ヌーディーメイクとは?
ヌーディーメイクとは、血色感やメイクに使う色をできるだけ抑えたメイクのこと。華やかさはないものの、清潔感や洗練さが出て色っぽい印象を与えることができるメイク方法です。
ポイントは素肌を生かす「ベージュ」カラーをメインで使用すること。色でパーツを目立たせるのではなく、陰影で骨格を際立てるイメージです。
【アイメイク】ベージュで陰影をつけて立体感を
ベージュをまぶたに塗っても変わらないのでは? と思うかもしれませんが、うっすらと影を落とすことで何も塗らないときと比べ、立体感が大幅にアップします。明るめのベージュなら、目元のくすみを晴らす効果も。アイラインやまつ毛メイクに使うことで控えめながら主張ゼロではない、魅力的な目元を作りましょう。
使用アイコスメはコレ!
▲カネボウインターナショナルDiv. カネボウ アイカラーデュオ 24 ¥2,530
骨格やまつ毛を際立てるベージュアイシャドウ。
▲セザンヌ化粧品 アイジェニックカラーライナー 10 ¥891
目のフレームを際立てるグレージュカラーのリキッドアイライナー。
▲エレガンス コスメティックス エレガンス カールアメイジング マスカラ BK10 ¥4,400
超極細ブラシのマスカラ。濃密な目元印象に導く。
アイメイクのやり方
ベージュアイシャドウをまぶたに塗ったら、ビューラーを使ってまつ毛をしっかりカールアップ。そこにマスカラを上まつ毛と下まつ毛にたっぷりと絡ませる。ダマにならないよう、液を塗布した後はコームで丁寧に余分な液を取り除いて。アイライナーは目のキワに細く入れ、目尻は5mmほど延長させくっきりアイに。
目元のヌーディーメイクが完成
カラーレスでぼやけがちな大人の目元が、キリッと引き締まった印象に。
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【チーク】ベージュカラーで骨格を引き立てる
チークはピンク系カラーでかわいらしい血色をプラスするのではなく、ベージュ系カラーで骨格を際立て、美人顔を目指します。どうしても顔のくすみが気になる場合は、ピンクやオレンジ、ブラウンをほんのり含むベージュカラーをセレクトすればOK。色だけでなく入れる場所も重要です。
使用チークはコレ!
▲常盤薬品工業 サナ エクセル オーラティック ブラッシュ AB09 ¥1,980
肌のハリツヤが映える、モーブみを含んだくすみカラー。シックなウォームブラウンで骨格を際立てる。
チークの入れ方
ブラシはチークをコントロールしやすい細身&小ぶりがおすすめ。チークを含んだら、小さくらっきょう形に頬に入れる。肌感をあえて頬に残すことで、顔がキュッと上がって見える。
チークを引き立てるために、影を仕込むのも有効。シェーディングペンシルを使って、チークの終点からV字を描くよう入れてなじませて。ここに影を入れるだけで、中顔面がグッと短縮!
チークのヌーディーメイクが完成
カラーレスでも顔のメリハリがアップ!
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【リップ】血色ベージュで上品な顔立ちに
リップもベージュカラーで顔に統一感を出します。ただし、まったく血色感がないと具合が悪そうに見える恐れもあるので、完全なカラーレスではなく少し赤みが入ったベージュカラーや、ブラウンみのあるベージュカラーを選ぶと、まとまりを損ねずに清潔感あるヌーディーメイクに仕上がります。
使用リップはコレ!
▲SHISEIDO テクノサテン ジェル リップスティック ¥3,960(モデルの使用カラーは402)
オイルをジェル化した弾力あるテクスチャーのリップ。ひと塗りで軽やかにフィットしうるおいを閉じ込めて、ふっくらとツヤのある美発色仕上がりに。
リップの塗り方
唇全体にラフに直塗りする。縦ジワをならすように意識するのがポイント。
唇中央に重ね塗りし、色とツヤをたっぷりと盛って立体感を出す。
口角から上唇の山へ、下唇の中央へとリップブラシでオーバーに塗り、厚みが出るようふくらます。
リップのヌーディーメイクが完成
程よいツヤと発色のバランスが絶妙! 控えめカラーながらふっくらツヤやかな仕上がりに。