【目次】
・腕まくりでシャツをかっこよく着こなそう
・シンプルにそのままたくし上げるやり方
・女性の腕まくり… コレに気を付けて!
・こなれ感のあるシャツの腕まくりワンテク編
・最後に
腕まくりでシャツをかっこよく着こなそう
シャツを着る際の“腕まくり”は、きれいめコーデを着こなすテクニックの鉄則! 手首周りを出して肌見せすることでヘルシーな着こなしに仕上がります。ただし、品良く見せる腕まくりにはポイントが。カジュアルすぎず、たくましくならないシャツの腕まくりのやり方を紹介します。
シンプルなまくり方からワンテクまで。シャツのデザインやコーデに合わせて取り入れてみてくださいね。
〈POINT〉
・腕まくりはかっこよく、できる女感アリ!
・肌見せはヘルシーですっきりとした印象に
・カフスの折り返しで印象を変えられる
シンプルにそのままたくし上げるやり方
ビッグサイズや襟コンシャス等トレンドアイテムとしても人気が高いシャツコーデ。腕まくりでいつもと少し違った雰囲気の着こなしを楽しんでみましょう。ここでは、シンプルにたくし上げた腕まくりの正解コーデを紹介。アイテムやカラーでどんな雰囲気に仕上がるか、確認していきましょう。
フェミニンなカラーも腕まくりでこなれ感
チアフルなムードを纏うなら、やっぱりきれい色。きれいめ派定番のシャツスタイルも、腕まくりでテンション高めにいきたい。
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肌見せでレイヤードも軽やかな印象に
注目アイテムのオーバーサイズのニットベスト。ダンガリーのブルー・Tシャツの白・スカートの黒をミックスしたこの配色にもぴったり。軽やかな着こなしとレイヤードを両立するには、肌見せが重要ポイント。まくり上げた裾から見える腕と、スニーカーからちらりと見える足首が女っぷりをあげる。
上品なアイテムをレディに着こなす
ライトブルー×ラベンダーの上級な色合わせが大人っぽい寒色コーデ。胸元のボタンを外して、腕まくりをすればAラインスカートのクラシカル感もさらに引き立ち、レディな印象に。
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長×長コーデを肌見せですっきりとまとめる
ボリュームのあるマキシスカートに、あえてインしない裾長シャツを合わせたコーデ。のっぺりとしない秘訣は、ウエストマークのベルトと、肌見せを叶えたシャツの腕まくり。カジュアルの中にもレディな雰囲気が漂う着こなしに。
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開襟シャツと腕の肌見せでヘルシーな印象を格上げ
透け素材のシャツは、上品にヘルシーに見せるのが洒落感のある着こなし。開襟シャツで首元がすっきりしたアイテムなら、腕まくりで相乗効果を狙って。ふわっとたくしあげた袖が、手首の細さを強調して華奢見えも叶う。
ボタンを留めたままぐっとまくり上げる着こなし
ライトブルーでつなげた淡トーンは、余裕ある大人の上級な着こなし。ざっくりとまくり上げた袖と、パサっと羽織った肩掛けカーディガンで、全体にできる女のこなれ感をプラス。
肌見せでヘルシーな着こなしが実現
シャツの袖を止まるところまでぐっとたくし上げ、腕の部分は空気感を含ませるようにして立体感をつくります。そのメリハリで手首周りが細見えに。また、肌の露出が増えることでヘルシーな雰囲気を演出します。
ニュアンスの出る袖口の場合
カフスの幅が広い場合、そのままたくし上げるだけで袖口にニュアンスが。特にボリューム感のあるシャツの場合は腕まくりをしてメリハリを。
ボタンを留めて上がるところまでぐっと引き上げる
ベルト付きの白シャツ×ベージュワイドパンツで、品のよさと感度の高さが共存するメリハリコーデに。空気を含んだシャツは、ウエストマークで緩急をつけスタイルアップも意識。シャツの裾とワイドパンツに広がりがある分、袖部分はボタンを留めてすっきりとまとめるのが好バランス。
モードな着こなしなら袖のくしゃっと感を残して
コンサバ感のある千鳥格子柄のフレアスカートを合わせたモードな着こなし。かっこよさのある装いなら、綺麗に袖をまくるより、ぐっとたくし上げた際にできるくしゃっと具合を残したほうが、こなれ感が増す。
女性の腕まくり… コレに気を付けて!
ヘルシーな肌見せが叶う腕まくりですが、一歩間違えればたくましい男性的な印象を与えかねない着こなしに。そこで、女性がシャツを腕まくりする際に気を付けてほしいポイントや着こなし術を紹介します。雰囲気やシーンに合わせて、意識してみて。
上品にまとめるなら袖口は折り返さずにまくって
体のラインを拾わないゆったりシルエットの白シャツ×スモーキーグリーンが決め手のロングスカートで彩るコーデ。ラフさよりも、上品な女っぽさを前面に出す時には、袖口はすっきりとまくり上げるだけがいい。
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袖口のボタンを開けた腕まくりは見た目印象に注意!
写真のように、袖口のボタンを開けてシャツを腕まくりすれば、カジュアルな印象に仕上がります。そのため、上品さや清潔感が求められる場面では、適さないことがあるので注意が必要。また、ボタンが開いているがゆえに、袖がずり落ちてくるとだらしない印象になるので、気を付けよう。
シャツの裾をタックアウトする場合は腕まくりで肌見せが好バランス
ほんのり透けるシアーのシャツにカラーボトムスを合わせてムーディに! シアーシャツの裾をタックアウトして着こなす場合は、全体がのっぺりしないよう、腕まくりして抜け感をプラスするのが女っぽコーデ。
こなれ感のあるシャツの腕まくりワンテク編
腕まくりは、シャツをお洒落に着こなすための一つのワザですが、ただたくし上げているだけでは、「暑いのかな?」と思われるかも! そこで、こなれ感のある腕まくりに仕上げるためのワンテクを紹介。カフスの折り返しなどでニュアンスを加えてみて。
袖の裾を折り返してニュアンスをつける
上下の色味は厳密に合わせず気構えず着るほうが、ダンガリーシャツやデニムをよりかっこよく、その人らしく着こなせる。カジュアルにかっこよく着こなすポイントは、裾を折りかえした腕まくり。ただたくし上げるよりも、カフスを折り返すことで、ラフさの中にもニュアンスのある洒落感がプラスされる。
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ジャケットとともにまくってシャツの袖をチラ見せ
ハンサムなジャケットとヴィンテージ気分なスカートの甘辛ミックススタイルに、ダンガリーシャツのカジュアルなブルーを合わせれば新しいムードに。甘めなスカートを活かしつつも、ラフなこなれ感を全体にまとわせたいなら、腕まくりが好相性。ジャケットとともに腕まくりをして、袖口にちらりと見えるブルーカラーが好バランス。
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小さなワンテクでよりスタイリッシュに
止まる部分まで袖をぐっとたくし上げたスタイル。カフスを少しだけ内側に折り込んで、袖口のモタつきをナチュラルに解消! 肌の露出もほどよくおさまり、カフスの幅が細くなることでより華奢見えに。
袖口のカフスを折り返したスタイル
きれいめな着こなしに合わせたいノーカラーシャツ。袖口はボタンを留めたまま腕まくりをして、カフス部分を少し折り返した着こなし。襟がない分、腕の部分に折り返しがあると、立体感が出てすっきりと見える。
シアーシャツの透け感×腕まくりの肌見せでヘルシーに
力みのない黒のシアーシャツは、かっこよさとラフさを両立するアイテム。裾はゆるっとタックアウトしてオーバーに着るのが旬。あいまい色のデニムと合わせるとほどよくカジュアルダウン。
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ざっくりとしたシャツは腕まくりもざっくりと
華やかなピンクを大人顔に昇華する、大胆にデコルテが開いたシャツ。胸元を開けてざっくりと着るなら、袖口もラフにまくり上げて抜け感を出すのが正解の着こなし。トップスが豪快な分、すっきりシルエットのボトムスでバランスをとって。
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シャツの素材感を生かすまくり方
袖口にふたつボタンがついているシャツ。袖口寄りのボタンだけはずしてたくし上げています。シャツの素材が生きてナチュラルなニュアンスが出ているので、特にカフスを折り返さなくても◎
レイヤードを重く見せないポイントは“3首”見せ
オーバーサイズのニットベストに、白シャツをインしレイヤードスタイル。トップスにボリュームが出がちな着こなしは、クロップド丈のスティックパンツですっきりとまとめつつ、手首の肌見せをするのがポイント。首元・手首・足首の“3首”が見えればすっきりと見せが叶う。
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最後に
今回は、シャツをお洒落に着こなすための女性の腕まくりのポイントを紹介しました。ボタンを留めるか開けるか、カフスを折り返すかそのままにするか等、ちょっとした違いでぐっと印象が変わることがわかりましたね。その日のイメージやシーンに合わせて、洒落感のあるシャツコーデを実践してみて。