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BEAUTY

2020.06.16

【医師監修】最新の研究でわかった! 紫外線対策にはアレをかけるのが有効!

紫外線がヒトに及ぼす影響についてお届けします。国立がん研究センター研究所でがん幹細胞研究分野分野長をつとめる増富先生の健康コラム。

国立がん研究センター研究所 がん幹細胞研究分野分野長 増富健吉

紫外線対策はさまざまな病気の予防につながる

(c)Shutterstock.com

例年なら、この時期、紫外線といえば、日焼けとの関係が主に取りざたされるが、今年は、なんといっても「新型コロナウイルスと紫外線の関係」が注目されている。病原体の殺菌・消毒効果を期待して、確かに、紫外線は殺菌灯などとして利用されているのできっと、新型コロナウイルスにも効果があるのではないかと想像はされているが、実際のところはまだわからない

「新型コロナウイルス対策として紫外線を浴びて日焼けするのはどうですか?」という質問をされることがある。「多分効果はないと思います」と答えるしかない。

◆紫外線と皮膚

(c)Shutterstock.com

紫外線と皮膚に関しては、多くの日本人女性は「シミ」との関係で紫外線を嫌う。日本人女性は将来のシミ対策で紫外線対策をする。一方で、西洋のヒトが男女を問わず紫外線を嫌う理由は、主に「皮膚がん」の発生のリスクの観点からだ。明らかに、欧米人は皮膚がんの発生頻度が、日本人よりも高いのだ。皮膚がんの原因のひとつは紫外線であることはわかっている。将来の皮膚がんの発生のことを考えると、紫外線対策は重要だと思う。そして「シミ」予防にもなる。

◆紫外線とサングラス

(c)Shutterstock.com

「まぶしさ」を客観的に測ることはできない。「痛み」や「苦しさ」も主観が混じるために、ヒトにより「表現」の仕方も様々だ。「大げさ」とか反対に「我慢強い」という表現につながる。太陽の光に対する「まぶしさ」も同じく、感じ方も様々。

しかし、白人の青い眼(メラニン色素が少ない)にくらべ有色人種の黒い眼は「まぶしさ」に強い。日本人はサングラスを「オシャレ」でかける人が多いが、白人はサングラスを「まぶしいから」かける。将来の白内障の予防のことを考えると、我々日本人も若い頃から、大まじめにサングラスをかけるのは大切なことだと思う。そのうえで「オシャレ」でもある。

◆「目焼け」予防がシミ予防に

(c)Shutterstock.com

最後に、紫外線、シミ、サングラスに関する、余り知られていない面白い話をしよう。「目焼け」って知っていますか? 「日焼け」でも誤字でもありません。

シミの原因は、「メラノサイト」という皮膚の奥深くに存在する色素細胞の活性化が影響している。メラノサイトは髪の毛の黒色、目の瞳の黒色と言った色素の元であると同時に、日焼け、シミ、の原因ともなる。日焼け予防といえば、日傘、UVカットのファンデーション。しかししかし、それだけではもう古い。

最新研究では、目から入る紫外線が、全身のメラノサイトを刺激! 目から入る紫外線が将来の全身のシミの原因になる可能性があるというのだ。

◆「最新のシミ予防」としてサングラス着用を!

サングラスの着用は、目にとっても大変重要なこと。将来の白内障の予防にもつながるし、その上、美肌にも繋がるとなれば一石二鳥。週末におこなった実験で明らかになったことがある。

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夏場のマスクは、熱中症のリスクも考えられます。水分補給はこまめにしてください。

TOP画像/(c)shutterstock.com

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国立がん研究センター研究所 がん幹細胞研究分野分野長 増富健吉

1995年 金沢大学医学部卒業、2000年 医学博士。
2001年-2007年 ハーバード大学医学部Dana-Farber癌研究所。2007年より現職。
専門は、分子腫瘍学、RNA生物学および内科学。がん細胞の増殖と、コロナウイルスを含むRNAウイルスの増殖に共通の仕組みがあることを突き止めており、双方に効く治療薬の開発が可能かもしれないと考えている。
専門分野:分子腫瘍学、RNAウイルス学、RNAの生化学、内科学。
趣味:筋トレ


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