妊活の基礎検査。超音波(エコー)検査の服装や持ち物の注意点は?【30代からの不妊治療】
妊活を始めて3年。現在34歳の私の体験から、妊娠を考えているカップルにとって少しでも役に立つような情報をレポート形式でお届けします。
前回、初めて訪れたレディースクリニックでの様子をお届けしました。今回は、エコー検査の模様と検査にかかるお金問題をお送りします。
◆エコー検査の日はスカートで行った方がイイ
血液検査の結果がでるまで、生理周期にあわせて超音波検査を追加した私。エコーは下を脱ぐので、女性の先生に診てもらえるのはよかったです。
人間ドックの婦人科検診でエコー検査を受けるときは、検査着(ガウンみたいなの)を渡されて、それ着たままいろんな検査を受けてまわることが多いですよね。でも妊活のエコーは、来院した服で検査をします。うっかりパンツ姿でいってしまうと、下半身完全全裸の状態で検査台に乗らねばならないので、私はなるべくスカートでいくようにしました。しかも、ストッキングだと毎回脱いだり履いたりでもたついてしまうので、ロングのスカートに靴下が一番ラクだと思いました。
◆保険がきかない妊活の検査
検査のなかには保険がきかないものがあり(エコーも一部自費診療なので毎回5千円以上かかった!)、その場合は費用が高くなります。
クリニックにもよりますが、私の行ったところは、クレジットカードが1万円以上しか使えなかったので、微妙な金額の現金が、検査のたびにパラパラとお財布から出ていくハメに…。普段、ほぼキャッシュレスで生活していたので、クリニックでの現金払いが心にダメージとしてジワジワ来る…。あぁ、痛い。
プレ妊活とかいって、お守り替わりのつもりで受けている検査で「お支払いは6千円です」「本日は7千円です」とか言われてしまうと、「あぁ、けっこうおいしいディナーが食べられる値段じゃないか…」と、どんよりした気分になっていきました。
検査のあとは「やけ酒」ならぬ、「やけ焼肉」を食べて帰宅
検査自体は、毎回待ち時間をいれても長いときで2時間程度。しかし帰りは、何とも言えない疲れが襲ってきました。体力も気分も、とにかく落ちる。やけ酒でも飲みたいけれど、妊活してるのにお酒を飲むって罪悪感あるよなぁ。
しょうがないから、私がストレス解消にでかけたのは「ひとり焼肉」でした。大好きなお肉をむしゃむしゃ食べているとスッキリする。今まで、焼き肉屋にひとりで入ることなんて一回もなかったのですが、プレ妊活でいきなり変なルーティンができてしまいました…(笑)
お肉をモグモグしながら「妊活の精神的な負担って、コレか…!」とわかったような気分になったのですが、この数日後、検査の結果が言い渡されて、頭が真っ白になります。
そのお話は、また次回に。
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クロサワキコ
34歳・主婦ライター。妊活歴3年目。男性不妊の治療や人工授精に体外受精、ステップアップを重ねていくなかで感じた不妊治療のリアルな本音を発信しています。