも変わります。

例文:「私でよければ、ぜひとも力を貸すよ」

2:「貸与」

「貸与」は、「たいよ」と読み、その意味は、「返してもらうことが前提で、貸し与えること」です。また、相手に貸す物は、主に金品となります。ただ、「貸与」を会話で使用することは少ないのが現実。「貸与」は、「拝借」の対義語ですが、「借用」の反対語でもあります。

例文:「大学の奨学金を貸与する」

3:「貸し出す」

「貸し出す」とは、「銀行などが物を貸して、一定期間それを持ち出すことを許可する」という意味です。

例文:「貸し出し金利は、業績や個人の資産状況によって異なります」

最後に

いかがでしたか。ビジネスシーンで用いられる「拝借」は、あくまで自分の動作をへりくだって相手に伝える時に使う言葉でした。尊敬語と謙譲語は混濁してしまいがちではありますが、「拝借」は謙譲語だと、この機会にしっかり心に留めておいてください。うっかり誤って、上司の動作を表現する際に使わないよう、気をつけてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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