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LIFESTYLE

2020.07.27

これからの旅に必要なのは○○チェック? 箱根「ホテルインディゴ箱根強羅」の魅力【山下マヌーの旅コラム2020】

旅行コラムニスト・山下マヌーさんの目的達成旅のススメ。今回は、最近注目を集めるマイクロツーリズムを箱根強羅「ホテルインディゴ箱根強羅」で実践したレポートをお届け。前編です。【The Bucket List 旅行者のための死ぬまでにやっておきたいこれだけのこと】

WITH コロナ時代の旅スタイル?
マイクロツーリズムを箱根強羅に日本初進出した『ホテルインディゴ箱根強羅』で実践

主に海外旅行に関する本を書くことを生業としてきた自分。しかしながらこのコロナ禍。自由に気兼ねなく海外に行くことは、当分無理。業界の人々の間では「以前のように回復するのは、早くても2024年頃」(!)などと囁かれていたりします。

2024年といえば、次のオリンピックイヤーじゃないですか。そんなに長い間待てるわけがないし、コロナ自粛中に溜まりに溜まった旅マインドは高まる一方。そこで、近頃耳にする「マイクロツーリズム」という、新しい旅スタイルに注目。

「マイクロツーリズム」とは、激減した訪日インバウンド需要を回復させるため、日本人に国内旅行に再注目してもらい、需要を喚起しようというもの。行き先は、なるべく人との接触機会を避けるために、近場が推奨されます。つまり「家の近所の観光地に出かけよう!」と、簡単にいえばそんな旅スタイル。withコロナ時代の旅のトレンドになるのでは、とも言われています。

そうか、トレンドになるのか。ではその前にいち早く実践してみようではないか、というのが今回の旅。横浜に住む自分にとって、マイクロツーリズムに適した場所はいろいろある中、決定したのは神奈川を代表する山リゾート、箱根の強羅。箱根の中でもグレードの高いとされる強羅エリアで、まったり過ごしたいというのがその理由です。

宿泊は『ホテルインディゴ箱根強羅』を選択。「HOTEL INDIGO」というホテル名、まだ聞き慣れない人も多いと思います。IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)の、「アップスケールブティックホテルブランド」という位置づけで、世界15カ国以上100軒を超えて展開中。そのHOTEL INDIGOが今年(2020年)の1月末、日本初進出として強羅にOPEN… だったのですが、新型コロナの影響でオープン直後から6月30日までの期間クローズ。

そのため日本初進出だといのに、残念ながらそれほど話題になることも少なく…。しかし逆に考えれば、「知る人ぞ知るホテル」に泊まるという、ちょっとした優越感が得られたり。

ホテルインディゴ箱根強羅のコンセプトは「ネイバーフットストーリー」。ホテル周辺地域の特徴と特性にこだわり、それらを建物やインテリア、調度品、料理に活かしてホテルを作り上げていくという、チェーンホテルでありながら、同じホテルが2つとないユニークなコンセプト。まさにマイクロツーリズムという近場の旅だとしても、ローカルスタイルにどっぷりと浸れる(つまり旅感を高めてくれる)、そんな工夫が散りばめられているというわけです。

実際泊まってみてわかったのは、ネイバーフッドへのこだわりはちゃんとしてました。「地元の魅力を映し出す“ネイバーフッドストーリー”。土地に息づく魅力を掘り起こし、ユニークでこまやかな仕掛けとワクワク感にあふれたおもてなしで訪れる人の好奇をかき立て、本当のくつろぎを見つけてもらう、新感覚のホテル」と謳っているのは、決して大げさではないなぁと。

◆ホテル出入り口は木戸! そこを開けるとフロントが!

ホテル正面玄関。入り口はここだけ。つまりホテルの出入り口が木戸という、なんともびっくりなドア!

入り口に置かれた人力車。これに乗って街を案内してくれる… というものではなく。座ってインスタ記念撮影用です。

▲フロントは囲炉裏!

木戸からの囲炉裏フロント…。横浜の家から車で70分しか離れていないのに、かなり現実逃避感を高めてくれます。

▲木戸、囲炉裏からのウェルカムドリンクはお茶!

ウェルカムドリンクサービスを受けるまで、ここが外資系ホテルだったということを忘れていたくらい、すっかり「ネイバーフット」にやられまくりでございますよ。

◆そして気になるのが、ニューノーマル時代のホテルのウイルス対策

なるべく人との接触を避けつつの旅となると、安心できる自分たちの空間が確保できるかどうかが気になる、ホテルのウイルス対策。スタッフとゲストの両方を守るための対策をチェック。

入館時の検温、消毒はもはや当然になってきました。

チェックイン時に使ったボールペンは全て一回ずつ消毒され、部屋へ案内される前にはしおりと一緒にマスクが手渡されます。

レストラン利用時は距離を置いた席の配置が用意され、その中から希望の位置を選んで案内してもらいます。

レストランメニューは、紙を廃止し、QRコードに。

施術してくれる人との距離が近くなるスパでも様々な対策が施されています。

また、「HOTEL INDIGO」(IHG)では、「世界トップクラスの医療専門家を擁するCleveland Clinic(クリーブランドクリニック)との密接な連携により、ホテル業務の再開ならびに新しい環境でのクレンリネス衛生安全確保手順についてお客様の信頼を得ることのできる対策の導入に関するホテルチーム向けのガイダンスやリソースを用意しています」とのことで、その内容については「IHG クリーンプロミス」に沿って適切な対応・準備をしているよう。

これからのホテル選びの第一歩はウイルス対策チェックから。それがこれからの旅行者にとってのニューノーマル!

次回は、お部屋やお料理、非日常を与えてくれるホテルの仕掛けなどをレポートしたいと思います。

取材協力/ホテルインディゴ箱根強羅

山下マヌー Manoue Yamashita

雑誌編集者を経て旅行コラムニスト/作家に。渡航回数350回超、最新刊『 山下マヌーのランキンハワイ最新版』で著作は62冊に。

Travel columnist&writer after a magazine editor.
Over 350 times to foreign travel, and over 60 books of the copyright so that work.


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